ロック史を塗り替える革命でもあったKISSのデビュー。その現場を極上サウンドで体験できる奇跡のライヴアルバムが登場です。そんな本作に吹き込まれているのは「1974年7月16日バトン・ルージュ公演」。その超絶級オーディエンス録音です。独自の関係者ルートでKISS全史をご紹介しておりますが、特に1974年は入念にアーカイヴ。新名盤『GEORGETOWN 1974 2ND SHOW』が大好評となったばかり。作品数も多くなってきましたので、まずは活動概要を俯瞰しながらコレクションを整理しておきましょう。“KISS Tour”・1月8日ー2月21日:北米#1(8公演)《2月18日『KISS』発売》・3月22日ー8月4日:北米#2(64公演)←★ココ★《8月『HOTTER THAN HELL』製作》・9月13日ー10月4日:北米#3(13公演)←※TORONTO SEPTEMBER 1974 “HOTTER THAN HELL Tour”・10月16日ー12月31日:北米#4(42公演)←※EAST LANSING 1974 これが1974年のKISS。“KISS Tour”はウォームアップ的な「北米#1」から『HOTTER THAN HELL』製作後の「北米#3」まで多彩でしたが、メインだったのが「北米#2」。公演数が多いこともあって名作ライヴアルバムも数多く残されました。さらに日程をフォーカスしてみましょう。「北米#2」の詳細・3月22日ー25日(4公演)*3月25日『GEORGETOWN 1974 2ND SHOW』・3月29日ー4月3日(4公演)*4月7日『DETROIT 1974 1ST NIGHT: PRE-FM REEL』・4月8日ー17日(7公演)*4月18日『DEFINITIVE MEMPHIS 1974: SOUNDBOARD』・4月19日ー5月30日(19公演)*5月31日『COMPLETE LONG BEACH 1974: FM BROADCAST』・6月1日ー7月14日(15公演) *7月16日:バトン・ルージュ公演 ←★本作・7月1日ー8月3日(5公演)*8月4日『SOUTHBEND』……と、このようになっています。本作のバトン・ルージュ公演は、その中でも終盤近い57公演目でした。そんな現場を真空パックした本作は「KISS Tourの最高傑作」ともなる衝撃のサウンド。上記リストには「PRE-FM」「SOUNDBOARD」やら錚々たるライン物が並んでいるわけですが、本作はそうした傑作群を完全に凌駕している。ウソをつくわけにもいかないので「オーディエンス」と隠しかないのですが、流れ出るサウンドには「コレのどこが客録?」としか思えない。ヘッドフォンでいくら耳を澄ましてみてもオーディエンスの証拠と言ったら曲間のわずかな拍手くらいしかないのです。しかも、本作はそんな超絶録音のベスト・マスターでもある。実のところ、この録音はコア・コレクターには知られてきたのですが、それらも右チャンネルにパチ・ノイズが散見していた。それに対して本作はいつもの独自ルートでもたらされたマスターであり、唯一の欠点であった右チャンネルのノイズすらないのです。また、もう1つコア・コレクターの方にお伝えしたいのがフル収録であるという点。以前から「アンコールが録音されていない」と記されている資料もあったのですが、実はこれは間違い。この日は(ヘッドライナーのBLUE OYSTER CULTを食ってしまったのか)KISSのアンコールを許可されず、「Let Me Go Rock and Roll」が演奏されなかったのです。正直なところ、サウンドボードでも貴重度優先にならざるを得なかった1974年の“KISS Tour”。それをどの時代の超名盤にも引けを取らない超・極上サウンドで体験できる。まさに奇跡のライヴアルバム、永遠の絶対作です。もはやオーディエンス/サウンドボードの区別をも超えた究極マスター。「1974年7月16日バトン・ルージュ公演」の超絶級オーディエンス録音。独自の関係者ルートでもたらされた新発掘マスターで、従来マスターでは耳障りだった右チャンネルのノイズもない最高峰更新盤。数々のサウンドボード・タイトルも超越した「KISS Tourの最高傑作」です。ブルー・オイスター・カルトの前座。考えられないような話ですが、アンコールの演奏を許されなかったとのことです。Independence Hall, Baton Rouge, LA, USA 16th July 1974 TRULY PERFECT/ULTIMATE SOUND★UPGRADE ★超高音質録音 (32:01) 1. Intro 2. Deuce 3. Strutter 4. She 5. Firehouse 6. 100,000 Years 7. Black Diamond Paul Stanley - Guitar, Vocal Gene Simmons - Bass, Vocal Ace Frehley - Guitar Peter Criss - Drums, Vocal