あの衝撃の『ANAHEIM 1974 1ST NIGHT』さえ霞む超絶のミラード・マスターが新発掘! 絶対名手の本領発揮サウンド2CDの誕生です!そんな本作に刻まれているのは「1977年8月14日ロングビーチ公演」。その超絶級オーディエンス録音です。マイク・ミラードと言えば、YESやGENESIS録音が有名ですが、(数は少ないものの)EL&Pも残されました。中でも記憶に新しいのは名盤『ANAHEIM 1974 1ST NIGHT』。「公式LADIES AND GENTLEMENの姉妹作」とまで言われたサウンドはまさに衝撃だったのですが、当時のミラードはまだ本当の才能を開花させてはいなかった。彼を歴史上の偉人にまで高めたのは名機「AKG 451eマイク+Nakamichi 550デッキ」であり、その出会いは1975年3月(最初の録音はFOGHATでした)。そう、本作は彼の才能が完全開花した後の録音であり、「真なるミラード・サウンドのEL&P」なのです。ここで熱心なコレクター諸兄なら「ロングビーチ録音って前にもあったよね?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。その辺をご説明するためにも、まずはショウのポジションを探っていきましょう。1977年《3月17日『四部作』発売》・5月24日ー8月26日:北米#1(66公演)←★ココ★・10月15日ー11月30日:北米#2(35公演)1978年・1月16日ー3月13日:北米#3(48公演)←※NASSAU COLISEUM '78《『ラヴ・ビーチ』制作→EL&P解散へ》これが全盛を極めていた1973/1974年のEL&P。日程で分けるとざっくり「北米#1-3」に三分割できます。このうちメインだったのは「北米#1」で、本作や公式『LIVE IN MONTREAL 1977』もここから生まれました。あまりにも長大なレッグでもありますので、本作に関係の深い「8月」に絞り込んでフォーカスしてみましょう。8月期の詳細*8月6日『OAKLAND 1977』・8月9日+10日(2公演)・8月11日:ロングビーチ公演*8月12日:ロングビーチ公演 ←※伝統録音*8月13日『SAN BERNARDINO 1977』*8月14日:ロングビーチ公演 ←★本作★・8月15日ー23日(8公演)*8月26日:公式『MONTREAL 1977』他……と、このようになっています。最終日に公式作品もありますが、注目していただきたいのは中盤のロングビーチ公演。間に『SAN BERNARDINO 1977』を挟みつつ「8月11日・12日・14日」の3公演がありました。アナログ時代から有名なのは「8月12日」ですが、本作は3公演目の「8月14日」です。実のところ、この3公演目も初めてではない。8年前に衝撃を呼んだ名盤『LONG BEACH 1977 FINAL NIGHT』でもお馴染みでもあります。前置きが長くなってしまいましたが、ここで本作の登場。そんなロングビーチ最終日の最高峰を大幅更新する新録音なのです。そのサウンドは……超絶すぎる! ここまでつらつらと書いておいて何ですが、本作のサウンドは既発群をさっぱり忘れて頂いて構いません。もう、完っ全に別次元。「完全に」ではなく「完っ全に」。そもそも既発とは別録音なので違うのは当然ですが、それにしても超絶すぎる。『Virtuoso 346/347』にしても70年代にしては破格のサウンドではありましたが、本作は50年の時空さえ吹っ飛ばしている。芯の極太感も、ゼロ距離な密着感も、周囲のオーディエンス・ノイズのなさも、完全サウンドボード級。考えてみれば1977年はミラード史でも象徴的な名作を生み出し続けた絶頂期。本作もまた、幾多のミラード作品でもトップ・クラスであり、カリスマ的な「Millard in 19177」ブランドを一層輝かせるに十分なのです。『ANAHEIM 1974 1ST NIGHT』でさえ伝統の公式名蛮に匹敵する素晴らしさでしたが、本作はその高みを軽々と超えてきました。なぜ「AKG 451eマイク+Nakamichi 550デッキ」導入以前/以後でミラード史が分断されるのか。本作を聴けば海よりも深くご理解いただけるでしょう。「本領ミラード+絶好調EL&P」の出会いがどれほど凄まじい音を残し得たのか。「1977年8月14日ロングビーチ公演」の超絶級オーディエンス録音。既発とはまったくの別録音で、絶対名手マイク・ミラードの大元マスター。そのサウンドは既発どころかミラード全作品でもトップクラスで、芯の極太感も、ゼロ距離な密着感も、周囲のオーディエンス・ノイズのなさも、完全サウンドボード級。「AKG 451eマイク+Nakamichi 550デッキ」導入で才能を完全開花させたミラードによるEL&Pが味わえる歴史的大名盤の誕生です!Long Beach Arena, Long Beach, CA. USA 14th August 1977 ULTIMATE SOUND 初登場・既発とは比較にならない程の超高音質 既発別音源で、既発とは比較にならない程の高音質。 Disc:1 (51:37) 1. Intro. 2. Karn Evil 9 1st Impression Pt. 2 3. Hoedown 4. Tarkus 5. Moog Tuning 6. Take a Pebble 7. Piano Concerto No. 1 1st Movement 8. Take a Pebble (Conclusion) 9. C'est la vie 10. Lucky Man 11. Keith MC "Synthesizer broken down..." 12. Knife Edge Disc:2 (63:31) 1. Pictures at an Exhibition 2. Still You Turn Me On 3. Tank incl. Drum Solo 4. Nutrocker 5. Pirates 6. Fanfare for the Common Man / Rondo 7. Finale