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Emerson,Lake and Palmer エマーソン・レイク・アンド・パーマー/CA,USA 8.11.1977 Mike Millard Master Tapes

「全盛ミラード+EL&P」の強力タッグが再び! 衝撃を呼んだ『LONG BEACH 1977 3RD NIGHT』の姉妹マスターが新発掘。そんな本作に永久保存されているのは「1977年8月11日ロングビーチ公演」。その超極上オーディエンス録音です。現場は前回作『LONG BEACH 1977 3RD NIGHT』と同じ“ロング・ビーチ・アリーナ”ですが、もちろん(?)本作は別公演。さらに言えば、アナログ時代から有名な録音『LOOKING OUT FOR #1』とも異なる。前作の解説とも被りますが、まずはその辺の状況を当時の活動概要で確認してみましょう。1977年《3月17日『四部作』発売》・5月24日ー8月26日:北米#1(66公演)←★ココ★・10月15日ー11月30日:北米#2(35公演)《11月25日『作品第2番』発売》1978年・1月16日ー3月13日:北米#3(48公演)←※NASSAU COLISEUM '78《『ラヴ・ビーチ』制作→EL&P解散へ》これが全盛EL&Pの最後を飾った“WORKS Tour”の全体像。このうち、マイク・ミラードが参加したのは「北米#1」のことでした。最大レッグだけに作品数も多く、公式『LIVE IN MONTREAL 1977』や当店の名作群も多い時期。ここでは本作周辺の「8月」にフォーカスを絞ってコレクションを確認してみましょう。8月期の詳細*8月6日『OAKLAND 1977』・8月9日+10日(2公演)*8月11日:ロングビーチ公演 ←★本作★*8月12日:ロングビーチ公演 ←※伝統録音*8月13日『SAN BERNARDINO 1977』*8月14日『LONG BEACH 1977 3RD NIGHT』・8月15日ー23日(8公演)*8月26日:公式『MONTREAL 1977』他 ……と、このようになっています。ロングビーチ公演は間にサンバーナーディーノ公演を挟みつつ、「2+1=3公演」を実施。前回作『3RD NIGHT』は最終日だったわけですが、本作は続編でありつつ、日程的には遡った初日のライヴアルバムなのです。そんな現場を伝えるサウンドは、さすが絶対名手の業物。前回作でも名機「AKG 451eマイク+Nakamichi 550デッキ」を導入した本領発揮サウンドが爆発していましたが、その凄まじさは本作でも変わらない。ポジションの違いなのか音色のニュアンスは異なっているものの、それも優劣で論じるほどの差異ではない。強いて比べるなら本作は鳴りがやや厚めな反面、芯の力強さは一層増している。より鮮やかなのは『3RD NIGHT』であり、よりオンなのは本作……という感じです。サウンド・クオリティに優劣がない一方、内容的には明らかな差がある。残念ながら負けているのは本作の方で、1曲目「Karn Evil 9 1st Impression, Part 2」で録音スタートが遅れており、曲の途中から始まっているのです。さらに言いますと、ネット公開された原音では、この曲の35秒辺りに大きなノイズも発生していました。このノイズは当店の独自マスタリングで補正。違和感のない最高峰更新サウンドを実現した事により、無事こうして永久保存が実現したのです。そんな肉厚ミラード・サウンドで描かれるのは、実演家として絶頂時代にいたEL&Pのフルショウ。セットは前作『3RD NIGHT』と同一ですが、公式『NASSAU COLISEUM '78』や名盤『WHEELING 1977 SOUNDBOARD』『MEMPHIS 1977 SOUNDBOARD』とは異なる。ここで比較しながら整理してみましょう。ELP四部作・Piano Concerto No. 1, 1st Movement/C'est la Vie/Tank/Pirates/Fanfare For The Common Man (incl. Rondo) その他・デビュー作:Take A Pebble/Knife Edge(★★)/Lucky Man・展覧会の絵:Pictures At An Exhibition/Nutrocker・恐怖の頭脳改革:Karn Evil 9 1st Impression, Part 2(★:不完全)/Still…You Turn Me On(★★)・その他:Hoedown/Tarkus※注:「★」印は公式『LIVE AT NASSAU COLISEUM '78』で聴けなかった曲。特に「★★」印はプレス名盤『WHEELING 1977 SOUNDBOARD』『MEMPHIS 1977 SOUNDBOARD』にもない曲。……と、このようになっています。『LIVE AT NASSAU COLISEUM '78』など、「北米#2」では『作品第2番』ナンバーも大量に投入されましたが、ここでは『四部作』まで。特にこの時期の「Knife Edge」は意外と美味しかったりします。YESやGENESISの名作群で証明されている通り、ミラードのプログレ愛は本物です。そして、1977年と言えば彼の名声を確立した超名作が大量に残された黄金時代。本作は、そのポテンシャルを見せつけるような超極上サウンドで“WORKS Tour”を真空パックした文化遺産アルバムなのです。これまで存在すら知られてこなかった絶対名手の大元マスター・サウンド。「1977年8月11日ロングビーチ公演」の超極上オーディエンス録音。絶対名手マイク・ミラードの新発掘マスターで、名機「AKG 451eマイク+Nakamichi 550デッキ」を導入したミラード黄金時代の銘品。姉妹作『LONG BEACH 1977 3RD NIGHT』にも引けを取らないサウンドで、『作品第2番』リリース前の“WORKS Tour”を極上体験できまる文化遺産アルバムです。Long Beach Arena, Long Beach, CA, USA 11th August 1977 ULTIMATE SOUND Disc:1 (39:52) 1. Karn Evil 9 1st Impression, Part 2 2. Hoedown 3. Tarkus 4. Take A Pebble 5. Piano Concerto No.1, 1st Movement 6. Take A Pebble 7. C'est la Vie 8. Knife Edge Disc:2 (67:53) 1. Pictures At An Exhibition 2. Still…You Turn Me On 3. Lucky Man 4. Tank 5. Nutrocker 6. Pirates 7. Fanfare For The Common Man / Rondo 8. Finale

Emerson,Lake and Palmer エマーソン・レイク・アンド・パーマー/CA,USA 8.11.1977 Mike Millard Master Tapes

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