カーラが亡くなって1年が経とうとしている…改めて残した功績の大きさには感嘆するしかない。彼女が米国のみならず欧州のミュージシャンとも共演するなど、その類い稀なる才能と創造力が頂点を迎えつつある1970年代後半の伝説の名演奏が極上高音質ステレオ・サウンドボード完全版で初登場!!カーラが「エスカレーター・オーヴァー・ザ・ヒル」で重要な役割を担ったジャック・ブルースとのバンドを結成したり、欧州の実力派ミュージシャンらとも積極的に共演を重ねるたど、自身の音楽の幅をどんどんと広げていくまさに全盛期の1978年7月21日フランス、ジュアン・レ・パンに於けるアンティーブ・ジャズ・フェスティバルでの名演奏といわれている伝説のパフォーマンスを、レーベル独自の丁寧なマスタリングを施した極上高音質ステレオ・サウンドボードにて完全収録した必聴盤が入荷しました!!それまでのジャズの規範となっていたハーモニーや構成、リズムなどにとらわれることなく自由な発想で書かれたカーラの作品を中心に進行。全編既成のイディオムに縛られず、独自のメロディー・ラインやコード進行に依る世界はまさに唯一無二。だからカーラの音楽は、いつでも新鮮で飽きるところがない。手練れの強者達が、カーラの指先が宙を舞うごとに時にカーニバル、はたまたチンドン屋のように楽しく、時に哀惜を称えたドラマチックで美しいメロディーが郷愁を誘う、明と暗、動と静のコントラスト鮮やかに紡がれるアンサンブルは、どの楽曲も其々がひとつの物語のようで聴き応えがある。そして、なによりもあたり一面にカーラの香りがたちこめる優雅なサウンドは筆舌に尽くし難い。また作曲における細部の展開にハッと思わせるところがあるのがカーラらしく、独創的なのだが押しつけがましくなく、すんなり聴き入ってしまう。これからの季節、本物の大人のジャズを聴きたい貴殿にお薦めの最高のステージを、これ以上ない驚異の超極上高音質ステレオ・サウンドボードで完璧に捉えた愛すべきカーラ必聴盤で御座います!!Carla Bley Band - Festival de Jazz d'Antibes, Juan-les-Pins, 1978-07-21 Michael Mantler, tp John Clark, frh Alan Braufman, as, ss, fl Gary Windo, ts Carla Bley, p, comp Bob Stewart, tu Patty Price, b D. Sharpe, dr, voc Karen Mantler, per 01 - Musique mecanique 1 02 - 440 03 - Jesus Maria And Other Spanish Strains 04 - Wrong Key Donkey 05 - Title 06 - Musique mecanique 07 - Song Sung Long