『TIGHT SHOES』を引っさげ、大規模な全米ツアーを展開していた1980年のFOGHAT。その生ブギを体験できるサウンドボード・アルバムが登場です。そんな本作に記録されているのは「1980年7月12日シカゴ公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。このショウはFM放送された事でも知られるのですが、日付には「1980年7月18日」や「1981年7月7日」といった異説もあり、混乱の元ともなってきました。ところが、最近はマニアによるリサーチによって「7月12日」と判明。本作はその正確な日付を反映した最新版となります。まずは当時の活動概要を俯瞰し、確定されたショウのポジションを確認してみましょう。《5月28日『TIGHT SHOES』発売》・6月5日:ポート・ジェファーソン公演・6月15日~7月30日:米国#1(33公演)←★ココ★・8月8日~9月7日:米国#2(22公演)・9月25日~10月17日:米国#3(19公演)・10月30日~11月16日:米国#4(15公演)自室を1980年に染め変えるナチュラルなFMサウンド これが1980年のFOGHAT。『TIGHT SHOES』を引っさげてのツアーは90公演に及ぶも大規模なものでしたが、そのすべてが米国という偏った内容でした。本作のシカゴ公演は、その序盤。「米国#1」の19公演目にあたり、エンジンが十分に暖まりつつ、まだツアー疲れも出ていないオイシイ時期でもありました。そんなショウを伝える本作は最近公開されたベスト・マスターで、そのサウンドはナチュラル感のある実に気持ちのいいFMサウンド。詳しいダビング世代情報は伝わっていませんが、若ジェネらしく実に瑞々しい。放送らしい帯域のバランスは端正で、ロンサム・デイヴ・ペヴァレットのヴォーカルもロッド・プライスのギターも空気感なく耳に届く。そして、何よりプレイボタンを押した瞬間に自室を1980年に染め変えてしまう時代感がある。それこそが本作の一番の魅力なのです。70年代の名作群では聴けない貴重曲も山盛りそんなナチュラルなFMサウンドで描かれるのは、新たなる80年代に挑みかかるような熱演。当店のFOGHATコレクションというと『BOOGIE OUTLAWS』や『RICHMOND 1975 SOUNDBOARD』『L.A. FORUM 1975 MIKE MILLARD MASTER TAPES』といった70年代がメイン。本作はその約5年後の姿であり、セットも大きく変わっています。ここでは、名作群とまとめて比較しながら整理しておきましょう。フール・フォー・ザ・シティ(3曲)・My Babe/Fool For the City/Slow Ride その他(8曲)・フォガット:I Just Wanna Make Love To You/Maybelline(★)・ロックン・ロール・アウトローズ:Eight Days On The Road/Chateau Lafitte ‘59 Boogie・その他:Stone Blue(★)/Drivin’ Wheel(★)/Loose Ends(★)/Third Time Lucky (First Time I Was a Fool) (★) 注:「★」印は公式の伝統盤『FOGHAT LIVE』だけでなく、当店の定番『BOOGIE OUTLAWS』『RICHMOND 1975』『L.A. FORUM 1975』のどれでも聴けなかった曲。……と、このようになっています。放送局の判断なのか、『TIGHT SHOES』からの新曲は「Loose Ends」だけで、70年代の必殺曲がずらり。ところが、そのレパートリーはこれまでの名作群では聴けないナンバーがたっぷりと収録されている。特に「Third Time Lucky」は『DECADES LIVE』にさえない美味しい1曲だったりします。生粋のライヴバンドにも関わらず、肝心のライヴアルバムが充実しているとは言い難いFOGHAT。そんな彼らの“TIGHT SHOES Tour”を脳みそに流し込んでくれるサウンドボード・アルバムです。ナチュラルなFMサウンドが自室を1980年に染め変えてくれるタイムマシン・アルバム 「1980年7月12日シカゴ公演」のステレオ・サウンドボード録音。最近公開されたベスト・マスターからのデジタル化された銘品で、ナチュラル感のある瑞々しいFMサウンドが自室を1980年に染め変える。70年代の定番群や公式『FOGHAT LIVE』では聴けないレパートリーもたっぷり楽しめます。International Amphitheatre, Chicago, IL. USA 12th July 1980 (76:14) 1. Introduction 2. Stone Blue 3. My Babe 4. Drivin’ Wheel 5. Eight Days on the Road 6. Loose Ends 7. Third Time Lucky (First Time I Was a Fool) 8. Fool For the City 9. I Just Wanna Make Love to You 10. Slow Ride 11. Chateau Lafitte ‘59 Boogie 12. Maybelline STEREO SOUNDBOARD RECORDING Lonesome Dave Peverett – Rhythm Guitar, Lead Vocals Rod Price – Lead Guitar, Backing Vocals Craig MacGregor – Bass, Backing Vocals Roger Earl – Drums





























