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Dio ディオ/NY,USA 2002 Japanese Ver. & more

後期DIOで独特な存在感を放っていたダグ・アルドリッチ時代。その廃盤オフィシャル映像2種を復刻したタイトルが緊急入荷決定です。そのオフィシャル映像とは『EVIL OR DIVINE』と『HOLY DIVER LIVE』。本作はその日本バージョンをカップリングした2枚組です。いずれも後期DIOを代表するライヴ作品ながら廃盤。実は現在ワケあって日本盤の人気が高まっており、こうしてカップリング仕様で復刻されているのです。その理由をご説明する前に、まずはショウのポジション。ファンタジー路線に回帰した後期DIOでしたが、その時々でクレイグ・ゴールディとダグ・アルドリッチがスイッチしていました。アバウトに「いつの間にか入れ替わってた」という方も多いと思いますので、まずは後期DIOの歴史を振り返ってみましょう。 《1999年6月:クレイグ・ゴールディ復帰》・1999年6月-11月:23公演(クレイグ)《MAGICA発売》・2000年3月-12月:90公演(クレイグ)・2001年2月-5月:43公演(クレイグ)《KILLING THE DRAGON発売》●2002年5月-12月:103公演(ダグ)←★ディスク1★ ・2003年6月-8月:40公演(クレイグ)《MASTER OF THE MOON発売》・2004年7月-11月:52公演(クレイグ)・2005年2月-10月3日:35公演(クレイグ)●2005年10月6日-29日:16公演(ダグ)←★ディスク2★・2005年12月2日-10日:8公演(クレイグ) ・2006年5月-12月:28公演(クレイグ)《2006年8月:HEAVEN & HELL始動》これがクレイグ復帰(=ファンタジー回帰)からHEAVEN & HELL立ち上げまでの流れ。ほとんどの時期はクレイグでしたが、2002年の1年間と2005年の1ヶ月間だけがダグ。前者の記録が『EVIL OR DIVINE』であり、後者が『HOLY DIVER LIVE』なのです。それでは、それぞれ個別にご紹介していきましょう。 【ディスク1:EVIL OR DIVINE(2002年)】 まず登場するのは“KILLING THE DRAGON TOUR”のオフィシャル映像『EVIL OR DIVINE』。「2002年12月13日ニューヨーク公演」のマルチカメラ・プロショットです。先ほど「海外で日本盤が人気」と書きましたが、それはこの作品のこと。実は海外盤と日本盤では内容が違うのです。その違いとは演出。オリジナルは2003年にリリースされた海外盤なのですが、横長の画面にフィルムのようなエイジング処理が施されていました。恐らくは映画をイメージしたものと思われますが、問題なのは処理がショボかった事。横長画面にしても「16:9」サイズなわけではなく画面の上下に黒帯が入るので小さく、エイジング処理も単にザラついているだけでプレイヤーによってはデジタル・ノイズが増える始末。さらに曲やパートによってセピア・カラーやコマ送り演出も加えられているのですが、これも雰囲気というより単に見づらいだけ……という体たらくなのです。もっとも、当初はこのバージョンしかないために「変な映像」とは思われつつ、「こういうもの」と受け入れられてきました。しかし、それが変わったのが2005年に出た日本盤。セピア変色もコマ送りも取っ払われ、ノイジーなエイジング処理もなし。全編艶やかな画面で観られるようになったのです。それ以上に驚かれたのが画面サイズ。元々、横長で撮影されたと思われてきたのですが、実はしっかりと「4:3」のフルサイズで撮影されており、それまで黒帯で隠されていたエリアも存在していた。改めて海外盤を見返すとロニーの頭や足下が不自然に切れていたのですが、それもばっちり。完璧なライヴ映像として甦っていたのです。しかし、時すでに遅し。日本発売が2年も遅れたために多くのファンが輸入盤しか知らず、さらに発売元に理解がなかったのか海外盤との違いも周知されなかった。結局、各国盤を集めるマニアだけが密かに気づき、その情報が徐々に広まり、世界的に人気が高まった頃にはとっくに廃盤……という悲運のオフィシャル映像なのです。というわけで、本作に収録されているのはパーフェクトな日本盤。その中身はまさに「本来あるべきEVIL OR DIVINE」。輸入盤では目障りだった処理がないおかげでダグ時代の真価がダイレクトに伝わるのです。実のところ、ダグの自作曲はゼロですし、彼自身がオリジナル重視のために過去曲も自分色に染め変えたりはしない。しかし、歴代No.1と言われるテクニックと安定感はやはり絶大ですし、曲によってレスポールとストラトを使い分ける気遣いもダグらしいのです。そして、何と言ってもカッコイイ。後期DIOのレギュラーだったクレイグはしかめっ面で黙々と弾いていましたが、ダグは金髪と割れた腹筋を見せびらかし、ザック・ワイルドばりの大股開きで弾きまくる。在籍期間の短さのわりに映像作品が2本も残されたのも、このステージ映えする姿にあるのかも知れません。 【ディスク2:HOLY DIVER LIVE(2005年)】 続くは3年後のオフィシャル映像『HOLY DIVER LIVE』。「2005年10月22日ロンドン公演」のマルチカメラ・プロショットです。当時は『MASTER OF THE MOON』発売後だったわけですが、2005年の秋に2ヶ月限定で“AN EVENING WITH DIO”と題したツアーを実施。そこでは名盤『HOLY DIVER』の完全再現を行いました。当初はクレイグで全日程をこなす予定だったのですが、10月3日にクレイグが負傷。そこで当時WHITESNAKEのツアーが終わったばかりのダグが急遽ヘルプで参加した。本作は、そのロンドン公演で撮影されたオフィシャル映像です(ちなみに、ダグが作品用の撮影と知ったのは後になってから。WHITESNAKEを本業と考えていたダグは知っていたら断っていたそうです。そのせいか公式盤『HOLY DIVER LIVE』のブックレットにはダグの写真がありません)。こちらの旨みは何と言ってもステージで甦る名盤『HOLY DIVER』の世界。「Gypsy」「Straight Through The Heart」「Invisible、Shame On The Night」といった復活曲も美味しいですが、極めつけは「Caught In The Middle」。1983年当時にも演奏されておらず、まさに完全再現ならではのナンバーなのです。また『HOLY DIVER』以外にもRAINBOWの「Tarot Woman」や「Gates Of Babylon」、BLACK SABBATHの「The Sign Of The Southern Cross」も実に美味しいセレクションです。こうした曲はライヴアルバム版でも楽しめましたが、映像版ならではのシーンもたっぷり。特に必見なのはアルバム再現を告げるスクリーン映像。映画『スターウォーズ』のパロディ映像が流れ、ロニーが各曲タイトルをモチーフにした詩を読み上げる。完全再現ショウは名盤の生演奏版でもあるわけですが、同時に“目で観る名盤”でもある。その真価は、やはり映像作品でないと分かりません。また、映像で痛感するのは、当時のDIOのカッコ良さ。『EVIL OR DIVINE』ではジミー・ベインがベースを弾いていましたが、こちらではルディ・サーゾにスイッチしている。これにより、当時のDIOは全員(サインモン・ライト以外)が美形でアクションも派手だった。あまりヴィジュアルに注目されないバンドでしたが、この時期ばかりは全盛期のWHITESNAKEにも負けないイケメン集団だった。そのカッコ良さを公式マルチカメラ・プロショットで楽しめるわけです。作曲面では歴代ギタリストの中で最も貢献が少なかった(2曲にリフを提供しただけ)ダグ・アルドリッチですが、ことライヴ映像に関しては破格の厚遇。それこそ黄金期のヴィヴィアン・キャンベルにも匹敵します(ヴィヴは不完全2本+フル1本、ダグはフル2本)。それもこれもダグの本領がステージにこそあったからでしょう。残念ながらダグ時代DIOの本領を日本で実体験する事はできませんでしたが、本作はその乾きを癒すに十分すぎるオフィシャル映像をカップリングした2枚組。しかも、ダグ時代のサウンドボード/プロショットはこの2公演のみで、他には一切発見されていない。まさにダグ時代DIO究極の2枚組なのです。  輸入盤よりも美しい『EVIL OR DIVINE』だけでなく、両作にボーナス収録されたインタビューやMCも日本語字幕で楽しめる決定仕様。 Roseland Ballroom, New York City, USA 13th December 2002 PRO-SHOT Astoria, London, UK 22nd October 2005 PRO-SHOT DISC 1: “EVIL OR DIVINE”(120min) Roseland Ballroom, New York City, USA 13th December 2002 1. Killing The Dragon 2. Egypt (The Chains Are On)/Children Of The Sea 3. Push 4. Drum Solo 5. Stand Up And Shout 6. Rock And Roll 7. Don't Talk To Strangers 8. Man On The Silver Mountain 9. Guitar Solo 10. Long Live Rock And Roll 11. Lord Of The Last Day 12. Fever Dreams 13. Holy Diver 14. Heaven And Hell 15. The Last In Line 16. Rainbow In The Dark 17. We Rock BONUS MATERIAL 1. Interview 2. Photo Gallery 3. Behind The Scenes Footage 4. Promo Video For "Push" DISC 2: “HOLY DIVER LIVE”(125min) Astoria, London, UK 22nd October 2005 1. Tarot Woman 2. The Sign Of The Southern Cross 3. One Night In The City HOLY DIVER 4. Stand Up And Shout 5. Holy Diver 6. Gypsy 7. Caught In The Middle 8. Don't Talk To Strangers 9. Straight Through The Heart 10. Invisible 11. Rainbow In The Dark 12. Shame On The Night 13. Gates Of Babylon 14. Heaven And Hell 15. Man On The Silver Mountain 16. Long Live Rock And Roll 17. We Rock BONUS MATERIAL 1. Interviews Ronnie James Dio - Vocals Doug Aldrich - Guitar Jimmy Bain - Bass (on Disc 1) Rudy Sarzo - Bass (on Disc 2) Simon Wright - Drums Scott Warren - Keyboards PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.245min.(TOTAL)

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