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名盤『L.A.GUNS』『COCKED & LOADED』を連発し、時代の寵児となっていた80年代末期のL.A. GUNS。そんな黄金時代を濃縮した廃盤オフィシャル映像が史上最高峰クオリティで復刻です。そんな本作に収められているのは、当時リリースされた映像作品２種『ONE MORE REASON』と『LOVE, PEACE & GEESE』。どちらも現在まで公式DVD化が実現していない廃盤映像ですが、本作はその日本盤レーザーディスクから復刻したもの。コア・コレクターが所蔵していたミント・クオリティ盤をアナログ映像の専門メーカーに委託してデジタル化した史上最高峰クオリティ版なのです。実際、その映像美は超美しい。時代柄アナログ撮影なのですが、デジタル大全盛の現在の眼にも鮮やか＆美麗。VHS規格を超えた解像度、走行ムラのない安定感、劣化ゼロの艶と発色……日本盤レーザーディスクでしかあり得ない映像美なのです。そんな究極の映像美で描かれるのは、大全盛L.A. GUNSの粋。80年代末期の映像作はすぐ廃盤になるのが宿命であり、タイトルだけではピンと来ない方もいらっしゃると思いますので、個別にご紹介していきましょう。 【衝撃デビュー作の大半を映像化した『ONE MORE REASON』】まず、最初に登場するのは『ONE MORE REASON』。メジャーデビューを果たした『L.A.GUNS』が世界を席巻していた1989年にリリースされたプロモ・クリップ集です。実のところ、本作に収録された２作品はどちらもクリップ集なのですが、カラーは大きく異なる。こちらの特徴は1stアルバム『L.A.GUNS』のほとんど（全11曲中８曲）が映像化されていること。いくら当時がMTV大全盛時代だったとは言っても、デビュー作でここまで大量にクリップが制作されるのは珍しい。いかに彼らのデビューが鳴り物入りで注目されていたのかがよく分かります。どの曲も若々しくワイルドで卑猥なL.A. GUNSの魅力全開なのですが、特に注目したいのは「No Mercy」。これのみライヴクリップでして、その現場はここ日本。初来日の初日「1988年11月14日：渋谷公会堂」公演の模様であり、「No Mercy」はその１曲目。まさに「L.A. GUNSと日本が初対面を果たした１曲」をクリップ化したものです。また、ギターソロ「Cry No More」の後には、トレイシー・ガンズのインタビューも登場。楽器屋で嬉々としながら愛用のB.C.リッチのガンスリンガーやジミヘンについて語る。「フライングＶは黒人ブルースマンに愛用されていたけど、おかしなことに最近はヘヴィメタルの連中に人気なんだ」というコメントもＬＡ界隈の感覚がリアルが感じられて面白いシーンです。 【メンバーの素顔もフォーチュアされた傑作『LOVE, PEACE & GEESE』】続いて登場するのは、2ndアルバム『COCKED & LOADED』のクリップ集。こちらは５曲と曲数が絞られているものの、その代わりすべての曲間に挿入されたインタビューが面白い。フィル・ルイスが趣味の飛行機でＬＡ上空からナビゲートしていくのですが、現場の爆音で音が割れてもそのままだったり、飛行機趣味のバブリーなムードが「ヒットしたロッカー」然としていたり。いかにも80年代なクリップ達と合わせ、ノリにノッていた彼らと当時のシーンが同時に溢れ出すのです。また飛行機シーンだけでなく、ワールドツアーで撮り溜めたと思しき各国のインタビューも散りばめられている。日本放送も（少し）ありますが、それよりも質疑そのものが可笑しい。名前を問われて「トレイシー・ガンズ、フィル・ガンズ、ケリー・ガンズ」と答えたり、「ミュージックビジネスのキッカケは？」に「オンナ」と即答。東欧でのインタビューでは「ベルリンの壁が崩壊したのは凄かったね。もちろん事の発端はモトリー・クルーだよ」と本気ともジョークとも付かないコメントをしている。彼ら自身も飛ばしていますが、インタビュアにも薄らバカがいて「“妻”の存在を数学的方程式に置き換えると答は？」とワケが分からない質問。一応「ゼロ」と返しているものの、場が完全にシラけきる。。。そんなマジメに答えないインタビューと、１曲１曲のビデオを生真面目に解説していく飛行中のフィル。その両面が対比になって彼らの素顔が炙り出される映像作でもあるのです。黄金時代の傑作クリップを史上最高峰クオリティで楽しめるだけでなく、当時の時代感が吹き出す“オマケ”も美味しい映像傑作です。代表作『L.A.GUNS』『COCKED & LOADED』のエッセンスを濃縮し、映像でゴージャスにデコレートした特濃の１枚。これぞL.A.GUNSの……いえ、LAメタルの最高傑作。 Taken from the original Japanese Laser Disc "One More Reason"(VAL-3103) & "Love, Peace & Geese"(VAL-3189) ONE MORE REASON Taken from the original Japanese Laser Disc (VAL-3103) (26:40) 1. One More Reason 2. Sex Action 3. Electric Gypsy 4. Cry No More 5. Bitch Is Back 6. One Way Ticket 7. No Mercy (live) 8. Nothing To Lose 9. End Credits LOVE, PEACE & GEESE Taken from the original Japanese Laser Disc (VAL-3189) (38:18) 1. Introduction 2. Interview #1 3. Rip And Tear 4. Interview #2 5. Never Enough 6. Interview #3 7. The Ballad Of Jayne 8. Interview #4 9. I Wanna Be Your Man 10. Interview #5 11. Malaria 12. End Credits Phil Lewis – lead vocals Tracii Guns – guitars, backing vocals Mick Cripps – guitars, backing vocals Kelly Nickels – bass,backing vocals Steve Riley – drums, percussion 65min. Linear PCM Stereo 4:3 PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.65min.

拡大表示	L.A. Guns L.A. ガンズ/One more Reason & Love,Peace & Geese Japanese Laser Disc Edition 販売期間: 価格: 1,386円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる