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Rory Gallagher ロリー・ギャラガー/The Film Documents Tour of Ireland in 1974 Japanese Broadcast Edition

アイルランドの英雄にして欧州ホワイトブルースの傑人、ロリー・ギャラガー。彼の全盛期を切り取った音楽映画の大傑作がリリース決定です。その傑作映画とは『IRISH TOUR 1974』。CREAMの映画『フェアウェル・コンサート』を撮ったトニー・パーマーが監督を務め、サントラの同名ライヴアルバムがロリーの代表作ともなっている名作中の名作です。当時、ヨーロッパ各国で劇場公開された伝説のロック映画ですが、ロリーの没後にDVD化。現在に至るまで愛されています。もちろん、本作はそんな公式品のコピー。。。ではありません。2011年に某衛星放送局の名物番組”洋楽ライブ伝説”で特集された日本放送バージョンです。 国内記録マニアによる極上マスターで数々の名番組をアーカイヴしておりますが、そのチェック・ポイントは3つ「画質・音質」「番組独自の演出」「映像そのものの内容」に集約されます。まず「画質・音質」ですが、これはもうパーフェクト。2011年だけあってデジタル放送をデジタル録画しており、放送局が所有しているマスターから劣化ナシにDVDまで映し込まれている。しかも、2011年と言えば『IRISH TOUR 1974』のデジタル・リマスター盤がリリースされた年。番組自体が新装盤の宣伝も兼ねており、ブラッシュ・アップされたクオリティを見せつけるような極上放送だったのです。そして2つめの「番組独自の演出」。これも申し分なし。そもそも”洋楽ライブ伝説”は冒頭にクリス・ペ○ラー氏の解説コーナーが設けられるのが定番化しており、本作も例に漏れない。アーティストによっては芸能人の頓珍漢トークが面白いケースもありますが、ロリーの場合は存在自体がいぶし銀ですのであまり脱線されても笑えない。ダンディで過不足ないペプ○ー氏の解説がピタッとハマり、映像本編へのムードを高めてくれるのです。そして、もう1つの演出と言えば日本語字幕。後述もしますが、『IRISH TOUR 1974』はコンサートをフィーチュアしつつも、本質はドキュメンタリー。インタビューやコメントのリアリティが肝心であり、それを違和感ない自然な日本語でビビッドに感じ取る事ができるわけです。さてさて、それでは一番大事なポイント「映像そのものの内容」について。これこそが素晴らしい。この映画の舞台となっているのは、タイトル通り母国アイルランドでのツアー。1973年末の“12月28日”から1974年始“1月5日”まで、3都市(ベルファスト・ダブリン・コーク)8公演をテーマにしています。ちなみに、このアイルランド・ツアーの次公演は“1月23日:東京郵便貯金会館”……そう、伝説の初来日直前でもありました。何よりも素晴らしいのは、そんなロリーのパフォーマンス。サントラ盤『IRISH TOUR '74』とは曲目が違ったりもしますので、比較しながら整理しておきましょう。・ブループリント:Walk On Hot Coals/Hands Off(★)・タトゥー:Tattoo'd Lady/Who's That Coming?/A Million Miles Away/Cradle Rock・その他:Going To My Hometown(★)/As The Crow Flies/Bullfrog Blues(★)※注:「★」印はライヴアルバム版『IRISH TOUR '74』では聴けない曲。……と、このようになっています。名盤ライヴアルバムのアウトテイクだけでも美味しすぎますが、映画の肝はむしろ合間のドキュメント・シーン。バックステージやサウンドチェック、ショウの打ち上げパーティ、故国の街中で過ごすオフ等々。普段は触れられないロリーの素顔がたっぷりと見られるのです。そして、その素顔は愛すべき「音楽バカ」。バックステージでは愛用ストラトキャスターの塗装が剥げた理由を語り、嬉しそうにギターの弾き方をレクチャー。アコギとエレキの違いや薬ビンとスティールの使い分け、チューニング、弦の堅さ、ピックとサムピックの弾き方などなど。もちろん、教則ビデオではないのですが、ギターの話になると止まらなくなる人柄が丸出しになるのです。そんな表情はポーズではないから常に変わらない。ふらっと楽器屋に立ち寄ってはギターを手にしながら「トップ20に入る曲も書けるかもしれない。でも重要だと思わない。成功を楽しむのも悪くはない。でも成功に合わせて生活や思考を変えたくない」と話し、故国アイルランドの素朴な魅力を語る。ショウが終わった後のバックステージでも自分でギターの掃除をしたり、ストラップをたたんだり。さらには全力のショウが終わった後の打ち上げパーティでも、ほろ酔いになりながらギターを手に取って客と肩を組みながら弾き、歌う。熱狂のステージ・ライヴの映像と切り替わっても、ロリーのあの嬉しそうな表情は何も違わない。いつでもどこでも音楽しか興味がなく、音楽に浸かって生きている。そんな彼の生き様がアリアリと映し出されているのです。「ブルースマン」という言葉は単に「ブルースを演奏する人」という意味を超え、生き方まで指し示すと言われます。ですから黒人であっても「自分はブルースも歌うがブルースマンではない」と言う人もいますし、まして白人を指すことはほとんどない。しかし、もし「ホワイト・ブルースマン」なる言葉を許される人がいるとしたら、それはロリー・ギャラガーではなかったでしょうか。そんな彼の生き様を描き、伝説の初来日さえ浮かんでくる名作映画『IRISH TOUR 1974』。 The film documents Rory Gallagher's tour of Ireland in 1974(85:54) 1. Intro 2. Walk On Hot Coals 3. Backstage Interviews 4. Tattoo'd Lady 5. Demonstrates slide guitar techniques 6. Who's That Coming 7. Gallagher in his home town 8. A Million Miles Away 9. Going To My Home Town 10. Interviews 11. Cradle Rock 12. Turkish March / Jam Session 13. Demonstrates blues guitar techniques 14. As The Crow Flies 15. Hands Up 16. Backstage 17. Jamming in the pub 18. Bullfrog Blues Rory Gallagher - Guitars, Vocals Gerry McAvoy - Bass Rod De'ath - Drums Lou Martin - Keyboards PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.86min.

Rory Gallagher ロリー・ギャラガー/The Film Documents Tour of Ireland in 1974 Japanese Broadcast Edition

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