2010年「Emotion & Commotion」に伴うUSツアーより、4月16日のサンフランシスコ公演を1時間40分に渡って超高画質のオーディエンス・ショット映像でほぼ完全収録。最初は音声のみでスタートしますが(丁寧に、この間撮影者がカメラをセットしています、とのテロップが出ます。)、オープニングのEternity's Breathの2分30秒目からいきなり最高クラスの画面が出現しますが、その尋常ではないクオリティの高さに誰もが驚嘆することでしょう。Stratusがスタートして、20秒程のところで再び画面が暗転、「係員が自分の前の席で起きた問題を解決するために近寄ったのでカメラを隠さなければならなかった」との説明が文字で入ります。そしてショウが進行していくわけですが、それ以降の映像は本当にキレイで、まるでオフィシャルを見ているようです。曲間でズームアウトした時には、それなりにステージから離れた席から撮影していることがわかり、撮影者が熟練したテクニックを持っているのだと思いますが、ズームイン機能を駆使した撮影でここまで安定したクリアーな映像撮影が可能なことに改めて驚かされます。自然なズームイン&アウトは勿論、ミュージシャンの動きに合わせたムーブも、それを意識させない程に滑らかで、全体のブレも殆ど無く、カメラの技術の進歩と、それを最良のテクで使いこなしている撮影者の技術には感動すら覚えます。画面はジェフの上半身をメインにキャッチアップしているので、指先の細やかなプレイまでしっかりと確認することができます。勿論、ロンダ・スミスの迫力満点のベースプレイもリアルなアップ映像で捉えられており、各所で息をのむ超絶プレイに見入ってします。幸いなことに、収録されている音声も高音質で、オーディエンスショットの映像としては考えられないほどのクオリティで、全くストレス無く、長時間の鑑賞を楽しむことができます。大推薦の1枚です。 Live at Masonic Auditorium, San Francisco, CA. USA 16th April 2010 AMAZING SHOT 1. Eternity's Breath 2. Stratus 3. Led Boots 4. Corpus Christi Carol 5. Jam/Hammerhead 6. Mna Na Eireann 7. Bass Solo 8. People Get Ready 9. Rollin And Tumblin 10. Never Alone 11. Big Block 12. Over The Rainbow 13. Blast From The East 14. Angel (Footsteps) 15. Dirty Mind 16. Brush With The Blues 17. (I Want To Take You) Higher 18. A Day In The Life 19. How High The Moon 20. Nessun Dorma 21. Cause We've Ended As Lovers Jeff Beck - Guitar Jason Rebello - Keyboards Rhonda Smith - Bass Narada Michael Walden - Drums COLOUR NTSC Approx.100min.