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Guns N' Roses ガンズ・アンド・ローゼス/IL,USA 1992 Upgrade Version2

ロックの怪物が怪物らしく全世界を蹂躙し尽くした“USE YOUR ILLUSION TOUR”。その大全盛期を収めた極上プロショットが超豪華リリース決定です。そんな本作が撮影されたのは「1992年4月9日ローズモント公演」。そのマルチカメラ・プロショットです。以前から定番として知られる映像なのですが、近年になって発見された最高級マスターを永久保存の2枚組DVDに封じ込めた逸品なのです。そもそも、この“USE YOUR ILLUSION TOUR”は2回の来日公演も含め、2年半にも及ぶ巨大ツアー。現在では数年にまたがるツアーも珍しくありませんが、当時にしては破格でした。良い機会ですので、まずはツアー全容の中からポジションをイメージしてみましょう。1991年・1月20日+23日:ROCK IN RIO II(2公演)・5月9日-8月31日:北米#1/欧州#1(48公演)《9月17日『USE YOUR ILLUSION I&II』発売》《11月イジー脱退→ホーン含み13人編成に》・12月5日-31日:北米#2a(9公演) 1992年・1月3日-2月22日:北米#2b/日本#1(17公演)・4月1日-9日:北米#3(4公演) ←★ココ★・4月20日-10月6月:欧州#2/北米#4(47公演)・11月25日-12月13日:南米#1(9公演)1993年・1月12日-2月6日:日本#2/オセアニア(6公演)《バンドのみの6人編成に戻る》 ・2月23日-4月28日:北米#5(29公演)・5月22日-7月17日:欧州#3/南米#2(27公演) これが“USE YOUR ILLUSION TOUR”の道のり。本作のローズモント公演は公式映像にもなった「日本#1」の直後となる「北米#3」の最終日。全194公演中80公演目のコンサートにあたる。ちょうど長いロード生活の中盤に差し掛かったあたりで、本領爆発中なタイミングなのです。そんなショウで撮影された本作のクオリティは、90年代でも最高級のもの。時代柄アナログ撮影なのは当然ですが、鮮度バツグンのマスターには経年劣化もほとんどなく、発色もディテールの鮮やかさも怖ろしく美しい。線ノイズやトラッキング・ノイズの類もまるでなく、まさに25年前の光景がそっくり画面いっぱいに広がる映像美なのです。もちろん、撮影・カメラワークに関しては、長年ツアー代表の王座を死守してきただけはある完璧ぶり。いかにも卓直結なステレオサウンドボードには歓声がほとんどないため“現場感”では半歩譲るものの、その代わりに超ド級なダイレクト感は凄絶。ギターはそれこそ弦のこすれる音までもが鮮烈で、アクセル・ローズのヴォーカルは息づかいまでもが耳元に流し込まれる。既発の中には「Paradise City」がカットされているものもありますが、本作は文字通りの最長・最良バージョン。ある意味、公式映像『USE YOUR ILLUSION I&II』よりも強烈なプロショット作品です。そんなクオリティで描かれたGUNS N' ROSESは、まさに世界を蹂躙する怪物ぶりを遺憾なく見せつけてくれる。このツアーの基礎と言えば、日本公演で撮影された公式映像『USE YOUR ILLUSION WORLD TOUR: 1992 IN TOKYO I & II』ですから、比較しながら整理してみましょう。 ・アペタイト・フォー・ディストラクション:Nightrain/Mr. Brownstone/It's So Easy/Welcome To The Jungle/Sweet Child O' Mine/Paradise City・GN'Rライズ:Patience/Move To The City・ユーズ・ユア・イリュージョンI:Live And Let Die/Double Talkin' Jive/November Rain/Coma(★)/Don't Cry/Bad Obsession・ユーズ・ユア・イリュージョンII:Civil War/You Could Be Mine/Knockin' On Heaven's Door/So Fine/Estranged・その他:Attitude/Theme From The Godfather ※注:「★」印は公式映像『USE YOUR ILLUSION WORLD TOUR: 1992 IN TOKYO I & II』でも聴けない曲。……と、このようになっています。セット以上に強力なのは、その横綱相撲ぶり。冷静に考えれば、当時はアクセルも30歳になったばかりだったわけですが、時代の寵児として君臨していた貫禄は絶大。歌っても、語っても、ピアノをつま弾いても、猛烈にサマになって全身から大物オーラを発散している。その一挙手一投足に大観衆が狂う。先ほど「歓声はほとんどない」と言いましたが、遠く遠くに微かに収録されていても分かる大歓声が狂っているのです。カメラワークは、そんなアクセルを中心としながらも、スラッシュ&ダフとのフロントラインをキッチリと押さえきっている。ダブのゴリゴリしたビートに、スラッシュのねちっこいギターが乗り、アクセルのカメレオンヴォイス歌い吠える……。ホーンが被ろうと、コーラスが飾ろうと、核の3人の音が絡むマジックは揺るがないのです。特に美味しいのは「Coma」と続く「Don't Cry」の2連発でしょう。「Coma」は現在の再編GUNSでこそ定番となっていますが、当時はホンの数回しか演奏記録がなかった。その激レア・テイクをプロショットで見られるのです。そして、次曲「Don't Cry」ではゲストにBLIND MELONの故シャノン・フーンも参加している。当時はまだデビュー作『BLIND MELON』の制作中であり、無名の仲間を世に知らしめるためにデュエットするアクセルの姿が垣間見える。まさか、この3年後に非業の死を迎えるとは誰も想像が付かずに……。兎にも角にも、大定番プロショットの史上最高峰バージョンです。怪物GUNS N' ROSESの大全盛期を3時間以上に渡って押さきった最長・最良マスター。 Live at Rosemont Horizon, Rosemont. IL. USA 9th April 1992 PRO-SHOT Disc 1(108:44) 1. Pre-Show 2. Introduction 3. Nightrain 4. Mr. Brownstone 5. Axl's MC 6. Live And Let Die 7. Attitude 8. It's So Easy 9. Wild Horses [Intro] 10. Patience 11. Axl's MC 12. Double Talkin' Jive 13. Civil War 14. Axl's MC 15. Welcome To The Jungle 16. Piano Solo 17. November Rain 18. You Could Be Mine 19. Band Introductions 20. Drum Solo 21. Guitar Solo 22. Theme From The Godfather Disc 2(77:05) 1. Coma 2. Don't Cry (feat. Shannon Hoon) 3. Bad Obsession 4. Sail Away Sweet Sister / Bad Time [Intro] 5. Sweet Child O' Mine 6. Only Women Bleed [Intro] 7. Knockin' On Heaven's Door 8. So Fine 9. Move To The City 10. Estranged 11. Mother [Intro] / Paradise City W. Axl Rose - Vocal Slash - Guitars Gilby Clarke - Guitars Duff McKagan - Bass Matt Sorum - Drums Dizzy Reed - Keyboards PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.186min.

Guns N' Roses ガンズ・アンド・ローゼス/IL,USA 1992 Upgrade Version2

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