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Mick Jagger ミック・ジャガー/ SHE'S THE BOSS のプロモ集 Japanese Original Laser Disc Editon

初のソロアルバム『SHE'S THE BOSS』のプロモ集として知られつつ、音楽映画としても傑作であった『RUNNING OUT OF LUCK』。その日本独自バージョン2種を史上最高峰クオリティでコンパイルした決定盤セットが登場です。この映画に関しては多くを語るまでもないでしょう。1985年に『SHE'S THE BOSS』の全曲をクリップ映像化しつつ、それらを1本のストーリーにまとめ上げた音楽作品。物語パートも含めて約90分というスケールは『スリラー』以降に様変わりした音楽シーンでも破格であり、海外ロケもふんだんに盛り込んだ撮影、夢や想像の世界に逃げることなく全曲を絡めたストーリー・ライン等々、1本の映画としての完成度もズバ抜けた傑作でした。もちろん1986年には映像ソフトとして販売され、初来日に沸く1988年には『ミック・ジャガーのおかしな逃避行』なる邦題でTV放送も実現。多くのファンの脳裏に刻まれ、新たなファンも開拓しました。しかし、そんな傑作もいまだ正式なDVD化は実現していない。当時、結婚していたジェリー・ホールと共演しているのが原因かは分かりませんが、今後もオフィシャル復刻の望みは見えてこない幻の名作なのです。公式にアーカイヴされないとなると、アンダーグラウンドの出番。本作は、当時リリースされたレーザーディスクと日本放送からDVD化。史上最高峰クオリティでセットした豪華3枚組なのです。それでは、それぞれのバージョンを個別にご紹介していきましょう。 【DISC 1-2:日本盤LDから復刻した最高峰クオリティ盤】本作は2種のソースをセットしつつも3枚組なのは、レーザーディスク起こしが2枚組なのが原因。ご存知の通りレーザーディスクはCDやDVDと違ってウラ/オモテの両面に記録されていたわけですが、本作では至高のクオリティを求め「オモテ面=DISC 1/ウラ面=DISC 2」と豪華収録されているわけです。さらに容量だけでなく、ソースの選択もクオリティ最優先で日本盤レーザーディスクを採用。LDはVHSやベータを超える新メディアとして注目されていたわけですが、世界で最も積極的に開発され、最高品質でプレスしていたのが日本。「アナログ映像の頂点クオリティ=日本盤LD」はもはやコレクター界の常識であり、本作もそのセオリーに従ってDVD化しているのです。そして、日本盤LDのもう1つの強みは日本語字幕。この映像は曲パートだけでなく物語パートも盛り込んでの映画作品ですので、会話も重要。本作は世界No.1のクオリティを誇りつつ、日本人にとって意味がビビッドに伝わる。しかも「気分はエイズ」「おジンがうるせえ」「怒ったお前はグーだぜ」等々、現代では絶対にあり得ない言葉遣いから強烈な80年代臭も漂ってくる。最高/最良にして最も胸アツなバージョンからDVD化しているのです。 【DISC 3:歌詞字幕まで完備した日本放送の至高マスター】そんな究極クオリティの日本盤LDお起こしに続くDISC 3こそ、本作最大の命。ミック初来日の真っ直中だった「1988年3月24日」に国民的名物番組“木曜ロードショー”で公開された日本放送バージョンです。しかも、クオリティが超絶。このところ、当店ではマイケル・ジャクソンやプリンスの来日映像が大ヒットを記録していますが、このディスクも同じ記録マニアによる最高峰マスター。冒頭に伝説ともなっている「ミック・ジャガーのおかしな逃避行」テロップが流れるために放送版だと分かるものの、テープヨレどころか、白線ノイズ1本すらない映像美は公式ソフトのコピーとしか思えない。実際、史上最高峰の日本盤LDバージョンとセットになっているわけですが、パソコンで同時再生でもしない限り、クオリティ差も判別できないほどの映像美なのです。いかに美しいとは言え、地球上No.1の日本盤LDには一歩及ばないわけですが、それを補ってあまりあるのが日本後字幕。LD盤でも字幕はあったものの、それはあくまで物語パートの会話のみ。ところが、放送版はさらに全曲の歌詞まで日本後字幕が付いているのです。これは想像されている以上に強力です。冒頭でも触れた通り、この映画は「SHE'S THE BOSSのプロモ集」として知られているわけですが、実は主従関係が逆。まず、音楽映画としての本作の企画が立ち上がり、そのサントラ盤としてソロアルバム『SHE'S THE BOSS』が制作されたのです。つまり『SHE'S THE BOSS』各曲の歌詞は、1本の映画プロットに沿ったものだった。この放送は、歌詞まで盛り込んだストーリー・ラインを浮き彫りにし、単なるラヴソング集だった『SHE'S THE BOSS』がコンセプト・アルバムだったと証明してしまうのです。それが一番分かりやすいのは「She's The Boss」でしょうか。原詞では「お前の優しい言葉を信じてた俺が甘かった(You called me manly, so powerful, was I ever gullible)」「ベッドでも頭の中でも彼女がボス(She's the boss in bed, in my head)」が惚れた弱みで女性の言いなりになっているように読めましたが、映画では「ボス」とはミックが強制労働させられていた農場の女主人のこと。反抗すれば命がない中でセックス奉仕も強制された悪夢を歌っていた。もちろん、最終版の歌詞はいかようにも解釈可能なようになっていますが、本作では本来の筋立て通りの映像で原初の意味が炙り出されるのです。さらに日本放送バージョンの肝となるのが濃厚な時代感。映画本編だけでなく懐かCMの数々もキッチリ保存されており、そこでは高○純次が30代の「17時から男」を自認したり、パート3が社会現象を巻き起こしていた『ドラクエ』を喧伝したり、群馬の暴威がLAST GIGSを告知(アルバムではなくライヴそのもの!)したり。極めつけは番組中に度々流される「(深夜)2時55分から『上海の列車事故』関連のニュースをお伝えします」のテロップ。そう、修学旅行生を含む日本人193名が巻き込まれた悲劇です。この放送は、まさにあの事故の当日。詳細がまだ分からず、日本中が固唾を飲んで続報を待っていた”1988年3月24日”のリアルまで描き出しているのです。80年代という時代に挑んだミック・ジャガー渾身の傑作にして、『SHE'S THE BOSS』の本質までもえぐり出していた音楽映画『RUNNING OUT OF LUCK(ミック・ジャガーのおかしな逃避行)』。その史上最高峰クオリティ版たる日本盤レーザーディスク起こしと、初来日の時代感にむせ返る日本放送版の調号カセットです。もはやスタジオ作品『SHE'S THE BOSS』以上の価値に輝く3枚組。音楽映画『RUNNING OUT OF LUCK(ミック・ジャガーのおかしな逃避行)』の日本独自バージョン2種を史上最高峰クオリティでコンパイルした3枚組。この映画は初ソロ作『SHE'S THE BOSS』の全曲をクリップ映像化しつつ、それらを1本のストーリーにまとめ上げた約90分の映像作品で、いまだ正式なDVD化は実現していない傑作。その史上最高峰クオリティ版たる日本盤LD起こしと、初来日の時代感にむせ返る日本放送版の超極上マスターでセット。スタジオ作品『SHE'S THE BOSS』さえ凌ぐ一大決定盤です。Japanese Videodisc(Laser Disc) & TV Broadcast 1988 JAPANESE ORIGINAL VIDEODISC(LASER DISC) Taken from the Japanese Original Videodisc(96LP 107) Disc 1(54:59) 1. Introduction 2. Half A Loaf 3. Running Out Of Luck 4. She's The Boss 5. Hard Woman 6. Turn The Girl Loose Disc 2(35:51) 1. Turn The Girl Loose(Cont.) 2. Lucky In Love 3. Secrets 4. Just Another Night 5. Lonely At The Top JAPANESE TV BROADCAST Broadcast in Japan 24th March 1988 Disc 3(90:34) 1. Opening Title 2. Introduction 3. Half A Loaf 4. Running Out Of Luck 5. She's The Boss 6. Hard Woman 7. Turn The Girl Loose 8. Lucky In Love 9. Secrets 10. CM 11. Just Another Night 12. Lonely At The Top 13. CM & Ending PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.182min.(total)

Mick Jagger ミック・ジャガー/ SHE'S THE BOSS のプロモ集 Japanese Original Laser Disc Editon

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