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Supertramp スーパートランプ/London,UK 1977 Japanese Broadcast Edition

『蒼い序曲』を全米16位に送り込み、成功の階段を駆け上がっていた1977年のSUPERTRAMP。その極上プロショットの特別バージョンが登場です。そんな本作に収録されているのは「1977年11月10日ロンドン公演」。ロンドン大学群を構成するカレッジのひとつ“クイーン・メアリー校”で撮影されたマルチカメラ・プロショットです。1977年のSUPERTRAMPと言えば、少しずつポップ化しながら人気を高め、『BREAKFAST IN AMERICA』での爆発的大ヒットを目前に控えていた時期。まずは、そのスケジュールを振り返ってショウのポジションを確かめておきましょう。・2月5日:ロンドン公演 ・4月6日-9日:北米#1a(5公演)《4月10日『EVEN IN THE QUIETEST MOMENTS...』発売》・4月11日-7月15日:北米#1b(56公演)・7月23日-8月7日:北米#2(8公演)・8月28日-10月10日:欧州(26公演)・10月15日-11月10日:英国(16公演)←★ココ★  これが1977年のSUPERTRAMP。絶頂の“BREAKFAST IN AMERICA Tour”とほぼ同等となる大規模なワールド・ツアーを実施したわけですが、本作のクイーン・メアリー公演はその最後。翌1978年にはライヴを行わずにアルバム制作に専念しましたので、文字通り「BREAKFAST IN AMERICA寸前」のショウだったわけです。そんなステージはプロショット撮影されたことでも知られ、幾多の既発群を生んできた定番中の大定番。本作もそのひとつながら、最高峰クオリティと独自演出も施された日本放送版。某放送協会の名物番組“黄金の洋楽ライブ”バージョンなのです。もちろん、クオリティは完全オフィシャル級。当店では国内のコアな記録マニアによる極上マスターで数々の音楽番組をアーカイヴしておりますが、本作はその最新弾でもある。画面も音声も一点の曇りもわずかなノイズもなく、瑞々しく艶やかです。そして、クオリティの次に気になるのが放送内容。この番組は著名人を招いた解説コーナーを設けており、SUPERTRAMP回では日本を代表するプログレ・キーボーディストが案内役を務めている。尺の関係か語り尽くすほどの時間はなかったようですが、さらに美味しいのが1曲1曲で表示されるテロップ。曲名や作曲者の他、ポイントを押さえたミニ解説まで付いてくる。これが非常に的確で「あれ、この曲なんだったっけ?」を解消してくれるだけでなく、初めて曲でも迷いなく世界に入り込んでいけるのです。そして、肝心要のショウ。実のところ、このプロショットは海外でも番組によって選曲が異なり、日本放送はポーランド放送の“ROCK MASTERS”に準拠しています。70年代の公式ライヴアルバム『PARIS』『IS EVERYBODY LISTENING?』と比較しながら内容を整理してみましょう。 ・クライム・オブ・センチュリー:Bloody Well Right/Dreamer・危機への招待:Lady/Poor Boy(★)/Another Man's Woman・蒼い序曲:Give A Little Bit(★)/From Now On/Babaji(★)※注:「★」印は公式作『PARIS』『IS EVERYBODY LISTENING?』を合わせても聴けない曲。……と、このようになっています。実のところ、BBCの“SIGHT & SOUND”では他に「Hide In Your Shell」も放送されたのですが、全体の曲数は本作(=“ROCK MASTERS”)の方が多い。近3作から均等にセレクトされた選曲はバランス良く、2つの公式ライヴアルバムを併せても聴けないレパートリーも美味しいのです。まさに『BREAKFAST IN AMERICA』寸前。絶頂を迎えるに十分なバンド・ポテンシャルで、直前3枚を生演奏で濃縮還元したプロショットです。マニアにとっては極上のクオリティが、入門者にとっては日本語解説が嬉しい日本放送バージョン。「1977年11月10日ロンドン大学クイーン・メアリー校」公演のマルチカメラ・プロショット。幾多の既発群を生んできた大定番ですが、本作は最高峰クオリティと独自演出も施された日本放送版です。ライヴの前後には有名キーボーディストの解説コーナーが配されている他、1曲1曲には曲名や作曲クレジット、ポイントを押さえたミニ解説テロップも付いてくる。『クライム・オブ・センチュリー』『危機への招待』『蒼い序曲』の3作を全盛期の生演奏で濃縮還元した、完全オフィシャル級の映像傑作です。Queen Mary College, London, UK 10th November 1977 PRO-SHOT*UPGRADE 1. Intro / MC Talk 2. Give A Little Bit 3. Bloody Well Right 4. Lady 5. From Now On 6. Babaji 7. Poor Boy 8. Dreamer 9. Another Man's Woman 10. MC Talk Rick Davies - Keyboards, Vocals John Helliwell - Saxophone, Vocals Roger Hodgson - Guitar, Keyboards, Vocals Bob Seibenberg - Drums Dougie Thomson - Bass PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.46min.

Supertramp スーパートランプ/London,UK 1977 Japanese Broadcast Edition

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