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Paul Weller ポール・ウェラー/London,UK 2021

『ON SUNSET』に続いて『FAT POP (VOLUME 1)』も全英1位に送り込み、活動再開の狼煙を上げたポール・ウェラー。その最新ライヴでもあるオーケストラ共演コンサートの極上映像が登場です。そんな本作が撮影されたのは「2021年5月15日バービカン・センター」。その超極上マルチカメラ・プロショットです。このところツアーの延期が繰り返されてきたポールでしたが、いよいよ再始動が現実味を帯びてきたところ。芸罪の英国では新型コロナのインド株が再流行の兆しを見せているため予断は許さないのですが、新たなツアー日程も次々と発表になっています。そんな彼の近況を知る意味でも、現在の活動スケジュールから見てみましょう。2021年・3月5日ー7日:英国#1(3公演)《5月14日『FAT POP (VOLUME 1)』発売》・5月15日:バービカン・センター公演 ←★本作★・11月9日ー12月4日:英国#2(18公演)2022年・3月31日ー4月24日:英国#3(18公演)・5月20日ー6月4日:欧州#1(13公演) ・9月13日ー16日:欧州#2(3公演) これが本稿の執筆段階までに公表されている2021年/2022年のスケジュール。流動的に延期が発表されてきたため、すでに変更になっている公演が紛れている可能性もありますが、公式サイトによると以上のようになっています。本作のバービカン・センター公演は『FAT POP (VOLUME 1)』発売の翌日に設定されたオーケストラとの共演ステージで、チケット(約1,900円)を購入した人だけがストリーミング配信を見られる無観客ライヴでした。ストリーミングはライヴから48時間で終了となっておりますが、本作はその配信プロショットをDVD化したものです。そのクオリティは、もちろん超・極上。最新の配信ですから当然でもありますが、その基準を持ってしても美しい。単に画質が良いという次元ではなく、1カット1カットのアングルが実に練られており、止めでも画になっていますし、じっくり動いても品がある。曲想に沿った照明デザインもカット割りも完璧。12月にはこのショウの作品化も計画されており、その際には再編集されるのかも知れませんが、これ以上手の加えようがないとしか思えない。無観客ということもあって客席アングルがほとんどないわけですが。それも感じさせないほど美学に貫かれた映像が素晴らしいのです。そんな映像美で描かれるのは、オーケストラ共演で壮麗に甦った名曲の宝庫。オケ共演と言えば、2018年の公式作『OTHER ASPECTS』も記憶に新しく、本作はその別バージョン。。。かと思いきや、実はかなり趣が異なる。比較しながら整理して美馬しょぅ。70年代ー90年代(7曲)・THE JAM:English Rose/Carnation・THE STYLE COUNCIL:My Ever Changing Moods/ You're The Best Thing(ボーイ・ジョージ共演)・90年代:Broken Stones(ジェイムス・モリソン共演)/Wild Wood(セレステ共演:★)/You Do Something To Me(★)それ以降(9曲)・ウェイク・アップ・ザ・ネイション:Andromeda・トゥルー・ミーニングス:Gravity(★)/ Bowie/Movin' On/White Horses(★)・オン・サンセット:On Sunset/Equanimity・ファット・ポップ:Glad Times/Still Glides The Stream ※注:「★」印は公式映像『OTHER ASPECTS』でも演奏されていた曲。……と、このようになっています。普段なら被っていない注目曲に印を入れるのですが、今回は逆。公式作『OTHER ASPECTS』と被るのは5曲しかなく、他11曲が新たなオーケストラ・バージョンで楽しめる。しかも、その内容も新鮮。何しろ、半数が『TRUE MEANINGS』以降の近3作からのレパートリーですし、コロナ禍でツアーができていないだけあって初演曲もたっぷりなのです。もちろん、クラシックスも美味しい。オーケストラによる壮麗なアレンジもポイントですが、さらに豪華ゲストも参加。「Broken Stones」ではシンガーソングライターのジェイムス・モリソン、「Wild Wood」ではポーリー・スタイレンの娘セレステが登場します。そして、最大の注目はボーイ・ジョージが登場する「You're The Best Thing」。THE STYLE COUNCIL/CULTURE CLUBのカリスマが歌声を重ね合う夢の共演が楽しめるのです。コロナ過を乗り越えた再始動の第一歩であり、内容を大きく更新した『OTHER ASPECTS』の続編でもある。そんなポール・ウェラーの最新ステージを超極上プロショットで75分フルに味わい尽くせる1枚。「2021年5月15日バービカン・センター」の超絶級マルチカメラ・プロショット。無観客で行われたオーケストラ共演コンサートの配信プロショットで、完全オフィシャル級の超極上品です。半数が『TRUE MEANINGS』?『FAT POP (VOLUME 1)』の近3作から選ばれたセットは『OTHER ASPECTS』ともかなり異なり、ボーイ・ジョージ、ジェイムス・モリソン、セレステといった豪華ゲストとの共演も楽しめます。Live at the Barbican with the BBC Symphony Orchestra Barbican Theatre, London, UK 15th May 2021 PRO-SHOT 1. Intro 2. Andromeda 3. English Rose 4. My Ever Changing Moods 5. On Sunset 6. Carnation7. Glad Times 8. Broken Stones (with James Morrison) 9. Gravity 10. Bowie 11. Equanimity 12. You're The Best Thing (with Boy George) 13. Still Glides The Stream 14. Movin' On 15. Wild Wood (with Celeste) 16. You Do Something To Me 17. White Horses 18. End Credit Paul Weller - Vocal, Guitar Steve Cradock - Guitar BBC Symphony Orchestra Conducted by Jules Buckley With Special Guests Boy George Celeste James Morrison Backing Vocals Patrick Linton Vula Malinga Ladonna Young PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.75min.

Paul Weller ポール・ウェラー/London,UK 2021

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