希代のライブ、1967年ストックホルム公演を最新AI技術を本格的に導入し遂にフル・カラー化し収録したマイルス・マニア感動のライブ映像が登場しました。1967年の10月29日~11月7日にかけて行なわれたマイルス・デイヴィス・クインテットによる短期間のヨーロッパ・ツアーでは、「黄金のクインテット」、つまりはマイルス以下、ウェイン・ショーター(ts)、ハービー・ハンコック(p)、ロン・カーター(b)、トニー・ウィリアムス(ds)という所謂「第2期」に区分される二管五重奏団、その最末期ならではの怒涛の演奏が各所(全9公演)で繰り広げられていました。当時のクインテットはさらなるアコースティック・ジャズの可能性を探求し続けていて、しかもステージの上で、だ。だからしてこの時期のライヴ・パフォーマンスにはフリー・ジャズに接近したかのような各プレイヤーの激しく振り切れた演奏や、バンドとしてのテンションの高さがムキ出しになっています。特にトニーの縦横無尽にスペースを駆け抜ける知的な暴れ太鼓には、筆舌に尽くしがたいかっこよさがあります。Live at Konserthuset,Stockholm,Sweden October.31.1967 1. Agitations 2. Footprints 3. Round Midnight 4. Gingerbread Boy 5. The Theme Miles Davis (Tpt) Wayne Shorter (Ts) Herbie Hancock (P) Ron Carter (B) Tony Williams (Dr)