結成25周年ツアーの最中、5年ぶりの来日を果たした1991年のSANTANA。その象徴プロショットの極上バージョンがリリース決定です。そんな本作が撮影されたのは「1991年5月21日:日本武道館」公演。そのマルチカメラ・プロショットです。1971年の初来日以来コンスタントに訪日してくれたSANTANAにとって5年は当時最長のブランクでした。しかも、1つ前の1986年はあの“サウンドマーケット:ロック・イン・軽井沢”であり、フェス形式に参加した1回こっきり。全国ツアーも日本武道館も8年ぶりでもありました。まずは、そんな当時のスケジュールを振り返り、ショウのポジションを確認しておきましょう。・5月15日:大阪フェスティバルホール・5月18日:大阪フェスティバルホール・5月17日:福岡サンパレス・5月19日:名古屋市公会堂・5月21日:日本武道館 ←★本作★・5月22日:神奈川県民ホール 以上、全6公演。そのハイライト公演が日本武道館であり、某日本人サックス奏者が客演したこともあってかTV放送も実現。当時の象徴映像として君臨してきました。本作は、そんな大定番の最高峰クオリティを更新する新発掘マスター。当店ではコアな記録マニアによる極上オリジナル・マスターで数々の音楽番組をアーカイヴしておりますが、本作もその1つ。特に本作を提供してくださったマニアはマイケル・ジャクソンやプリンスの名作群で大評判となった人物なのです。実際、本作も期待に見事応えてくれる極上クオリティ。もちろん、放送自体のアナログ感はありますが、受信状況に細心の注意を払い、(当時の)ハイエンド機材を駆使した録画はレーザーディスク起こしかと思うほどの精密さ。しかもテープヨレや経年劣化がまるで見当たらないマスターの保存状態も驚異的。放送から30年間一度も再生していなかったのかもしれませんが、白線ノイズどころか画面の隅々まで変色も乱れもない瑞々しい映像美は、このまま公式DVD化してほしいほどです。そんな映像美で描かれるのは、8年ぶりの武道館にして豪華共演も実現した記念碑的ステージ。約1時間の放送枠に沿って居るのでフルではありませんが、その分サックス奏者との共演をメインにした特濃の構成なのです。最後に、その内容も整理しておきましょう。・サンタナ:Jingo・天の守護神:Black Magic Woman/Gypsy Queen/Oye Como Va・アミーゴ:Europa (Earth's Cry, Heaven's Smile)・フリーダム:Mandela・スピリッツ・ダンシング:Spirits Dancing In The Flesh・ミラグロ:Somewhere In Heaven90年代初頭は商業的には落ち着いた時期でもありましたが、ステージは変わらず滋味深く、同時に熱く燃え上がっていた。本作は、そんな時代のSANTANAを目撃できる準オフィシャルとも言うべき映像作品です。MCやインタビューには日本語字幕も完備され、カメラワークやサウンド・プロデュースも完璧。どうぞ、記録マニアによる最高峰マスターで存分にお楽しみください。某有名サックス奏者との貴重共演も話題になった武道館プロショットがギフト・リリース。コアな記録マニアによるオリジナル・マスターはオフィヤル級の映像美で、8年ぶりとなる日本武道館のステージを楽しめます。Budokan, Tokyo, Japan 21st May 1991 PRO-SHOT(UPGRADE) 1. Intro 2. Mandela 3. Interview #1 4. Mandela (cont'd) 5. Somewhere In Heaven 6. Black Magic Woman 7. Gypsy Queen 8. Oye Como Va 9. Spirits Dancing In The Flesh 10. Interview #2 11. Europa (Earth's Cry, Heaven's Smile) 12. Jingo 13. National Anthem Of Japan ★懐かしのN○Kの放送エンディング PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.60min.