1公演1公演をこなすほどに賞賛と名記録を生み出し続けている3年ぶりのツアー“GOT BACK”。大好評真っ最中の『OAKLAND 2022 DAY 2: THE VIDEO』の続篇・姉妹篇となる最新フル映像がリリース決定です。そんな本作が撮影されたのは「2022年5月13日ロサンゼルス公演」。その絶景オーディエンス・ショットです。冒頭でいきなり別作品『OAKLAND 2022 DAY 2: THE VIDEO』の名前を出してしまいましたが、その意味をご説明するにも事前知識が必要。まずは、現在までのツアースケジュールで映像コレクションを振り返ってみましょう。・4月28日『SPOKANE 2022: MULTI CAM』・5月2日:シアトル公演・5月3日『SEATTLE 2022 2ND NIGHT: THE VIDEO』・5月6日:オークランド公演・5月8日『OAKLAND 2022 DAY 2: THE VIDEO』・5月13日:ロサンゼルス公演 ←★ココ★・5月17日:フォートワース公演・5月21日:ウィンストン・セーラム公演 >>今ここ<<・5月25日ー6月16日(8公演)これが“GOT BACK”の現在位置。全16公演中8公演が終了し、ちょうど折り返し点に達したところです。そんな中で本作は4作目の映像作。マルチカメラやダイジェストなど、ショウ内容だけでなく作風そのものも個性があるわけですが、本作の場合は「終始一貫の体験型ワンカメ」ショット。もっともオーソドックスなタイプの映像であり、観客の1人となってショウをフル体験できる映像です。このタイプというと先日リリースして大好評となった『OAKLAND 2022 DAY 2: THE VIDEO』にも通じるわけですが、実は本作を公開したのは、あの傑作と同じ人物。そう、これこそが冒頭でご紹介した「続篇・姉妹篇」の意味なのです。しかも、単に公開者が同じというだけではなく、中身も酷似。ズームを最小限に留めた肉眼感覚ですし、それでも見応えたっぷりなバック・スクリーンの押さえ方も似ている。そして何より驚きなのは、撮影ポジションまでそっくり! さすがに座席まで思い通りにコントロールはできないと思うのですが、ステージ右寄りの斜めから1階席の観客頭上を素通りしたアングルは、思わず「あれ? ディスクを間違えた?」と焦ってしまうほど酷似しているのです。撮影アングル・センス・クオリティが酷似していても、本作は間違いなく別公演。しかも、これまた偶然ながら絶妙なセレクトになっているのです。そのポイントは「日替わり曲」。これまでもお伝えしてきた通り、“GOT BACK”の日替わりポイントは3ヶ所。それぞれ2曲ずつの選択肢から選ばれるスタイルです。では、本作のロサンゼルス公演はどういうセレクトだったのか。日替わり曲・8曲目:(×:Women And Wives)/Let 'Em In・12曲目:(×:I've Just Seen A Face)/We Can Work It Out・18曲目:(×:Queenie Eye)/New ※注:「×」印は、本作のロサンゼルス公演では演奏されなかった曲。……と、このようになっています。もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、「Let 'Em In」「We Can Work It Out」「New」という選択は『OAKLAND 2022 DAY 2: THE VIDEO』の真逆。つまり、『OAKLAND 2022 DAY 2: THE VIDEO』と本作の2連作によって、上記6曲を全部押さえられる。ひいては“GOT BACK”で演奏されている全曲を目撃できるわけです。これまた、撮影者の意図とは関係なく偶然が生み出した美味しすぎるポイントです。“GOT BACK”でも随一の傑作映像として話題を呼んでいる『OAKLAND 2022 DAY 2: THE VIDEO』。本作は、あの傑作と同じ作風/(ほとんど)同じアングルでありつつ、真逆な個性のフルショウを堪能できる姉妹作です。本作自体がツアーを代表して行くであろう傑作であるのと同時に、姉妹セットにするだけで“GOT BACK”の全景を定点観測できてしまう。女神の微笑みパワーまで感じさせる2連作。傑作『OAKLAND 2022 DAY 2: THE VIDEO』と同じ人物による極上オーディエンス・ショットがリリース。作風も座席もそっくりながら日替わり曲が真逆。2作併せると“GOT BACK”の演奏全曲が楽しめます。 SoFi Stadium, Inglewood, CA, USA 13th May 2022(144:55) 1. Pre-Show 2. Intro 3. Can't Buy Me Love 4. Junior's Farm 5. Letting Go 6. Got To Get You Into My Life 7. Come On To Me 8. Let Me Roll It 9. Getting Better 10. Let Em' In 11. My Valentine 12. Nineteen Hundred And Eighty Five 13. Maybe I'm Amazed 14. We Can Work It Out 15. In Spite Of All The Danger 16. Love Me Do 17. Dance Tonight 18. Blackbird 19. Here Today 20. New 21. Lady Madonna 22. Fuh You 23. Being For The Benefit Of Mr. Kite 24. Something 25. Ob-La-Di, Ob-La-Da 26. You Never Give Me Your Money 27. She Came In Through The Bathroom Window 28. Get Back 29. Band On The Run 30. Let It Be 31. Live And Let Die 32. Hey Jude 33. Encore Break 34. I've Got A Feeling 35. Birthday 36. Helter Skelter 37. Golden Slumbers/Carry That Weight/The End 38. Outro COLOUR NTSC Approx.146min.