待望の2ndアルバム『HAPPIER THAN EVER』も各国チャートNo.1を独占し、今まさに時代の寵児となっているビリー・アイリッシュ。その最新ステージを楽しめる超極上映像が登場です。そんな本作が撮影されたのは「2022年4月23日インディゴ公演」。現代音楽シーンを代表する音楽祭“Coachella Valley Music and Arts Festival”に出演した際のマルチカメラ・プロショットです。もちろん現在のビリーは“HAPPIER THAN EVER, The World Tour”の真っ最中でもあり、“コーチェラ・フェス”には、その合間を縫うように出演しました、彼女の近況を知る意味でも、まずは現在までに公表されているスケジュールからチェックしてみましょう。・2月3日ー22日:北米#1(13公演)・3月8日ー4月9日:北米#2(20公演)・4月16日+23日:Coachella Festival(2公演)←★ココ★・6月3日ー7月2日:欧州(20公演)・9月8日ー30日:オセアニア(15公演)これが2022年のビリー・アイリッシュ。一部のショウが新型コロナ禍のために延期となりましたが、ほぼほぼ予定通りに進行中です。今回のフェス出演はツアーの一環と言うよりは、北米レッグの最後に追加された特別公演でした。“コーチェラ・フェス”は2週間の同じ曜日に二度出演するスタイルとなっており、本作は2週目のステージでした。そんなステージで記録された本作は、最新配信だけあって「完全オフィシャル級」……と言いますか、それ以上。分類的には「マルチカメラ・プロショット」なのですが、その言葉で通常イメージされるものとは次元が違う。1カット1カットのアングルが画として美しく、スイッチングのタイミングも芸術的に洗練されている。単に曲のビートに合わせて見どころを追うのではなく、彼女の仕草や表情、巨大スクリーンの映像とも完全シンクロ。1秒のムダもなく美しい画面が延々と続く様は、「ライヴ映像」の域を超えて「芸術表現」と言っていい。もはや「映像体験」の次元で語られるべきクオリティなのです。最先端テクノロジーの凄味を見せつける映像美で描かれるのは、音楽シーンの最先端となるショウ。ここでそのセットも整理しておきましょう。WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?(8曲)・Bury A Friend/My Strange Addiction/You Should See Me In A Crown/Ilomilo/I Love You(*)/When The Party's Over/All The Good Girls Go To Hell/Bad Guy HAPPIER THAN EVER(11曲)・I Didn't Change My Number/NDA/Therefore I Am/Billie Bossa Nova/Goldwing/Oxytocin/Your Power(*)/Overheated(★)/Getting Older/Lost Cause/Happier Than Ever(ヘンリー共演)その他(6曲)・DON'T SMILE AT ME:Idontwannabeyouanymore/Bellyache(★)/Ocean Eyes(★)・シングル他:Lovely/Everything I Wanted/Misery Business(*:ヘンリー共演)※注:「★」印はステージB、「*」印はアコースティック・セットの曲。……と、このようになっています。新作からほとんどの曲を繰り出す現役感は絶大で、セットを見ただけで今まさに全盛の輝きを誇っているのがよく分かります。全編・全曲が超スペクタクルと最新ヒットまみれなのですが、その中で「この日だけ」だったのがゲスト共演。アコースティック・セットでビリーが「見て、空いてる椅子があるよ。誰のためかな?」「みんな私の友達を歓迎してね。ヘイリー・ウィリアムス!」と叫ぶと万雷の拍手と共にPARAMOREの歌姫が登場。彼女の代表曲である「Misery Business」をデュエットするのです。実のところ、PARAMOREはこの曲を封印しており、ヘイリー自身にとっても4年ぶりの生歌唱でもありました。ヘイリーはアンコール・ラストの「Happier Than Ever」でも再登場。親友と共に大団円を演出するのです(この曲は映像も超ド迫力です)。これが2022年。これぞ音楽シーンの最先端です。本作は何よりビリー・アイリッシュのライヴ映像ではあるのですが、それ以上に現代エンターテインメントの凄味に圧倒される。人類の大衆音楽は、ここまで来た。そんな切っ先を思い知らされる映像巨編。「2022年4月23日コーチェラ・フェス(2週目)」のマルチカメラ・プロショット。「完全オフィシャル級」……と言いますか、それ以上。曲のビートに合わせて見どころを追う従来のプロショットとは違い、彼女の仕草や表情、巨大スクリーンの映像とも完全シンクロ。1カット1カットのアングルが画として美しく、スイッチングのタイミングも芸術的に洗練されている。もはや「ライヴ映像」を超えた「芸術表現」の域。現代エンターテインメントの凄味に圧倒される映像巨編です。 Coachella Valley Music and Arts Festival Empire Polo Club, Indio, CA, USA 23rd April 2022 PRO-SHOT 1. Intro 2. bury a friend 3. I Didn't Change My Number 4. NDA 5. Therefore I Am 6. my strange addiction 7. idontwannabeyouanymore 8. lovely 9. you should see me in a crown 10. Billie Bossa Nova 11. GOLDWING 12. Oxytocin 13. ilomilo 14. i love you 15. Your Power 16. Misery Business 17. Not My Responsibility 18. OverHeated 19. bellyache 20. ocean eyes 21. Getting Older★終演後、顔からコケる「暗かったんだよ!」「痛い!」「でも大丈夫」22. Lost Cause 23. when the party's over 24. all the good girls go to hell 25. everything i wanted 26. bad guy 27. Happier Than Ever PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.91min.