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Rolling Stones ローリング・ストーンズ/France 7.23.2022 Multi-Cam

ついに完遂目前! いよいよ残り1公演を残すのみとなった60周年ツアー“Sixty”。佳境に入った「今」を全力で楽しむマルチカメラ・シリーズの最新弾がリリース決定です。マルチカメラ映像レポートはフランス公演の2作同時リリース。本作は、その第二弾となる「2022年7月23日パリ公演」のオーディエンス・ショットです。それでは2作品も含め、現在までにリリースされているマルチカメラ映像コレクションを日程で確認しておきましょう。・6月1日『MADRID 2022: MULTICAM』・6月5日『MUNICH 2022: MULTICAM』・6月9日『LIVERPOOL 2022: MULTICAM』 《ミックの新型コロナ感染》・6月21日『MILAN 2022: MULTICAM』・6月25日『HYDE PARK 2022 MULTICAM NEW EDITIONM』・7月3日『HYDE PARK 2022 MULTICAM NEW EDITIONM』・7月7日『AMSTERDAM 2022 MULTICAM』・7月11日『BRUSSELS 2022: MULTICAM』・7月15日『VIENNA 2022: MULTICAM』・7月19日『LYON 2022: MULTICAM』・7月23日:パリ公演  ←★本作★・7月27日:ゲルゼンキルヒェン公演・7月31日:ストックホルム公演 >>今ココ<<・8月3日:ベルリン公演 ※注:各日とも代表作のみ。これが現時点での“Sixty”。今回のツアーではフランスは2公演だけであり、その両方がマルチカメラ映像で登場。本作のパリはその2公演目であり、トータル11公演目となるコンサートでした。さて、そんなショウを伝える本作は、いつも通りに素晴らしい。制作したのはマルチカメラ編集を何作も手掛けたマニアですし、そのノウハウもセンスもこれまでの傑作群で証明されてきた通り。しかも、本作は1曲内でもアングル変わりつつ、音声は通し録音という「プロショット形式」。手慣れたマニアによる一番美味しいスタイルの映像作なのです。ただし、シリーズ最高傑作とはいかなかった。曲によっては進化の最先端を見せつけるような素晴らしさなのですが、ところどころ映像の素材不足が露呈。静止画で繋ぐ事態になっているのです。もちろん、これまでも曲間を静止画で繋ぐことは珍しくなかったのですが、本作では演奏中でも静止画が出てくる曲がある。特に豪快なのは2曲目の「19th Nervous Breakdown」でしょうか。曲の後半まで静止画で綴られているのです。原因は恐らく映像ソースが不足でしょう。手間のかかるマルチカメラ編集をいつまで続けられるのか……と思っていましたが、どうやら現場で撮影してアップする一般客の方が先に息切れしてしまったようです。「19th Nervous Breakdown」が目立ったために長く書いてしまいましたが、そうした事態に陥っている曲はわずかですし、それもイントロやエンディングの欠けを補完する程度。ショウの大部分は普段通りの見事なマルチカメラで楽しめますし、ぶっちゃけ「最高傑作とは言えない」というだけの話です。そんなマニア苦心の映像美で描かれるのは、78歳だったミック最後のフルショウ。いつものように、セットも整理しておきましょう。固定曲(10曲)・Tumbling Dice/You Can't Always Get What You Want/Honky Tonk Women/Miss You/Midnight Rambler/Paint It Black/Start Me Up/Jumping Jack Flash/Sympathy For The Devil/(I Can't Get No) Satisfaction 日替わり曲(9曲)・準固定:Street Fighting Man/19th Nervous Breakdown/Out Of Time/Living In A Ghost Town/Gimme Shelter・その他:Like a Rolling Stone/Wild Horses/You Got the Silver(★)/Happy(★)※注:上記はストックホルム公演(7/31)までのデータで構成。「★」印はキース・コーナー。……と、このようになっています。実のところ、前後のリヨン公演/ゲルゼンキルヒェン公演では普段より1曲少なかったわけですが、合間のパリでは堂々の全19曲を披露してくれる。上記の分類では、“Sixty”の全公演で演奏している曲を「固定曲、8公演以上を「準固定」としていますが、これに相当する15曲を全部演奏している。その揺るぎないスタンダード感を誇る一方で、「Like a Rolling Stone」「Wild Horses」の2曲はどちらも“Sixty”3回目。実にメリハリの効いたフル・セットなのです。2022年のシーンを沸かせた“Sixty”も、残すところ1公演。マルチカメラ映像も3回分を残すだけとなりました。ここまで来たら、最終公演まで作品化してくれることでしょう。佳境に突入したカウントダウンを刻む1枚。60周年ツアーの11公演目をフル体験できるオーディエンス映像がリリース。前後のライヴは1曲少なかったものの、合間の本作は全19曲のフルセット。準定番まで漏らさず演奏した堂々たるショウを楽しめます。Hippodrome de Longchamp, Paris, France 23rd July 2022 AMAZING SHOT!!! (114:03) 1. Intro/Charlie Watts Tribute 2. Street Fighting Man 3. 19th Nervous Breakdown 4. Tumbling Dice 5. Like A Rolling Stone 6. Out Of Time 7. Wild Horses 8. You Can't Always Get What You Want 9. Living In A Ghost Town 10. Honky Tonk Women 11. Band Introductions 12. You Got The Silver 13. Happy 14. Miss You 15. Midnight Rambler 16. Paint It Black 17. Start Me Up 18. Gimme Shelter 19. Jumping Jack Flash 20. Sympathy For The Devil 21. Satisfaction COLOUR NTSC Approx.114min.

Rolling Stones ローリング・ストーンズ/France 7.23.2022 Multi-Cam

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