【エリック・クラプトンの最新ヨーロッパ・ツアー、初日ボローニャ公演の極上オーディエンス映像が登場!】新型コロナウィルス感染からの復帰以降、精力的にツアーを敢行しているエリック・クラプトンの最新ヨーロッパ・ツアーから、初日の10月9日イタリア、ボローニャ公演の素晴らしいオーディエンスショットが登場です。このヨーロッパ・ツアーは本来5月に予定されていたものですが、クラプトンが新型コロナに感染してしまったために延期され、リスケジューリングされたもの。リスケは、3箇所4公演。以下となっていました。9th OCT Bologna10th OCT Bologna12th OCT Milan14th OCT Zurich その初日となったボローニャ公演を捉えたのが本作で、ステージに向かって正面やや左の2階スタンド席からのアングルとなっています。画質は非常にきれいなもので、音声もクリアで良好です。前方にはまったく障害物のない状態でニーアップのクラプトンを良好に捉えています。引きのカットでは、左にポール・キャラックから右のネイザン・イーストまでのほぼステージ全体を捉えています(場面に応じて、右端のクリス・スティントンまでをフレームに収めています)。クラプトンのアップをメインとしながら、ソロが回されるメンバーや女性シンガーたちにもカメラを向けるなど、変化もつけていて飽きさせません。中盤のシッティングセットでのクラプトンはドンピシャ真正面!完璧なアングルです。Laylaの途中では、会場全体を捉えるカットに変更し、ステージ左上のスクリーンを捉えるなど、小技も効かせています。とても観やすく楽しめる映像です。この映像のポイントは、丁寧な編集がされていることで、曲間を敢えてカットし、曲の終わりと次曲の頭をスムーズなクロスフェイド処理で繋いでいます。そして曲の始まりには、左下に曲のタイトルが表示されるという親切さ。一言で言えば、「オーディエンスショットのプロショット」みたいな感じです。この日のクラプトンは、9月のアメリカン・ツアーからは少し髪をカットしていて、グレーのシャツにグレーのチョッキを身に付けています。ボトムスはジーンズに白のスニーカーというカジュアルな出で立ちです。コロナからの復帰以降の元気な様子は変わらずで、かっこいいクラプトンのタイトで余裕に満ちたパフォーマンスが楽しめます。9月のアメリカン・ツアーに続き、10月の最新ヨーロッパ・ツアーの極上映像まで出てくるとは、いい時代になりました。【衰えぬクラプトンの気迫のこもったパフォーマンス!】この公演の魅力は、今年77歳を迎えたクラプトンの、9月のアメリカン・ツアー時と同様の元気な姿が観られるということのみならず、バリバリの現役に相応しい弾き捲るステージを堪能できることです。セットリストは前月のアメリカン・ツアーと変わりませんが、各曲それぞれに聴きどころとメリハリが用意されており、まさに「充実のステージ」ということに尽きます。River Of Tearsでは、クラプトンの入魂のボーカルに拍手が沸き起っています。続くI Shot The Sheriffの後奏のソロでは、全盛期のプレイと遜色のない弾き捲り、鋭いフレーズの畳み掛けがあります。オーディエンスもこの出来栄えには感動したようで、大喝采です。前半のハイライトは、クラプトンの意図どおりここにあります。シッティングセットに移っての、この日の日替わりブルースは、マディ・ウォータースのCountry Boyでした。ドイル・ブラムホールのディープなブルースハープが聴きものです。Tears In Heavenでは、アメリカン・ツアー時と同様、中間のオルガンソロで故ゲイリー・ブルッカーへの追悼を込めた「青い影」の一節がプレイされています。親友への想いを忘れないクラプトンの姿勢に、会場からは万来の拍手が沸き起っています。後半は王道の有名曲パレードです。The Sky Is Cryingもしっかりやってます。素晴らしい公演を観た気分にさせてくれる優れた映像です。9月のアメリカン・ツアーから、当店が逸早くリリースしましたコロンバス公演やマジソン・スクエア・ガーデン2DAYS公演のCDを聴いていただいた方なら、そのビジュアル版としてもお楽しみいただけると思います。もちろん今年のクラプトンは未聴、未見という方でも、このリアルタイムの「充実クラプトン」には、きっと感じられるところがあるでしょう。Live at Unipol Arena, Bologna, Italy 9th October 2022 AMAZING SHOT!!! (93;40) 1. Tearing Us Apart 2. Key To The Highway 3. Hoochie Coochie Man 4. River Of Tears 5. I Shot The Sheriff 6. Country Boy 7. After Midnight 8. Nobody Knows You When You're Down And out 9. Layla 10. Tears In Heaven 11. Badge 12. Wonderful Tonight 13. Crossroads 14. The Sky Is Crying 15. Cocaine 16. High Time We Went Eric Clapton - guitar / vocals Nathan East - bass / vocals Doyle Bramhall II - guitar / vocals Sonny Emory - drums Chris Stainton - keyboards Paul Carrak - keyboards Sharon White - vocals Katie Kissoon - vocals COLOUR NTSC Approx.94min.