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Stevie Ray Vaughan スティーヴィー・レイ・ヴォーン/West Germany 1984

『TEXAS FLOOD』『COULDN'T STAND THE WEATHER』を畳みかけ、一気に時代の寵児となっていった1984年のスティーヴィー・レイ・ヴォーン。その勇姿を目撃できる最高峰マスターが登場です。そんな本作が撮影されたのは「1984年8月27日ミュンヘン公演」。西ドイツの放送局BR-KLASSIKの名物番組“Live aus dem Alabama”で放送されたマルチカメラ・プロショットです。1984年と言えば公式ライヴアルバム『LIVE AT CARNEGIE HALL』に残されただけでなく、サウンドボード・アルバム『SPECTRUM 1984』『STAND IN TEXAS』も定番として愛されています。まずは、当時のスケジュールを振り返り、それぞれの位置関係を確かめてみましょう。《1月『COULDN'T STAND THE WEATHER』製作》・2月4日ー3月17日:北米#1(21公演)・3月21日ー31日:北欧(10公演)・4月15日ー5月28日:北米#2(26公演)←※STAND IN TEXAS《5月15日『COULDN'T STAND THE WEATHER』発売》・6月15日ー8月17日:北米#3(43公演)←※SPECTRUM 1984・8月25日+27日:西ドイツ(2公演)←★ココ★・9月2日ー10月21日:北米#4(24公演)←※公式LIVE AT CARNEGIE HALL・10月26日ー11月14日:オセアニア(14公演)・11月18日ー12月31日:北米#5(14公演)これが1984年のSRV。主戦場はあくまでも本国アメリカだったわけですが、その合間にヨーロッパ侵攻も開始。本作の“Live aus dem Alabama”出演は『COULDN'T STAND THE WEATHER』発売から約3ヶ月後であり、『LIVE AT CARNEGIE HALL』収録の約1ヶ月半前にあたる。たった2回だけ行われた西ドイツ公演のうちの1回でした(ちなみに、もう1回は野外フェス“ROCKPALAST FESTIVAL”で、やはりプロショットが知られています)。そんなステージを伝える本作は、まさに完全オフィシャル級。デジタル再放送があったのかどうかは分かりませんが、とても当時の放送とは思えない。質感はフィルムそのものですし、VHS特有のテープ走行感やダビング劣化もまるでナシ。しかも、デジタルの加工感もない。微細部まで艶やか美しく、しかもハイライトを上げたようなわざとらしさは皆無。それこそ「公式レーザーディスク(そんな物は存在しませんが)から起こしました」と言われた方がしっくり来るパーフェクトな映像美。このライヴ自体は某大手動画サイトにもアップされていますが、本作は比較ならないほど美しい最高峰マスターなのです。そんな映像美で画かれるのは、TV放送だからこその濃厚なステージ。観客を入れた通常コンサート形式ではありますが、現場は番組“Live aus dem Alabama”の定番会場というだけあって半分局スタジオのような雰囲気でもある。そして何より、長さ。放送枠に沿って編集されているのは明らかで、約43分というLP1枚分の尺に『TEXAS FLOOD』『COULDN'T STAND THE WEATHER』の2枚を濃縮した密度がスゴいのです。最後に、そのセットも整理しておきましょう。テキサスフラッド(3曲)・Pride And Joy/Love Struck Baby/Mary Had A Little Lamb(★)テキサスハリケーン(4曲)・Scuttle Buttin'/Voodoo Chile (Slight Return)(★)/Cold Shot/Tin Pan Alley(★)※注:「★」印は『LIVE AT CARNEGIE HALL』で聴けなかった曲。とにかく美しい。このままオフィシャルDVDとして『COULDN'T STAND THE WEATHER』に付属させたいほどの極上マスターです。本作より長尺のプロショットやサウンドボードは他にもありますが、これほどの映像美で絶頂トリオのSRVを見つめられる醍醐味は、何物にも代えられません。まさに絶対の1枚。「1984年8月27日ミュンヘン公演」のマルチカメラ・プロショット。西ドイツの名物番組“Live aus dem Alabama”の最高峰マスターからデジタル化された銘品。その映像美は、まさに完全オフィシャル級。質感はフィルムそのものですし、経年劣化もデジタルの加工感もない。微細部まで艶やか美しく、しかもハイライトを上げたようなわざとらしさは皆無。パーフェクトな映像美で、『TEXAS FLOOD』『COULDN'T STAND THE WEATHER』の2枚を濃縮したような特濃のステージを楽しめます。Alabamahalle, Munich, West Germany 27th August 1984 PRO-SHOT 1. Scuttle Buttin' 2. Voodoo Chile (Slight Return) 3. Cold Shot 4. Pride And Joy 5. Tin Pan Alley 6. Love Struck Baby 7. Mary Had A Little Lamb Stevie Ray Vaughan - vocals & guitar Chris Layton - drums Tommy Shannon - bass PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.43min.

Stevie Ray Vaughan スティーヴィー・レイ・ヴォーン/West Germany 1984

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