70年代の勇姿を語り継いできた伝統の名作映画『レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ』。その正順/長尺版がリリース決定です。本番ライヴ通りの曲順に組まれた再編集作 そんな本作の正体とは2009年に海外ファンが制作し、公開されるや一世を風靡した編集版の『狂熱のライヴ』。ご存知の通り、映像版『狂熱のライヴ』は純粋なライヴ作品ではありませんでした。オフショットやメンバー各人のイメージ映像もたっぷり使用され、曲順も本番ステージと大幅に異なる。「コンサートの映像作」ではなく、あくまで「ZEPがテーマの劇場映画」だったのです。2007年の公式DVD化に伴ってカットされた曲も観られるようになったものの、結局のところ映画本編の作風は以前のまま。そうなると欲しくなるのが「本番ステージ通りの映像作」。本作は、その思いに駆られた海外ファンが創り上げた「本番曲順通りの狂熱のライヴ」なのです。巧みに編集された2時間26分に及ぶ長尺作品 しかも、単に並び替えているわけではない。細部まで気を配った編集は違和感がまるでなく「最初からこういう作品だった」ようにさえ感じられる。特に素晴らしいのはサウンド。CD版も活用されているのか、オフィシャルで意図的に被せられていた歓声が消去され、より自然なライヴらしく仕上がっています。そして、その長さはオフィシャル超えてもいる。2007年の公式DVDでも「Heartbreaker」後半部までは望めなかったわけですが、本作では完全収録。もちろん、その部分の映像はないわけですが、イメージ映像を巧みに活用。これまた映像作品として自然に観られるように制作されています。そうした作業の結果、本作はオフィシャル版より遙かに長尺化。オリジナル映画が「約138分」、公式CDが「約132」なのに対し、本作は「約146分」に及ぶのです。本稿に目を留められた方なら、よりライヴ映像然とした再編集作『IN FOR A QUICK GARDEN』をご記憶かも知れませんが、あの名作も全長は「約137分」。本作は、そのどれよりも長尺な映像作品なのです。2009年の「1973年MSGの真実」に肉薄するライヴ映像作品です。細部の凝り具合では後年の『IN FOR A QUICK GARDEN』に軍配も上がりますが、「本番通りの曲順」に加えて「約146分」というボリュームまで堪能できるのは、現在もなお本作だけです。15年を経ても色あせない意匠を完全再現する2枚組DVDのファン・エディション。伝統映画『レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ』の正順/長尺版。海外マニアが制作したもので、本番ライヴ通りの曲順に再構成。オフィシャル版の意図的な歓声が削除されていたり、「Heartbreaker」後半部もイメージ映像を活用しながら全長にするなど、細部まで拘った名作です。後年の再編集作『IN FOR A QUICK GARDEN』よりも長尺な約146分の映像美を完全収録した2枚組です。4チャンネルダイナミック・スーパー・サウンド。「全ての常識を打ち破ったスーパー・グループ」「世界最強のパワー。≪レッド・ツェッペリン≫の魔力!」Three nights of concerts at Madison Square Garden in New York City 1973 Disc 1(60:16) 1. Bron-Yr-Aur 2. Rock And Roll 3. Celebration Day 4. Black Dog 5. Over The Hills And Far Away 6. Misty Mountain Hop 7. No Quarter 8. Since I've Been Loving You 9. The Song Remains The Same 10. The Rain Song Disc 2(85:40) 1. Dazed And Confused 2. Stairway To Heaven 3. Moby Dick 4. Heartbreaker 5. Whole Lotta Love 6. Ocean 7. End Credits PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.146min.