クラプトンの一つのピーク「ジャーニーマン・南米ツアー」のプロショット映像!当時現地テレビで放映されたプロショット映像をリリース致します。このツアーの衣装提供として契約したジャンニ・ベルサーチの純白のスーツにインナーはブラックTシャツと、当時のクラプトンしか着こなせないようなかっこよさで登場します。ロングヘアにメガネなしのルックスは非常にかっこいいもので、特に人気の高いツアーでした。経年により若干画面には滲みが見られますが、クオリティはほぼ問題なしですので、安心してご覧いただけます。コンサートのオープニングからコンサートどおりに進行しますが、「Santiago 1990 FM Rebroadcast」(2CD)のレビュー本文で言及していますとおり、終盤のハイライトだったLaylaがなぜかピアノコーダ部分のみの収録で、その前には本来アンコールで演奏されたはずのSunshine Of Your Loveの曲中のドラム&パーカッションソロの部分が挿入されています。このおかしな編集に目を瞑れば、ほぼコンサートの全貌を楽しむことができる映像です。「Santiago 1990 FM Rebroadcast」に捉えられています最高レベルのパフォーマンスを映像でも楽しんでいただければ、よりこの日のクラプトンの凄さがお判りいただけるでしょう。是非ご覧ください。映像ならではの見どころ このツアーをここまでクオリティの高いものにしたのは、実力のあるバンドメンバーに負うところが大きかったのは、レビュー本文でも述べたとおりです。バックの鉄壁の演奏に煽られて、クラプトンのプレイも冴え捲ります。中でもこの日のキラーチューンと言ってもよいWhite Roomでの弾き捲りは、映像でご覧になればより惹きつけられるはず。またCocaineの後半では、キーボードのグレッグ・フィリンゲインズとコーラス隊の女性二人が並び、振りを合わせてダンスするシーンも微笑ましいものです。またフィリンゲインズのソロでは、ブレイク部分でクルッと一回転してコードを弾くのを3回繰り返します。なかなかかっこいい演出です。またBad Loveのイントロではベースのネイザン・イーストがエレクトリック・ウッドベースを弾いています。フレットレスだからこそ、高音部から低音部まで滑るようなフレーズが可能だったのでしょう。セカンドギターのピル・パーマーとクラプトンのすみ分けも映像で観ると、分かりやすいです。中途半端な挿入ですが、スティーヴ・フェローンとレイ・クーパーのソロもそれなりに楽しめます。メンバーそれぞれが個性を際立たせるステージ。Estadio Nacional, Santiago de Chile, Chile 29th September 1990 PRO-SHOT 1. Intro 2. Pretending 3. I Shot The Sheriff 4. White Room 5. Can't Find My Way Home 6. Bad Love 7. Before You Accuse Me 8. No Alibis 9. Running On Faith 10. Badge 11. Wonderful Tonight 12. Old Love 13. Band Introduction 14. Cocaine 15. Drum & Percussion Solo 16. Layla 17. End Credit Eric Clapton - guitar / vocals Phil Palmer - guitar Greg Phillinganes - keyboards Nathan East - bass / vocals Steve Ferrone - drums Ray Cooper - percussion Katie Kissoon - backing vocals Tessa Niles - backing vocals PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.102min.