7年ぶりの来日も決まり、俄然熱気を帯びてきたJOURNEY。その予習にも最適な最新映像がリリース決定です。そんな本作が撮影されたのは「2024年2月24日ルイビル公演」。その絶景オーディエンス・ショットです。パンデミック開けに11年ぶりの新作『FREEDOM』をリリースした彼らは、そのまま精力的なツアーに邁進中。良い機会でもありますので、ここでその歩みをおさらいしておきましょう。2022年・2月22日ー5月7日:北米#1(40公演) ←※PITTSBURGH 2022他・7月4日: The Fourth in America出演《7月8日『FREEDOM』発売》・7月15日ー10月6日:北米#2(18公演)←※MID STATE FAIR 2022 2023年・1月27日ー5月20日:北米#3(43公演)←※LINCOLN 2023他・7月1日+29日:北米#4(2公演)2024年・2月9日ー4月29日;北米#5(30公演)←★ココ★・7月6日ー9月8日;北米#6(23公演)・10月19日ー23日;日本(3公演)・10月30日ー11月17日;英国(11公演)これが2022年から現在までに公表されている活動概要。ここまで北米を丹念に回ってきたわけですが、2024年からいよいよ海外進出。日本を皮切りに渡英も予定されています。そんな中で、本作のルイビル公演は“FREEDOM Tour 2024”のスタート・ダッシュ。冒頭「北米#5」の9公演目にあたるコンサートでした。そんなショウを伝える本作は「絶景」を画に描いたようなオーディエンス・ショット。撮影ポジションからして特等席。ステージ中央を真っ正面に見据えたアリーナ席で、しかもかなりの前方(恐らく4列目くらい)なのです。そこからステージの観たいところを見放題。右を向いても左を見ても広く開けた視界はどのメンバーも直視できるのです。その広い視界を活かしきったカメラワークも絶品。あちこちに飛び回るアーネル・ピネダをおかけながら全員をチェックするように舐めまわすのですが、ポイントはほとんどズームをしない。そもそもズームをしなくても全員が鮮やかに見えるほど近いのですが、さらに背後に背負った巨大スクリーンとの対比が見事。直写でステージの雰囲気や各メンバーのコンビネーションを楽しみつつ、同じ視界にプロショットによるドアップも飛び込んでくる。そして、その大きさの違いが最新エンターテインメントらしいスペクタクルも醸してくれるのです。そんな映像美で描かれるのは、来る日本公演を占うようなフルショウ。ここで、そのセット内容もチェックしておきましょう。エスケイプ(6曲)・Stone In Love/Don't Stop Believin'/Who's Crying Now/Escape/Mother, Father/Open Arms その他(10曲)・インフィニティ:Lights/Wheel in the Sky・フロンティアーズ:Send Her My Love/Faithfully/Separate Ways (Worlds Apart) ・その他:Lovin', Touchin', Squeezin'/Any Way You Want It/Only The Young/Let It Rain/Be Good To Yourself ……と、このようになっています。『FREEDOM』からの新曲は「Let It Rain」だけに抑え、『ESCAPE』ナンバーを軸としたグレイテスト・ヒッツ。実のところ、昨年(2022年)から2曲ほど削ったスタイルなのですが、その分さらに特濃なセットでもあります。そして、曲数を絞ったのが功を奏したのか、あるいはツアー序盤のせいなのか、ピネダの歌声が絶好調。最近の彼らはピネダの調子によってショウの成否が決まるのですが、本作はかなりの「当たり」なのです。『ESCAPE』『FRONTIERS』再現で沸いた2017年来日から7年。アルバム・ツアーとしては11年ぶりの日本公演が実現しようとしています。そのはやる気持ちを鎮める……いや、一層熱く掻き立てる罪作りな傑作映像。7年ぶりの来日を占うような最新映像がリリース。ステージ真っ正面の4列目から捉えた特等席ショットで、見たいところを見放題の絶景。濃厚グレイテスト・ヒッツでもある“FREEDOM Tour 2024”をフル体験できます。KFC Yum Center, Louisville, KY, USA 24th February 2024 AMAZING SHOT!!! 1. Space Intro 2. Only The Young 3. Stone In Love 4. Don't Stop Believin' 5. Lights 6. Send Her My Love 7. Who's Crying Now 8. Escape 9. Mother, Father 10. Let It Rain 11. Lovin' Touchin' Squeezin' 12. Piano Solo 13. Open Arms 14. Faithfully 15. Girl Can't Help It 16. Guitar Solo 17. Wheel In The Sky 18. Separate Ways (Worlds Apart) 19. Be Good To Yourself 20. Any Way You Want It Arnel Pineda - lead vocals Neal Schon - lead guitar, backing vocals Jonathon Cain - keyboards, rhythm guitar, backing vocals Deen Castronovo - drums, co-lead and backing vocals Jason Derlatka - keyboards, co-lead and backing vocals Todd Jensen - bass, and backing vocals COLOUR NTSC Approx.109min.