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Kiss キッス/MI,USA 1974 Single Cam Edition Jewel Version

本作に記録されているのは「1974年4月13日デトロイト公演」撮影された8ミリ・フィルムです。KISSは1974年だけで6公演も実施。良い機会ですので、ここでそれも整理しておきましょう。“KISS Tour”・4月7日:ミシガン・パレス ←※CD・4月12日:ミシガン・パレス・4月13日:ミシガン・パレス ←★本作★・9月28日:ミシガン・パレス “HOTTER THAN HELL Tour”・12月20日:ミシガン・パレス・12月21日:ミシガン・パレス このように、本作は3回目のデトロイト。2日連続公演の2日目でもありました。そんなショウで撮影された本作は、まさに衝撃映像。2000年にオークション出品された8ミリ・フィルムでして、当時は「1974年2月17日ロングビーチ公演」で撮影されたと言われていました。そう、公式DVD『KISSOLOGY VOLUME ONE』の冒頭を飾った「Acrobat」がこのフィルムなのです。その後のリサーチで「本当は4月13日」と判明。公式DVDでは1曲分でしたが、本作は約29分のフィルムをフル収録しています。公式DVDと異なるのは、長さや日付クレジットだけではありません。この8ミリは元々音声のないサイレント・フィルムだったのですが、近年になって音声付きのバージョンがネットに登場。実は本編プレスCDと同じ「4月7日」のサウンドボード音声がシンクロされていました。まさに「CDの映像版」と呼ぶに相応しい本作は、約29分の尺に映像ならではの醍醐味がたっぷり。ピーターは首ももげよとばかりに若々しく頭を振りまくり、ジェンダル星出身のはずのスペース・エースもまだレザー姿。「Firehouse」もサイレンではなくカンカンカン……と鐘が鳴るショボさ(火噴きはしっかりやってます)。そんな中でポールとジーンは(多少軽装なものの)今とほとんど変わらないというのもインパクトがあります。ライヴアルバムが優れていればいるほど、その現場を目撃したいというのは音楽ファンの人情……いや、本能です。本作は、その乾きを癒し、デビュー直後の若々しいパフォーマンスを絶景で体験させてくれる。まさに文化遺産たる1枚。Michigan Palace, Detroit, MI, USA 13th April 1974 SINGLE CAM PRO-SHOT The video is from April 13 synced with the audio from April 7 1. Deuce 2. Strutter 3. She 4. Firehouse 5. Nothin' To Lose 6. Cold Gin 7. 100,000 Years 8. Black Diamond 9. Much Too Youn SINGLE CAM PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.29min.

Kiss キッス/MI,USA 1974 Single Cam Edition Jewel Version

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