「Immigrant Song」「That's the Way」の全世界初演の現場であり、彼らの英国人気を決定づけた最重要フェス“BATH FESTIVAL”。その衝撃プロショットが復活。さらなるバックステージ・シーンも追加された長尺バージョンがリリース決定です。そんな本作が撮影されたのは、もちろん「1970年6月28日シェプトン・マレット」。その16ミリ・フィルムです。熱心なコレクター諸兄ならご記憶と思いますが、この映像が発掘されたのは2002年9月のこと。ストーンズやPINK FLOYDの初期クリップで知られるピーター・ホワイトヘッドや『上海サプライズ』のアーニー・ヴィンチェが撮影した未公開の16ミリ・フィルムでした。とにかく衝撃だったのは、その映像美。よくある8ミリとは完全に次元が違い、超鮮明な解像度も現場そのものな発色も映画クオリティでした。しかも、プロショット。撮影場所は完全にステージ上で、袖や裏からプラントやボンゾの姿を遠慮ナシの超ドアップで捉えているのです。ただし、一般的な「プロショット」という言葉で連想するものとはちょっと違う。通しの音楽映像ではなく、あくまで数秒/十数秒単位の細切れ撮影。例えば、ニュース番組用の素材映像のような撮影法なのです(最初に公開された際もニュース映像アカウントでした)。そんな16ミリは衝撃を呼び、すぐさま海外マニアが無声フィルムに『THE BOY NEXT DOOR』で知られる当日録音をシンクロさせたバージョンも出回りました。ところが、その直後に大元の公開アカウントからの申告によって動画サイトからは削除。『BATH FESTIVAL 1970 16mm』でのみ観られる幻映像となったのです。そして、本作はその幻映像を復活させたもの。前回盤『BATH FESTIVAL 1970 16mm』は約11分のライヴ・シーンだけでしたが、今回はバックステージを闊歩するメンバー達の姿も6分ほど追加された17分半の長尺バージョンなのです。しかも、このバックステージ・シーンもえらく面白い。ライヴ中よりもさらに間近に寄った顔面ドアップはスゴい迫力ですし、談笑する楽屋シーンも極めて貴重です。残念ながらバックステージ・シーンも無声フィルムなので何を言っているかは分かりませんが、本作では当日フェスの音声を被せ、70年代フェスの雰囲気がリアルに伝わる映像作品に仕上げました。当時21歳の若者だったプラントのドアップ、回りが厚着の中で独りノースリーブで熱演するボンゾ、手元がフィーチュアされるペイジとジョンジー、さらには3日間で15万人を動員したという“BATH FESTIVAL”の群衆スペクタクル。そのすべてが映画クオリティで甦る奇跡のワンカメ・プロショットです。さらに貴重でド密着なバックステージも追加された長尺バージョンでぜひご体験ください。歴史的フェスを伝える衝撃16ミリ・フィルムがリリース。映画クオリティの超極上映像に当日音声もシンクロ。約11分のライヴに約6分のバックステージも追加された長尺版です。Bath and West Showground, Shepton Mallet, England 28th June 1970 PRO-SHOT 1. Various Backyard Cuts 2. Immigrant Song 3. Heartbreaker 4. Dazed And Confused 5. Bring It On Home 6. MC 7. Thank You 8. That's The Way COLOUR NTSC Approx.18min.