最新ヨーロッパツアー、パリ2DAYS 公演の極上オーディエンスショット映像 遂に始まったエリック・クラプトンの2024年最新ヨーロッパツアーから、つい先日の5月26、27日に行なわれたフランス、パリ公演の素晴らしいオーディエンスショット映像をリリース決定です!今週のロイヤル・アルバート・ホール2024、4DAYS2タイトルのリリースをフォローする最適の映像としてお楽しみいただけるでしょう。本作は、初日(32分)と2日目(24分)のダイジェスト映像となっています。そのため、両日とも不完全収録ではありますが、2日間の美味しいところを凝縮している感があり、とても楽しめる映像となっています。初日は、ステージに向かって右30度くらいの1階スタンド前方とりのアングルとなっており、ズームアップでは二ーアップのクラプトンをバッチリ捉えています。この日のクラプトンのルックスは、グレーのスーツ姿。非常にダンディでかっこいいです。画質もきれいで、音声も良好です。2日目は、アリーナ席、ステージに向かってやや右からのアングルで、席がステージから遠かったようで、ややピントが甘めですが、こちらもズームアップでは二ーアップのクラプトンをバッチリ捉えています。両日とも前半のクラプトンは、昨年12月にガザ支援のチャリティコンサートとして行なわれた「SAVE A CHILD Concert (For GAZA Children) 」(当店でも映像をDVDでリリース済み)で使用したパレスチナの国旗カラーにペイントされたストラトを弾いています。このツアーは、前回ツアーとはセットリストが大幅に変更されていたことが大きな魅力となっていて、書き下ろしたばかりの新曲からレア度の高いナンバーがいくつもセットインしています。このハイクオリティな映像で最新のステージを観られるだけでもファンには大きな喜びでしょう。バンドメンバーは、キーボードがポール・キャラックに代わり、クラプトンバンドではお馴染みの一人であるティム・カーモンにチェンジしただけで、他は昨年ツアー時と変わっていません。そのため、アンコールナンバーが、近年キャラックをフィーチャーしていたHigh Time We Wentから変わっています!盤石の演奏を展開する、信頼のおける実力派のメンバーに囲まれたクラプトンは、サプライズを含み、とても充実したパフォーマンスを披露しています。嬉しいのは、製作者の配慮から、各曲の演奏開始時に曲名が表示されることです。クラプトンの楽曲に詳しくない方でも、これなら分かりやすいです。是非ご鑑賞ください。昨年ツアーとは異なる意外なセットリストが魅力!本作に関しては、2日間のダイジェスト版のため、各日が不完全収録なのですがが、それでも美味しいレア曲は収録してくれています。まずは、故ジェフ・ベックに捧げたインスト曲Blue Dustは2日目に収録。このオープニングナンバーは、日を追うごとにプレイがスムーズになってきていることを実感できます。初日はアコースティックセットを含め、主要な観どころをうまくまとめている感じです。Key to the Highway、Badge、Got to Get Better in a Little While、Cross Road Blues、Cocaine、Before You Accuse Meは2日目のテイクも収録しているので、2日間の聴き比べを楽しんでいただけるでしょう。パリ公演の目玉は、本作にも収められている、2日目のHoly Motherでした。今回のツアーでは初のパフォーマンスとなりました。しかも31日のニーム公演ではプレイしていませんので、超貴重です。後半のエレクトリックセットでの1発目となったパワフルなドミノスナンバー、Got to Get Better in a Little Whileは両日とも聴きごたえ、観ごたえたっぷり。。先述の「SAVE A CHILD Concert (For GAZA Children) 」でも久々に取り上げ、クラプトンも久しぶりに躍動感溢れるプレイを楽しめたことから、セットインさせたものと考えられます。ここでも中間部に設けられたドラムソロでのソニー・エモリーの卓越したスティックさばきは素晴らしいです。ここからクラプトンは、濃紺のストラトをプレイしています。そして、2日目のHoly Motherです。ここではバックボーカルのケイティ・キスーンが見事なボーカルを披露し、全盛期を彷彿させます。その後はさすがにもうサプライズはないかと思っていたところ、このツアー後半の特別演出として、Cocaineの前にはプロローグとしてライル・メイズ作の Close To Homeという曲がネイザン・イーストによってプレイされています。こうして聴いてきますと、クラプトンというアーティストが、いろいろな事、いろいろな人を想ってセットリストを組んだことがお分かりいただけるでしょう。もちろん根底にはプレイしたい、という気持ちが一番あるのは当然ですが、そこに自らの想いを込めて披露したいと考えているように思えます。失った親友、戦争の絶えない世界、憧れのブルースマン、これまでのキャリア。様々な想いがクラプトンの胸に去来した結果としてのこのセットリスト、このライブパフォーマンスです。そして日替わりでセットを変更するという細かい配慮も見せています。だから全公演をチェックしたくなりますね。Accor Arena, Paris, France 26th & 27th May 2024 AMAZING SHOT!!! Accor Arena, Paris, France 26th May 2024 1. Key to the Highway 2. Badge 3. Back Home 4. Nobody Knows You When You're Down and Out / Golden Ring 5. Tears in Heaven 6. Got to Get Better in a Little While 7. Cross Road Blues 8. Cocaine 9. Before You Accuse Me Accor Arena, Paris, France 27th May 2024 10. Blue Dust 11. Key to the Highway 12. Badge 13. Nobody Knows You When You're Down and Out 14. Got to Get Better in a Little While 15. Holy Mother 16. Cross Road Blues 17. Little Queen of Spades 18. Cocaine 19. Before You Accuse Me Eric Clapton - guitar / vocals Doyle Bramhall II - guitar / vocals Chris Stainton - piano / keyboards Tim Carmon - Hammond / keyboards Nathan East - bass / vocals Sonny Emory - drums Katie Kissoon - backing vocals Sharon White - backing vocals COLOUR NTSC Approx.56min.