「QUEEN最古の客席ショット」と呼ばれる伝説映像がアップグレード。究極の大元マスター起こし版が登場です。そんな本作が撮影されたのは「1984年9月27日シュトゥットガルト公演」。その伝説オーディエンス・ショットです。当時は“THE WORKS Tour”の真っ最中だったわけですが、この時期の映像と言えば、公式作品『LIVE IN RIO』『FINAL LIVE IN JAPAN』が象徴。本作のポジションをイメージするためにも、それぞれの位置関係をチェックしながら当時の活動概要を俯瞰してみましょう。1984年《2月27日『THE WORKS』発売》・8月24日ー9月30日:欧州(23公演)←★ココ★・10月5日ー20日:南アフリカ(9公演)1985年・1月11日+18日:南米(2公演)←※LIVE IN RIO・4月13日ー29日:オセアニア(9公演)・5月8日ー15日:日本(5公演)←※FINAL LIVE IN JAPAN・7月13日:LIVE AID出演《9月『A KIND OF MAGIC』制作開始》これが1984年/1985年のQUEEN。“THE WORKS Tour”と言えば、全世界から猛バッシングを受けた南アフリカ公演があったわけですが、本作のシュトゥットガルト公演はその直前。「欧州」レッグの21公演目にあたるコンサートでした。このショウは名録音も知られています(名盤『DYNASTY』でもお馴染み)が、それ以上に映像が有名で、「QUEEN最古のオーディエンス・ショット」として歴史に名が残っているのです。もちろん、1984年以前にも8ミリ撮影の部分的なオーディエンス・ショットは存在していましたが、カラー・ビデオによるフル撮影はこれが最古なのです。しかも単に最古なだけでなく、当時はオーディエンス映像の数自体が極少であり、この映像は“THE WORKS Tour”を目撃できる大定番として君臨してきました。それだけに映像だけに既発群も多いわけですが、本作こそがその最高峰。なんと撮影者自らが大元ビデオ・マスターからダイレクトにデジタル化し、公開したものなのです。実際、その映像美は圧倒的。以前から知られるように遠景から撮影されているので表情アップなどは望めないわけですが、その発色の美しさは衝撃的。当時のQUEENはシーン随一のライトショウでも知られており、(当時の)最先端システムによって照らされたステージは目映くカラフル。細部の微細部まで瑞々しい画面にはダビング痕はおろか、経年劣化もまったく見られない。それこそ、今まさに目の前で40年前のQUEENがライヴを行っているような猛烈な映像美なのです。大元マスターによる究極の映像美で描かれるのは、“THE WORKS Tour”でも指折りの名演として高名なフルショウ。セットもツアー末期の『FINAL LIVE IN JAPAN』とは異なっていますので、比較しながら整理しておきましょう。ザ・ワークス(6曲)・Tear It Up/(Impromptu) It's A Hard Life/Is This The World We Created?/Radio Ga Ga/I Want To Break Free/Hammer To Fall シアー・ハート・アタック(4曲)・Killer Queen/Stone Cold Crazy(★)/Brighton Rock(★)/Now I'm Here その他(16曲)・戦慄の王女:Keep Yourself Alive/Liar/Great King Rat(★)・ザ・ゲーム:Dragon Attack(★)/Another One Bites The Dust/Crazy Little Thing Called Love・その他:Tie Your Mother Down/Under Pressure/Somebody To Love/Seven Seas Of Rhye/Love Of My Life/Saturday Night's Alright For Fighting(★)/Bohemian Rhapsody/Jailhouse Rock/We Will Rock You/We Are The Champions ※注:「★」印は公式映像『FINAL LIVE IN JAPAN』で観られない曲。“THE WORKS Tour”だからこその「Tear It Up」「It's A Hard Life」や初来日以来となる復活曲「Great King Rat」、エルトン・ジョンのカバー「Saturday Night's Alright For Fighting」等々、美味しいレパートリーが目白押し。そんなセットを綴るパフォーマンスも素晴らしく、特にフレディは絶好調。序盤「欧州」レッグでもベストの呼び声高い名演なのです。存在自体が伝説的な「QUEENの初オーディエンス映像」。その大元マスターから起こされた歴史的な1本です。しかも、そこから吹き出すのは味気ない資料ではなく、芳醇を極めた大名演。ショウの40周年を祝うように発掘された究極の1枚。「1984年9月27日シュトゥットガルト公演」の伝説オーディエンス・ショット。古くから「QUEEN最古のオーディエンス・ショット」として知られる映像で、大元のビデオ・マスターからダイレクトにデジタル化された究極版。その鮮度は圧倒的で、当代随一と言われたライトショウが異様に美しく、今まさに目の前で40年前のQUEENがライヴを行っているような映像美。“THE WORKS Tour”でも最高の名演を現場体験できる衝撃の1枚です Schleyerhalle, Stuttgart, Germany 27th September 1984 AMAZING SHOT!!! UPGRADE!!!! (109:03) 1. Machines 2. Tear It Up 3. Tie Your Mother Down 4. Under Pressure 5. Somebody To Love 6. Killer Queen 7. Seven Seas Of Rhye 8. Keep Yourself Alive 9. Liar 10. Impromptu/It's A Hard Life 11. Mustapha Intro. 12. Dragon Attack 13. Now I'm Here 14. Is This The World We Created? 15. Love Of My Life 16. Stone Cold Crazy 17. Great King Rat 18. Instrumental 19. Brighton Rock 20. Another One Bites The Dust 21. Hammer To Fall 22. Crazy Little Thing Called Love 23. Saturday Night's Alright For Fighting 24. Bohemian Rhapsody 25. Radio Ga Ga 26. I Want To Break Free 27. Jailhouse Rock 28. We Will Rock You 29. We Are The Champions Freddie Mercury - Lead Vocals, Piano, Guitar Brian May - Guitar, Vocals John Deacon - Bass, Vocals Roger Taylor - Drums, Vocals COLOUR NTSC Approx.109min.