2022年から続く“THE DOGZ OF OZ Tour”で全世界を沸かせているTOTO。その最新プロショットを軸とした極上映像集が登場です。そんな本作に収められているのは4つの厳選映像。「2023年12月16日ミュンヘン公演」「2024年5月3日アグアスカリエンテス公演」のマルチカメラ・プロショットと、「2024年2月25日ナッシュヴィル公演」「2023年2月4日アレンタウン公演」の極上オーディエンス・ショットをコンパイルしたライヴ映像集です。それぞれにハイクオリティで個性豊かな映像ばかりですが、収録順は音楽的な流れを重視した物で、時系列ではありません。まずは、彼らの活動概要を俯瞰しつつ、4公演それぞれの位置関係を確認してみましょう。2023年・2月4日ー4月25日:北米#1(54公演)←★ココ(AUD3曲)★・7月10日ー21日:日本(8公演)・11月24日ー12月23日:欧州#1(19公演)←★ココ(4曲)★2024年《グレッグ・フィリンゲインズ/シャノン・フォレスト復帰》・1月14日:ホノルル公演・2月9日ー3月23日:北米#2(29公演)←★ココ(AUD7曲)★・4月9日ー5月8日:北米#3(18公演)←★ココ(5曲)★・6月23日ー8月3日:欧州#2(27公演)・8月31日ー9月1日:北米#4(2公演)・11月11日ー29日:北米#4(8公演)2025年・2月1日ー3月2日:欧州#3(21公演)【2023年12月16日:オーケストラ共演プロショット(4曲)】・Stop Loving You/Rosanna/Africa/Hold The Line まず登場するのは、本作の目玉でもあるミュンヘン公演の特別プロショット。完全オフィシャル級のクオリティもさることながら、最大のポイントはオーケストラ共演の特別公演であること! わずか4曲ではありますが その効果は絶大。歴史的なメロディがぶ厚くも荘厳なアンサンブルにグレードアップ。ゴージャスかつ感動的な約24分間を味わえます。2024年5月3日:THE DOGZ OF OZ Tourの最新プロショット(5曲)・Girl Goodbye/Hold The Line/99/Rosanna/Africa 続いて登場するのは、アグアスカリエンテス(メキシコ)でのマルチカメラ・プロショット。こちらはバンドだけの通常“THE DOGZ OF OZ Tour”公演です。そのクオリティは、やや生々しさ優先。画質/音質は素晴らしいのですが、カメラワークに不慣れ感が漂い、ミックスも時々バランスが変わったりします。その原因は恐らくメキシコという土地柄。米国/ブラジルといったロック先進国に追いつけ追い越せと発展中の国ではありますが、まだ追いついてはいない。最新機材の性能は申し分ないものの、センスやノウハウがイモ臭い感じ(大合唱のミックスも独特で面白い)です。それがまた味わいでもあり、そこはかとなくオーディエンス的な生々しさを宿しつつ、メチャクチャ綺麗な個性派プロショットでもあります。2024年2月25日:レア曲も美味しいダイレクト・ショット(7曲)・Make Believe/99/I'll Be Over You/Good For You/A Thousand Years/Hold The Line/Girl Goodbye プロショット2種に続くのは、ナッシュヴィル公演の絶景オーディエンス・ショット。左側(スティーヴ・ルカサー側)のアリーナ席から撮影されているのですが、ステージが猛烈に近く、視点も高い。おおよそ3列目くらいでして、視点も3メートルの巨人になった感じ。前方客の頭上を素通りしてステージを広々と直視できます。この映像は本作でも最多の7曲が観られるのですが、単に多いだけではなく特濃。久々の「Make Believe 」だけでなく、19年ぶりに復活した「Good For You」も登場。「A Thousand Years」に至っては、2024年になって初めてライヴ演奏された激レア曲なのです(このナッシュヴィル公演で3回目の生演奏です)。2023年2月4日:ツアー初日のド迫力ショット(3曲)・Georgy Porgy/Afraid Of Love/Home Of The Brave 極上映像揃いの本作を〆る最後の映像は、時計を遡ったツアー初日。アレンタウン公演のオーディエンス・ショットです。これも上記ナッシュヴィル映像に似た絶景ショットなのですが、さらに果敢に攻めるズームがポイント。単に前方客に邪魔されないだけでなく、完全にフレームアウト。撮影ポジションがよく分からないほどステージだけで視界が占領される。日本公演まででセット落ちしてしまった「Afraid Of Love」も楽しめます。オーケスト共演のゴージャス・プロショットを軸としつつ、個性的なメキシコ・プロショットやレア曲の美味しい絶景映像……さまざま映像で“THE DOGZ OF OZ Tour”を1時間55分に渡って楽しめる映像集です。1本1本はフルではない為に[見逃されがちな秘宝を一気にコレクト出来る1枚。「2023年12月16日ミュンヘン公演/2024年5月3日アグアスカリエンテス公演」のマルチカメラ・プロショットと、「2024年2月25日ナッシュヴィル公演/2023年2月4日アレンタウン公演」のオーディエンス・ショットをコンパイルした極上ライヴ映像集。ミュンヘン・プロショットはオーケストラ共演の特別公演を完全オフィシャル級クオリティで楽しめますし、2種のオーディエンス映像も遮蔽物ゼロの超絶景で「Good For You」「A Thousand Years」等のレア曲が楽しめる。多彩な“THE DOGZ OF OZ Tour”をお腹いっぱい楽しめる1枚です。The Dogz Of Oz Tour Night Of The Proms Munich 2023 with The Antwerp Philharmonie Orchestra Olympiahalle, Munich, Germany 16th December 2023 1. Stop Loving You 2. Rosanna 3. Africa 4. Hold The Line Foro de las Estrellas, Aguascalientes, Mexico 3rd May 2024 5. Girl Goodbye 6. Hold The Line 7. 99 8. Rossanna 9. Africa Brown County Music Center, Nashville, IN, USA 25th February 2024 10. Make Believe 11. 99 12. I'll Be Over You 13. Good For You 14. A Thousand Years 15. Hold The Line 16. Girl Goodbye PPL Center, Allentown, PA, USA 4th February 2023 17. Georgy Porgy 18. Afraid Of Love 19. Home Of The Brave Steve Lukather - guitar, and lead vocals Joseph Williams - lead vocals Warren Ham - saxophone, flute, percussion, and backing vocals Greg Phillinganes - keyboards, and backing vocals John Pierce - bass Steve Maggiora - keyboards, and backing vocals Shannon Forrest- drums, and percussion