意欲作『22 DREAMS』を全英1位に送り込み、21世紀も絶大な存在感を見せつけていた2008年のポール・ウェラー。「もう1つのJUST A DREAM」とも言える極上映像が登場です。そんな本作が撮影されたのは「2008年10月9日アムステルダム公演」。そのマルチカメラ・プロショットです。似たタイトルの『AMSTERDAM 2007』も同時リリースとなりますが、この2作は関連の深い姉妹作でありつつ、内容はまったく対照的。その意味をご説明するためにも、まずは当時の活動概要を俯瞰し、それぞれの位置関係を確認しておきましょう。2007年・1月28日ー2月5日:北米#1(7公演)・3月30日:マンチェスター公演 ・6月7日ー23日:英国#1(5公演)・9月13日ー20日:欧州#1(7公演)←※AMSTERDAM 2007 2008年・3月2日/4月10日/5月2日ー6月4日:英国#2(20公演)《6月2日『22 DREAMS』発売》・6月21日ー7月11日:欧州#2(5公演)・8月7日ー26日:日本/豪州(11公演)・9月2日ー16日:北米(10公演)・10月2日ー18日:欧州#3(12公演)←★ココ★・11月6日ー10日:英国#3(4公演)←※公式JUST A DREAM これが2007年/2008年のポール・ウェラー。『AMSTERDAM 2007』は『22 DREAMS』発売前のアコースティック・ギグでしたが、本作はリリース後のツアー本編となるエレクトリック・ステージでした。2008年と言えば、公式作『JUST A DREAM: 22 DREAMS LIVE』も残されているわけですが、それは最終盤の「英国#3」。本作のアムステルダム公演は、その直前でもある「欧州#3」の3公演目にあたるコンサートでした。アコースティックな『AMSTERDAM 2007』とエレクトリックな本作と内容は対照的ですが、その一方で出自は同じだったりします。ごく最近になってオランダの音楽配信会社“Fabchannel.com”が公開したもので、マスター・クオリティの超極上映像なのです。実際、本作の映像美は「完全オフィシャル級」としか呼びようがない。デジタル撮影された放送局マスターをデジタルで配信しているのですから、原理的にも劣化ゼロ。2008年と言えばデジタル普及期ですから画素的には現代の最新配信ほどではないかも知れませんが、それがまったく感じられない。正真正銘の公式品『JUST A DREAM: 22 DREAMS LIVE』にも収録して欲しかったくらいです。そんなオフィシャル名作級の映像美で描かれるのは、『JUST A DREAM: 22 DREAMS LIVE』とも似て非なるフルショウ。最後に、セットも比較しながら整理しておきましょう。22ドリームス(8曲)・22 Dreams/All I Wanna Do (Is Be With You)/Sea Spray/One Bright Star/Empty Ring(★★)/Black River/Have You Made Up Your Mind/Echoes Round The Sun その他(15曲)・スタンリー・ロード:Out Of The Sinking(★★)/Porcelain Gods(★)/The Changingman/Whirlpools' End・アズ・イズ・ナウ:From The Floorboards Up/All On A Misty Morning (Magic Bus)/Come On-Let's Go・THE JAM時代:The Eton Rifles/The Butterfly Collector/Town Called Malice(★★)・その他:Peacock Suit/Picking Up Sticks(★★)/Wishing On A Star(★)/Wild Wood/Wild Blue Yonder ※注:「★」印は公式『JUST A DREAM: 22 DREAMS LIVE(映像篇)』で観られなかった曲。特に「★★」印はCD篇にもなかった曲。アコースティックでレア曲満載だった『AMSTERDAM 2007』に対し、エレクトリックでツアーの本領を見せつける本作。対照的な超極上プロショットの2連作です。特に本作は、ホーンやストリングスも大量投入されたBBC映像とも違う、タイトなバンド・サウンドが熱く熱くブチかまされる。本作自体が音楽作品の傑作であり、オフィシャル名作のサブテキストとしても楽しめる必見・必携の1枚「2008年10月9日アムステルダム公演」のマルチカメラ・プロショット。ごく最近になってオランダの音楽配信会社“Fabchannel.com”が公開したもので、マスター・クオリティの超極上映像。「Out Of The Sinking」「Town Called Malice」「Picking Up Sticks」など、公式『JUST A DREAM: 22 DREAMS LIVE』では聴けなかった名曲群も楽しめます。Paradiso Grote Zaal, Amsterdam, Netherlands 4th October 2008 PRO-SHOT 1. Intro 2. Peacock Suit 3. Out Of The Sinking 4. 22 Dreams 5. The Eton Rifles 6. All I Wanna Do (Is Be With You) 7. From The Floorboards Up 8. Sea Spray 9. One Bright Star 10. Empty Ring 11. Black River 12. Have You Made Up Your Mind 13. Porcelain Gods 14. Picking Up Sticks 15. Wishing On A Star 16. All On A Misty Morning / Magic Bus 17. The Butterfly Collector 18. Wild Wood 19. Echoes Round The Sun 20. Come On/Let's Go 21. Wild Blue Yonder 22. The Changingman 23. Whirlpools' End 24. Band Introduction 25. Town Called Malice Paul Weller - Vocals, Guitar Steve Cradock - Guitar Andy Lewis - Bass Steve Pilgrim - Drums Andy Crofts - Keyboards PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.105min.