1986年、Jaco PastoriusがBireli Lagreneとともにおこなったトリオ編成によるヨーロッパ・ツアーより、3月にオーストリアのザルツブルグでおこなわれた貴重なライブを完全収録。キャリア最晩期におこなわれたこのツアーは、ジャコの死後様々な形でオフィシャル発売もされており、その甲斐もあってそれまでの世間の評価を覆す充実したパフォーマンスであったことが明らかになっていますが、その全貌を映像で明らかにしてくれる貴重なアイテムが本作です。映像自体は経年を感じさせる粗めのオーディエンス・ショットですが、大変安定したカメラワークでトリオの姿を大きく捉えて折り、狭い会場の音響が奏功して音質も抜群です。“ジャンゴの再来”と騒がれたBireli Lagreneの変幻自在のギタープレイも必見、そしてこの時期ならではといえるバラエティ豊かな楽曲群を実に楽しそうにプレイするジャコの姿は、ファンであれば絶対に見逃せない、と断言します。