74年にデビューするが、当初はまったく鳴かず飛ばず。しかし79年、解散記念のつもりで録音した起死回生の一発『モーニング・ダンス』が大ヒットし、存続の危機を乗り越えると同時に一躍シーンへと踊り出た。丁度その時期のTVライブで、メンバーの話なども交え、彼らのサウ ンド同様、暖かみのあるフレンドリーな内容のプログラムです。ほとんどのフュージョンバンドが個人技の組み合わせで成り立っているフュージョン界にあって、グループのダイナミクス/アンサンブルを武器に活躍するスパイロ・ジャイラは貴重な存在。"バンド"の素晴らしさを再確認させてくれる。収録時間は57分となります。