JB絶頂期、ブーツィー・コリンズらを中心とする新生JB’sを始動させ行われた、1971年のヨーロッパ・ツアーは、数々の名演が知られており、特に3月のパリ公演を収めたオフィシャル・ライブ「Love Power Peace」など、伝説のライブなども存在する中、同時期の貴重なライブ映像と音源をいずれもマスター・クオリティー、プロショット+サウンドボードにてここに。 まずメインとなる映像DVDには1971年8月イタリア、ボローニャでのライブで、過去その一部が流通していた中、2013年になって初めて発掘された、コンプリートによるマスター・クオリティー映像にて、1時間にわたりフル収録。モノクロ映像ながら、そのクオリティーは感動するほど素晴らしく、そしてなんといっても、フレッド・ウイズリーら擁するJB’sに、ホビー・バード、そしてキャット・フィッシュと若き日のブーツィーによるコリンズ・ブラザーズがギター&ベースという、もう鉄壁強力メンバーによる演奏は、火傷する様な熱気と骨太グルーヴが充満。特に"Ain't It Funky Now"のキャット・フィッシュのギターの炸裂っぷりや、まだ控えめながらも存在感バリバリのブーツィーのベースは鳥肌もので、他にもカバー曲"Sunny"、そしてJBファミリーとしてお馴染みヴィッキー・アンダーソンのソロ迄もしっかり収録。そしてゲロッパ!"Sex Machine"や、"Soul Power"等の振り切れ具合も凄まじく、ボビー・バードとの掛け合いや、ジョン・ジャボ・スタークスのドラミングもこの上なくタイトという、まさに「Revolution Of The Mind」時期と双璧を成すソウル・パワーが全開。さらに追加収録となる同年4月24日ローマでのライブも、過去から流通しているソースながら、今回2012年の再オンエアー・マスターを使用しており、16:9のワイド・スクリーン版ゆえ、まさにオフィシャル・クオリティー。さらにカップリングCDにはこの2公演をそのままダイレクトCD化し、音だけでも楽しめるというもの。まさに絶頂期ファンキー・プレジデント、JBを知るにマストな、全ソウル・ファン、絶対必見のトータル71分。 (DVD&CD Same Set List) [Live in Bologna, Italy August 1971] 01. Soul Power (partial) 02. Intro Jam 03. Brother Rapp 04. Aint It Funky Now? 05. Sunny 06. JB plays organ on unidentified tune 07. Bobby Byrd - I Need Help (I can't Do It Alone) 08. Jam 09. There Was A Time 10. Sex Machine 11. Papa's Got A Brand New Bag/I Got The Feeling 12. Give It Up Or Turn It Loose 13. It's A Man's Man's World 14. Please, Please, Please 15. Super Bad 16. Get Up, Get Into It, Get Involved [Live in Rome, Italy 24th April 1971] 01. Intro 02. Give It Up or Turn It Loose 03. Sex Machine 04. It's A Man's Man's Man's World 05. Soul Power 06. Get Up, Get Into It, Get Involved 07. Sunny (outro) ◇Personnel; James Brown: vocals, organ / Bobby Byrd: MC, vocals, organ / Darryl "Hasaan" Jamison: trumpet / Clayton "Chicken" Gunnells: trumpet / Fred Wesley: trombone / St. Clair Pinckney: tenor saxophone / Phelps "Catfish" Collins: lead guitar / Hearlon "Cheese" Martin: rhythm guitar / William "Bootsy" Collins: bass guitar / John "Jabo" Starks: drums / Don Juan "Tiger" Martin: drums / Vicki Anderson: vocals