MOTORHEADがイギリスのハードロック・シーンにおいて人気・勢いともピークにあった'82年春、「IRON FIST」リリースに先駆けて開始されたイギリスツアーより、3月22日のニューキャッスル"シティ・ホール"公演が、放送音源を用いたサウンドボード音 源で登場です! レミー、"ファスト"エディ・クラーク、フィル"アニマル"テイラーのいわゆる「黄金のトリオ」最後期の演奏を高いクオリティで収めた本 作は、全てのMOTORHEADファン必聴必携の一本です!'79年に立て続けてリリースした「OVERKILL」・「BOMBER」の2作品で"N.W.O.B.H.M."の起爆剤となったMOTORHEAD は、精力的に拡大したライヴ・ツアーも絶好調で、イギリスのロックファンの心をガッチリと掴みました。「BOMBER」ツアーの勢いをそのままスタジオに 持ち込んだ彼らは、翌'80年にリリースした名盤「ACE OF SPADES」で商業的にも大成功します。自ら起爆した"N.W.O.B.H.M."ムーヴメントを背景として、バンド人気とパフォーマンスはいよいよ ピークに達し、'81年の「ACE OF SPADES」のツアーより製作された「NO SLEEP 'TIL HAMMERSMITH」で、バンドはついに初登場全英1位の金字塔を打ち立てます。'81年3月のイギリスツアー終了後、彼らは4月よりOZZY OSBOURNEのサポートとして初の全米ツアーを行い、オジーにも負けない強烈なパフォーマンスを各地で披露。約4ヶ月にわたるアメリカツアーの後、 11月から12月はさらにヨーロッパツアーと、'81年のMOTORHEADはライヴに明け暮れる一年になりました。明けて'82年、バンドは1月から2月にかけて新作アルバム「IRON FIST」をレコーディングします。従来のMOTORHEADサウンドの延長線上ながら、バンドイメージの中でさらに幅を広げた作風は意欲的で、度重なる ツアーで熟成されたバンドの力量を示す好盤に仕上がっていました。バンドは新作アルバムのリリースを待たず、3月17日のアバディーン公演より'82年の ツアーを開始します。このイギリスツアーでのハイライトは3月26日から29日にかけてのハマースミス・オデオン4連続公演となりますが、その直前には ニューキャッスルの"シティ・ホール"でも3日間連続のショウを披露し、ファンを沸かせました。本作はそのニューキャッスル3連続公演より、初日に当たる 3月22日のライヴを放送音源で収録しています。本音源は放送音源ではあっても「輝くようなサウンドボード」と言うよりは、全体的にややドライな、ホコリっぽい感触のサウンドです。しかしこの音質が彼 らの演奏にはむしろ似つかわしく、金属的な質感はオープニングの「Iron Fist」から、MOTORHEADのライヴを堪らない聴き応えで楽しめます。フィルのドラムがバタバタとせわしない「Heart Of Stone」、砂塵の舞うような音色がウェスタンな曲想を増幅させる「Shoot You In The Back」と、ライヴの前半から繰り出される楽曲の数々は「このサウンドだから格好良い」と思わせるものばかりです。このライヴの時点では発表前の新曲 「Loser」・「America」などは、男の哀愁を感じさせる好ナンバー。軽妙な「Jailbait」と合わせ、これらは突進一辺倒なライヴの中で巧 みなフックとなって聴き手を惹き付けます。ライヴ後半もバンドの勢いは全く衰えず、イントロで炸裂するレミーのベースがヴォーカル以上に迫力ある 「Don't Need Religion」、重厚なサウンドとサイケなムードが聴き手を酔わせる「Capricorn」、そして名曲「Ace Of Spades」が、序盤と変わらない壮絶なパワーで叩きつけてきます。ライヴのクライマックスに炸裂する「Overkill」と「Bomber」はまさ に"とどめの一撃"で、どこまでも暴走するバンドのエネルギーに聴き手は悶絶必至です!このイギリスツアー終了後、5月から始まった北米ツアーでは、シングルのレコーディング中にエディ・クラークがバンドを脱退し、バンドのデビュー以来、 約5年間続いた「黄金のトリオ」は崩壊してしまいます。バンドにとっての"ピークの終わり"を見事に切り抜いた本音源は、言うまでも無く MOTORHEADファンは全員必聴ですが、彼らのライヴを詳しく知らないと言う人にも、ここに封じ込められた激しい演奏とライヴの熱気は理屈ぬきで楽し めるでしょう。次から次へと畳み掛ける演奏と楽曲の連発は「これこそロック!」のド迫力で、ライヴ・バンドであるMOTORHEADの底力を見せつけてく れます。前掲した公式ライヴ作品「NO SLEEP 'TIL HAMMERSMITH」は、'81年3月末のニューキャッスル公演を中心に構成されていました。それからちょうど1年後の、同じくニューキャッスル公演 を聴き応え満点のライン音源で収めた本作は、まさに大傑作ライヴの'82年版、もうひとつの「極悪ライヴ」と表現しても差し支えないでしょう。音源を再生 しているうちにアンプやスピーカーまで大爆発してしまいそうなハイエナジー・ライヴは、聴く者に有無をも言わせぬ70分! 当時の英国ロックシーンのムー ドを知る上でも重要な本作を、この機会にどうぞお楽しみください!
Live at City Hall, Newcastle upon Tyne, England 22nd March 1982 SBD
1. Iron Fist 2. Heart Of Stone 3. Shoot You In The Back 4. The Hammer 5. Loser 6. Jailbait 7. White Line Fever 8. America 9. Don't Need Religion 10. Go To Hell 11. Capricorn 12. (Don't Let 'em) Grind Ya Down 13. (We Are) The Road Crew 14. Ace Of Spades 15. Bite The Bullet 16. The Chase Is Better Than The Catch
17. Overkill 18. Bomber
SOUNDBOARD RECORDING
Lemmy - Bass, Vocals Eddie Clarke - Guitar Phil Taylor – Drums





























