「Bonzo's Birthday Party」でお馴染みの1973年5月31日LA公演には、ご存知の通り、複数の音源が存在しています。Rock & Roll途中から数か所のカットを含みながらもStairway to Heavenまでを収録したライン録音、そして高音質を誇るTMOQソースこと優良オーディエンスソースの「Recorder 1」と、90年代になってから登場したこれまた優秀な音質を誇る「Recorder 2」。これらはカットの多い不完全収録ながら、音質の優秀さからファンの間では定番化されています。しかし、この日の音源に、もうひとつ、地味な印象ながら、当日のライヴを最長で記録した「Recorder 3」というのが存在します。その収録時間は、他のソースを遥かに上回る2時間30分。ゆえに、この音源だけがショウのラストトラックである「Communication Breakdown」を収録しています。この「Recorder 3」に関しては、補填用のソースとしての認識・使用が殆どで、このソースをメインに作製されたタイトルは皆無ではなかったかと記憶しています。他のソースが皆、切り貼りの不完全収録に対し、単一音源でショウのほぼ全体をカバーしているのは、この公演に関しては「Recorder 3」だけです。 本盤は、このLA73公演を最長単一ソースで記録した「Recorder 3」のその全てをメインに使用し、No Quarter、Dazed and Confused、Moby Dickの曲中カット及び曲間カット部分を別ソースで補填し、加えて厳密なピッチ調整を行い159分ヴァージョンに仕上げた3枚組です。これを聴くと、これまで軽視されてきた、この「Recorder 3」が、73年のオーディエンス録音としては、実に上々のクオリティを有した優良録音盤であることがお判りになられると思います。「聴くに堪えない」音源なら、こんな企画は致しません。音源としての重要性を考えれば、このまま3枚組プレスCD化もあり、と思えるほどに安定した良質な録音なのです。これ程のハイクオリティ音源の全長版は、コレクターならば、間違いなく必携と言えるもの。しかも、今回は曲中・曲間を含め、念入りに補正・調整した「Bonzo's Birthday Party Recorder 3 Definitive Edition」です。「せっかく作ったから聴いてくれよ」ではなく、「この音源(レコーダー3)ってこんなに良かったの?」と喜んで頂けること間違いなしの必聴3枚組。最初は「地味だなー」と思ってしまうかもしれませんが、聴き進むにおいて、耳の確かなリスナー諸氏の皆様方なら、その安定感、鮮度、そして聴きやすさに驚かれるのではないでしょうか。ぐいぐい楽しめるエディみたいな音源も良いですが(まさにカタルシス!)、こういうじっくりと聞かせる音源も良いですよね。勿論、マニア向けの企画タイトルではありますが、これぞ、ブートレッグの醍醐味です。
The Forum, Inglewood, CA. USA 31st May 1973 A3をメインに使用。未収録部分はA1と2で補填。ピッチ修正済み。
Disc 1 (48:27)
1. Introduction 2. Rock and Roll 3. Celebration Day 4. Black Dog 5. Over the Hills and Far Away 6. Misty Mountain Hop 7. Since I've Been Loving You 8. No Quarter ★10:29 - 11:02 A1補填11:15 - 12:03 A1補填 12:03 - 12:14 A2補填
Disc 2 (44:30)
1. MC 2. The Song Remains the Same 3. The Rain Song 4. Dazed and Confused (incl. San Francisco) ★20:19 -21:24 A1補填
Disc 3 (65:37)
1. MC 2. Stairway to Heaven ★10:44 - 11:20 A2補填 3. Moby Dick ★ 6:05 - 8:47 A1補填 9:30 - 10:33 A1補填 11:15 - 12:38 A1補填 4. Happy Birthday Bonzo ★ 0:00 - 0:16 A1補填 5. Heartbreaker 6. Whole Lotta Love (incl. Let That Boy Boogie)
7. The Ocean 8. Communication Breakdown





























