70年代のツェッペリン音源で、単一ソース&安定した聴きやすい音で155分も録音されていながら、過去に既発が2作だけ(ノンレーベルの「Pleasurable Moment」とHolyの「Ultraviolence」)というのは、物凄く珍しいケースではないでしょうか。何故にTDOLZ等のメジャーレーベルでこれを出さなかったのか不思議です。この日の音源はこれしか存在せず、曲中カットが無く、おまけに2枚組にキッチリ収まる、「収まりの良い」内容ですので、ますます謎です。それはまぁ単純に「音質がイマイチ」だからなのですが、実際のところ、ご存知の通り、、もっと質の悪い録音タイトルは過去に数多くリリースされていましたし、それら「歪んでる」「ジェネ完全不明のモコモコ」とは全く質的に異なるこの音源は、アンラッキーにも、本当にたまたカタログ化計画から漏れてしまったのではないでしょうか。前置きが長くなりましたが、本盤は1975年ツアー5日目の1月24日クリーブランド公演。いくらプラントの不調、ペイジの指の怪我など悪条件が重なっていた時期のライヴとは言え、会場や行われた時を考えても複数の音源が存在してもおかしくない公演ですが、何故か、このコンサートを記録した音源はこれ一本のみ。海外の音紹介で「Sound Quality 5-6/10」となってますが、まさにその通りで、小学校の五段階の通信簿に例えるのなら間違いなく「3」ないしは「3.5」(そんなものがあればですが)が付けられるだろう音源です。音質自体が大したことは無いので、先生は間違っても「4」は付けないでしょうが、逆に「2」もあり得ないと思います。ネット情報にある「1st Gen」クオリティの底力なのでしょうか、先週の「ボンゾ」ソース3ではないですが、ここまでしっかりとした安定感と持久力を持った音源は、この時代、そうそうないと思われますので、これは問答無用に、コレクションに加える価値のある優良音源と断言できます。「じゃ、プレスすれば?」と思われるかもしれませんが、おそらく過去のメーカーと同じで「即、いきましょう!」と言う程の音の質を有して無いのも事実。これを無理やりトンデモイコライズで変貌させてもしょうがないわけだし・・・(既発がそうです)。ということで、ピッチ補正だけは完璧にやりました。半音の0%から90%低いピッチを修正。特にDisc2は遅い。これを修正することで、このライヴのイメージも相当違うものになるのではないでしょうか。ちなみにネットの「1st Gen」とされるテイクを使用しています。先週のボンゾロンガー版で「全然いいじゃん!」と喜ばれた方には、まぁあれほどではないにせよ、同じく「結構いいじゃん!」となることは必至の音源です。まさにギフトでは最良の音源。正直、155分ずっと流しっぱなしのBGMにしても、全然問題なし。この公演に関しては、恐らく、これ以上の音源は出てこないことから、是非、この機会にご入手下さいませ。これからもずっと楽しめる一枚です。
Live at Richfield Coliseum, Cleveland, OH. USA 24th January 1975
Disc 1 (74:59)
1. Intro. 2. Rock and Roll 3. Sick Again 4. Over the Hills and Far Away 5. In My Time of Dying 6. The Song Remains the Same 7. Rain Song 8. Kashmir 9. The Wanton Song ★曲間 10. No Quarter
Disc 2 (77:45)
1. Trampled Underfoot 2. Moby Dick 3. How Many More Times 4. Stairway to Heaven 5. Whole Lotta Love 6. Black Dog 7. Communication Breakdown





























