本作は“DRESSED TO KILL TOUR”の大傑作として知られる「1975年8月3日プロヴィデンス公演」のオーディエンス・アルバムです。そんな本作のサウンドは「極上」。オーディエンス録音らしい“鳴り”も感じられるのですが、それが濁りや曇りにならず、スケール感に直結。綺麗にセパレートしたサウンドやオーディエンス・ノイズを制圧する極太感透き通る空気感超・名録音なのです。それもそのはず、本作はかの世界的名匠、“ダン・ランピンスキー”の秘蔵録音。しかも、彼のコレクションでも特級の超ハイクオリティ録音なのです。ランピンスキー録音を1本でも聴いたことがある方なら、名匠一流の「超鮮明なディテール」「オフィシャルのような高級な鳴り」が浮かぶと思いますが、それがこれ以上ないほど理想形で描かれているのです。それほどの超録音でありながら、なぜ今回「ツアーNo.1」の王座を譲ることになったのか。それは、セットの短さにあります。別に名匠が録音漏れしたわけではなく、この日はBLACK SABBATHの前座だった。ロングビーチ公演に比べると4曲「Got To Choose」「Rock Bottom」「Nothin' To Lose」「Let Me Go, Rock 'N' Roll」が少なかった。クオリティ面では完全に拮抗していながらも、今回の新発掘によって“次点”となってしまったのです。とは言え、ここまで驚異的な超録音はそうそうあるものではない。実際、本作もまた極上の名曲群が苛烈に押し寄せる凄まじいKISSショウ。短いからこその濃密感はハンパではなく、アンコールで再登場したポール・スタンレーが「最初にステージに出てきた時はお互い知らなかったけど、今、会場内の12000人の友達が僕らを応援してくれてる」と語るMCも“1975年”の匂い満点。現場にはメインアクトのBLACK SABBATHが目当てだった観客も多かったと思われますが、場内に渦巻く大喝采と狂乱は、KISSショウの凄さに思いっきりヤラれている。ここまでの熱狂、さすがの黄金期BLACK SABBATHであってもさぞややりづらかったことでしょう。
Live at Civic Center, Providence, RI. USA 3rd August 1975 PERFECT SOUND
1. Intro. 2. Deuce 3. Strutter 4. Hotter Than Hell 5. Firehouse 6. She 7. C'mon And Love Me 8. 100,000 Years 9. Drum Solo/Paul MC 10. Black Diamond 11. Cold Gin 12. Rock And Roll All Nite
Paul Stanley - Guitar & Vocal Gene Simmons - Bass & Vocal Ace Frehley – Guitar Peter Criss - Drums & Vocal





























