OZZY OSBOURNEの1986年「THE ULTIMATE SIN」アメリカツアーより、序盤に当たる4月5日、イリノイ州シカゴの"UIC パビリオン"公演が、完全初登場となるオリジナル・カセット・マスターを用いた高音質オーディエンス・ソース登場です! ジェイク・E・リーやランディ・カスティロらを率い、アメリカのメタル・シーンでもトップに君臨した当時の華やかなオジー・ライヴを、臨場感溢れる優れたサウンドで楽しめます。ジェイク・E・リーを迎えた2作目「THE ULTIMATE SIN」の製作において、オジーはソロ・デビュー以来の"ヘヴィネス"や、"ドラマティックなサウンド"と、L.A.メタル・ムーヴメント真っ只中での"売れるサウンド"の板ばさみで試行錯誤しました。このような紆余曲折を乗り越えて完成したアルバムは、折からのヘヴィメタル・ブームを最大限に受けてヒットし、オジーの人気とネーム・バリューはますます拡大しました。その「THE ULTIMATE SIN」ワールド・ツアーは、RATTをオープニングに起用したイギリスツアーからスタート。久しぶりのツアー、それもオジーの母国イギリスでのライヴとあって、バンドはツアーの序盤から素晴らしい演奏を聴かせました。そのイギリスツアー終了後に始まったのが、METALLICAをサポートに迎えての全米ツアーでした。勢いあるMETALLICAに全力の演奏を許してなお、オジーは貫禄の演奏とショウアップされたステージでファンを魅了。5月末から6月初旬の来日公演や、8月の"モンスターズ・オブ・ロック"出演を挟みつつも、この時の全米ツアーは9月まで約半年間継続されました。その長期に渡るアメリカツアーにおいて特に有名なライヴといえば、何と言っても4月1日のカンザスシティ公演。ラジオ放送音源や公式ビデオの存在もあって、当時のライヴを知る上で欠かせない定番となっています。今回登場した本作は、そのカンザスシティ公演から4日後に行われた、イリノイ州シカゴ"UIC パビリオン"公演。MOTLEY CRUEの「THEATRE OF ROSEMONT」やMETALLICAの「THE ECSTASY OF ARAGON」など、シカゴ近郊で多くの優れたライヴ音源を残した名テーパーによる録音です。本作でも上記した傑作録音に負けない、上質で優秀なサウンドにより、当時のオジー・ライヴを臨場感たっぷりに満喫できます!本作もオープニング「CARL ORFF "CARMINA BURANA"」や「Bark At The Moon」から、会場の高まるムードや高揚する熱気を、優れた明度とナチュラルなサウンドの広がりで収めています。場面によっては低域が若干歪み気味ではありますが、高音の抜けは鮮やか。オジーのヴォーカルはもちろん、ジェイクのフラッシーなギターも存在感あるサウンドで収められています。「THE ULTIMATE SIN」からセレクトされた「Never Know Why」や「Shot In The Dark」は、ノリの良い曲想とキャッチーなメロディが秀逸。ジェイクも水を得た魚のように躍動し、素晴らしいプレイを随所で聴かせます。演奏が華やかでテクニカルになった反面、バンド・サウンドが軽くなったと言われますが、オジーらしい重厚でヘヴィなサウンドはもちろん健在。ランディ・ローズ時代の「Suicide Solution」や「Mr. Crowley」を聴けば、それが理解できるでしょう。会場がコーラスで大合唱する「I Don't Know」はライヴの大きな聴き所。ジェイクのエスニックなトーンと叙情性が魅力の「Killer Of Giants」も聴き逃せないポイントです。そのジェイクのフリー・ソロを挟んで、ライヴ後半は怒涛の展開。切り込むような鋭さが聴き手を引き込む「Thank God For The Bomb」や「Secret Loser」、さらに「The Ultimate Sin」と、この時ならではの楽曲が連発されます(「Secret Loser」にインクルードされたランディ・カスティロのドラムソロも迫力満点です)! ライヴのクライマックスはサバスの「Iron Man」が、そして代表曲「Crazy Train」が炸裂し、聴き手をノックアウトします!「Crazy Train」でライヴ本編が締めくくられた後、観客は当然のようにアンコールを求めます。しかしこの日はジェイクが体調不良に見舞われたそうで、オジーが直接その事実を観客に伝え、「Paranoid」は演奏されないままライヴは終了します。事情を説明するオジーのMC、落胆するオーディエンスの様子など、全てをリアルなドキュメントで拾い上げた後に、録音は終了します。この日はアンコールが無かったため、77分間の録音がライヴの全てです。しかし演奏自体は充実そのもの。盛り上がる会場とファンの様子も、オフィシャル・ライヴやラジオ放送では味わえない、生々しい熱気で捉えられています。本録音のテーパーは'80年代中盤におけるライヴを、多くの音源で"時代の空気"ごとパッケージしています。本作もそういったリアルなドキュメントのひとつ。当時のライヴ会場の熱気を、演奏とともにどうぞお楽しみください!
Live at UIC Pavillion, Chicago, IL. USA 5th April 1986 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters) (77:14)
1. Carl Orff "Carmina Burana" 2. Bark At The Moon 3. Suicide Solution 4. Never Know Why 5. Mr. Crowley 6. Shot In The Dark 7. I Don't Know 8. Killer Of Giants 9. Jake E. Lee Solo 10. Thank God For The Bomb 11. Flying High Again 12. Secret Loser
13. Randy Castillo Solo/Secret Loser(Reprise) 14. The Ultimate Sin 15. Iron Man 16. Crazy Train
Ozzy Osbourne - Vocal Jake E. Lee - Guitar Phil Soussan - Bass Randy Castillo – Drums John Sinclair - Keyboards





























