本作に収められているのは「2016年12月9日リール公演(フランス)」。「欧州#1」の9公演目。新作『FUCK EVERYONE AND RUN (F E A R)』に伴うメインツアーの最後から3公演目にあたるコンサートです。そんな本作最大のポイントは、2時間半に迫るフルセット収録です。その大ボリュームは圧倒的。単に本編プレスCDの拡張版なのではなく、ハッキリ言ってまるで違う。何しろ、被っているのは新作の大作「El Dorado」と「Easter」だけ。後はまったく異なり、要の大作「The New Kings」や「Living In F E A R」といった新曲がしっかり聴ける。それだけでなく、前作『SOUNDS THAT CAN'T BE MADE』のタイトル曲や「Power」、90年代の名曲「King」、フィッシュ時代の「Sugar Mice」も披露。そして、何よりも素晴らしいのは、あの名作『MARBLES』からの大盤振る舞い。核となる超大作「The Invisible Man」「Neverland」「Ocean Cloud」を3つ全部に加えて「Fantastic Place」まで演奏してくれる。23年ぶりの来日公演がどんなセットになるのか読み切れませんが、こうした大作群もやってくれるんだろうか……そんな期待に胸が熱くなるのです。さらに、そんなフルセットを描くサウンドがまた超・強力。生々しい喝采にオーディエンス録音の証拠が刻まれてはいるものの、その骨太な楽音は下手なサウンドボードを蹴散らす素晴らしさ。ダイレクト感も申し分なければ、肉厚な“鳴り”も極めて美しい。10月の来訪が気になって仕方がありませんが、それを差し置いても大傑作『FUCK EVERYONE AND RUN (F E A R)』を作り上げたMARILLIONのバンド・ポテンシャルが滴る極上ライヴアルバムです。
L'Aeronef, Lille, France 9th December 2016 TRULY PEREFCT SOUND
Disc 1(72:10)
1. The Invisible Man 2. Power 3. Sounds That Can't Be Made 4. Fantastic Place5. Living In F.E.A.R 6. Sugar Mice 7. The New Kings
Disc 2(72:36)
1. Easter 2. King 3. Neverland 4. El Dorado (Take One) 5. Ocean Cloud 6. El Dorado
Steve Hogarth - Vocals Steve Rothery - Guitar Mark Kelly - Keyboards Pete Trewavas – Bass Ian Mosley - Drums





























