2018年4月来日公演後「GENESIS REVISITED, SOLO GEMS & GTR」ツアーは7月で一旦終了。そして10月からはなんと母国イギリスで41人編成オーケストラを帯同してUKツアーをスタートさせた中、その4公演目となる10月5日バーミンガムのシンフォニー・ホールでのコンサートを、1時間57分にわたりハイクオリティー・オーディエンス・レコーディングにてコンプリート収録。バンド・サウンドボードとオーケストラのバランスもカンペキで、クラシックの演奏会などで使用される由緒正しい会場だけに、クラシック・コンサートの雰囲気を見事に真空パックしたサウンドで、この貴重なイギリスだけでのライブを再現。そしてその巨大で美しいシンフォニックなライブのツアー名は、シンプルに「GENESIS REVISITED 2018」と銘打たれている通り、メインとなるのはジェネシスの代表曲。ちなみにソロ・ナンバーも5曲ほど披露されるも、それ以外はすべてジェネシス・ナンバーで、しかも『眩惑のブロードウェイ』以外の全アルバムからまんべんなくセレクト。 特にガブリエル時代は「Supper's Ready」を筆答に、「The Musical Box」「Firth of Fifth」「Dancing With the Moonlit Knight」といった大曲が選ばれ、ソロや4人編成時代からは5分台のナンバーが中心となっており、そのオーケストラとの見事なコントラストは感動もの。また最大の聞きどころとして、『VOYAGE OF THE ACOLYTE』からの「Shadow of the Hierophant」は、10分を超える壮大なロック・シンフォニーを描き出しており、その迫力と広大なオーケストラとのコラボはまさにハイライト。 さらに最後のハイライトとして、約40分をかけて演奏される「Supper's Ready」と「The Musical Box」2連発はあまりに圧倒的で、フル・オーケストラに包まれ、まさに幻想のジェネシス・ワールドが雄大に生まれ変わることに。なおこのような「ジェネシス meets オーケストラ」というスペシャルなライブは、おそらく日本で観ることは難しいであろうゆえ、ファン必聴の限定コレクターズ・エディション。 Disc 1 : 1. Dance On A Volcano 2. Out Of The Body 3. The Steppes 4. Firth Of Fifth 5. Dancing With The Moonlit Knight 6. Blood On The Rooftops 7. Shadow Of The Hierophant Disc 2 : 1. ...In That Quiet Earth 2. Afterglow 3. Serpentine Song 4. El Nino 5. Supper's Ready 6. The Musical Box [Live At Symphony Hall, Birmingham, UK 5th October 2018 with The Heart of England Philharmonic Orchestra]