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Santana サンタナ/サンタナ物語 1976

70年代に放送されていたラジオ番組を丸ごとパッケージし、時代の空気をそのまま蘇らせる様なアイテム性が話題を呼んだ、貴重なラジオ放送エアチェッ ク・シリーズの最新作。今回はあの有名音楽評論家がDJを務めた1976年"ロック夏期講座"より「カルロス・サンタナ物語」です。本作でも当時放送され ていた内容をそのままに収録し、聴き手を37年前へとタイム・トリップさせてくれます。この1976年のロック夏季講座は、8月9日から14日まで6日連 続で放送されており、この「カルロス・サンタナ物語」は8月9日放送、そのシリーズ第一回目にあたります。ここに収録されている音楽番組は、'70年代中 盤に関東地方のFM局において毎年夏に特集されていた"ロック夏期講座"シリーズのひとつ。同番組ではブルーズやプログレのほか、様々な切り口で海外の音 楽やロックを取り上げていました。過去にリリースされた同シリーズの「エリック・クラプトン物語」「リッチー・ブラックモア物語」、そして「グレッグ・レ イク物語」でも記しましたが、これもまた、聴いていて「放送局のマスターをコピーしたのか?」とすら思えてしまうほど、その受信状態は安定しています。こ の番組もまた、観光地からの放送になっており、「何故に寸又峡?」と思わせる強引な設定もまた、70年代らしく良い感じであります。内容的には、その時代 毎の代表曲をかけながら、曲の合間に語られるお馴染みの有名音楽評論家とゲストとの楽しくも興味深いトークで進行すると言ったもの。この日の、実際の録音 は朝の3時早朝というか、夜中に行われているようで、「ダミーヘッドという新しいシステムで録音です」と説明しているのも時代を感じさせてくれます。この 時期の最新作は、あの「Europe」が大ヒットした7枚目のアルバム「Amigos」リリース期で、1969年より、コンスタンスに名盤をリリースし続 けたサンタナの人気が頂点に達していた頃です。DJの、時代を感じさせながらも、意外に正確にサンタナの方向性や変化を語るDJトークやサンタナ評も興味 津々ですが、何と言っても目玉は、番組内にて、2箇所に別れて登場する、「Lotus」「Amigos」でアルバムジャケット・デザインを手掛けた有名デ ザイナーの独占インタビューで、どのような形でジャケットの仕事を引き受けるにいたったかの経緯、その音楽性に対する率直な意見等、興味深いお話・エピ ソードが聴け、「70年代に本人の肉声で語られる実にリアルな"音の文化遺産"」として、このまま封印しておくにはあまりに惜しい、非常に重要なものであ ると言えるでしょう。(「最初は、先方から他の人が造ったラフデザインが送られてきて、「これがあまりに酷い、気に入らないので、アドバイス、もしくは修 正してくれないか」と言われて、そこから話が発展したんだ。しかし、他人がやったデザインを手直しするのは失礼だしねー。で、一から自分がやることなった わけだけど、どんなコンセプトなのって、聴いたら、具体的には何にも決まって無くて「ダンサンブルである」「パワフルである」「ディスコチックである」そ れで「アフリカぽく」だけで(笑)」等、興味深いエピソードを楽しく聴くことがができます。)全てのサンタナ・ファン必聴の一時間番組。 Broadcast Date : 9th August 1976 1. Intro. 2. Black Magic Woman/Gypsy Queen 3. DJ Talk 4. Batuka 5. Stone Flower 6. DJ Talk 7. Interview 8. A Love Supreme 9. Angel Of Air 10. DJ Talk 11. Here and Now 12. Flor de Canela 13. Interview 14. DJ Talk 15. Europe 16. Outro.

Santana サンタナ/サンタナ物語 1976

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1,630円 (税込)

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