あまりにも特別なブルース・ディッキンソン加入直後のイタリア・ツアー。2CD「KILLER GIG WITH DICKINSON」は、その頂点録音たる大決定盤です。そんな新名盤の誕生を祝うボーナスには、同じイタリア・ツアーの初日(=ブルースの初ステージ)を収めた貴重映像を贈ります。まずは、CDと併せ、このイタリア・ツアーの日程をもう一度確認してみましょう。・1981年10月26日ボローニャ公演 【本作】・1981年10月27日ローマ公演・1981年10月28日フィレンツェ公演・1981年10月29日パドヴァ公演・1981年10月30日ミラノ公演 「KILLER GIG WITH DICKINSON」・・・このように、本作が撮影されたのは「1981年10月26日ボローニャ公演」。本作には、同じ撮影を2つのマスター「SOURCE 1」「SOURCE 2」から収録しており、それぞれ7曲分で記念すべきブルース初ステージを目撃することができます。そのクオリティは正直に申し上げて「貴重映像」でイメージされるもの。もちろん、かつて出回った「なんかメンバーらしきものが動いてるな……」といったビデオマスターからは遙かに(比較にならない!)向上してはいるのですが、残念ながら「撮影マスターそのもの」というレベルには達していない。サウンドはクリアながら画面にノイズが入る「SOURCE 1」、ノイズはないものの、ダビングを経た丸みのある「SOURCE 2」といったところでしょうか。しかし! そんな画質を問題外にするのがアングル。ステージ左側(デイヴ・マーレイ側)からアップたっぷりの(多分)オーディエンス・ショット。「多分」と書いたのは、あまりにもステージに近く、やたらと安定しているのです。1981年当時のビデオカメラは巨大で、隠し撮りは遠景が多い。ステージ近くからだと不安定で視界も限られたものになりがちです。ところが、前方3列目くらいから撮影している本作は、カメラを隠そうするそぶりもなく、各メンバーを自在にズーム。視界いっぱいに激近なステージが広がるのです。もしかしたら、ブルースのパフォーマンスをチェックするためのスタッフ撮影なのかも知れません。そして、パフォーマンスこそが凄い。本編プレス2CDのミラノ公演ももの凄かったですが、初日の本作もブルースが猛烈に叫ぶ、叫ぶ! 「SOURCE 2」の丸みのあるサウンドでも、ブルースのシャウトは真っ直ぐに突き抜けてくる。現在でも見事な技巧と美声が素晴らしいブルースですが、ここでの彼は若さ任せ、勢い任せ、体力任せで、まさに“野獣”。しかも、単なる絶叫だけでなく、真っ直ぐ伸びるハイノートはどこまでも美しく、ヴィブラートもダイナミック。「ブルースはSAMSONに限る」という古参のNWOBHMマニアの方も、本作の絶唱には満足していただけることでしょう。もちろん、その歌声だけでなくパフォーマンスを目撃できるからこその映像。これが初ステージとは思えない堂々としたブルース、若々しいスティーヴ・ハリスもさることながら、休みなく身体全体でヘドバンし続けるマーレイもえらくアグレッシヴ。今は亡き、クライヴ・バーの姿も本生100%のオーディエンス映像で観られるのは貴重です。IRON MAIDEN史上でも、頂点的なパフォーマンスが轟く2CD「KILLER GIG WITH DICKINSON」。しかし、この映像を観る前と後では、2CDのリアリティがまるで違ってくるのです。貴重なブルースの初ステージの記録にして、2CDのイマジネーションを数倍に跳ね上げてくれる傑作映像。ぜひ、あなたもブルースMAIDENが第一歩を刻んだ記念碑ステージの目撃者となってください!
Live at Palasport, Bologna, Italy 26th October 1981
Source 1 (25:28)
1. Purgatory 2. Wrathchild 3. Twilight Zone 4. Remember Tomorrow 5. Killers 6. Running Free 7. Murders In The Rue Morgue
Source 2(25:30)
1. Purgatory 2. Wrathchild 3. Twilight Zone 4. Remember Tomorrow 5. Killers 6. Running Free 7. Murders In The Rue Morgue
COLOUR NTSC Approx.51min.
Bruce Dickinson - Vocal Steve Harris - Bass Dave Murray - Guitar Adrian Smith - Guitar Clive Burr - Drums





























