今年6月の“SWEDEN ROCK FESTIVAL”で、再びマイケル・シェンカーとの共演を発表したグラハム・ボネット。そんな彼の最新ショットが登場です。昨年、奇跡の来日公演の後にオフを取っていたグラハムですが、2016年1月末にライヴ活動を再開。2月半ばまで13公演の英国ツアーを実施しました。このミニツアーからは5公演目を収めたライヴアルバム『NEWCASTLE 2016(Shades 622)』も好評を頂いておりますが、本作が撮影されたのは2公演目の「2016年2月3日スケッグネス公演」。撮影者は、なんとあの“Crazy S.氏”です。伝説的な名録音の数々を残してきた世界的テーパーが、まさか映像まで……。そのクオリティは、さすがの名テーパー。最初はピンぼけ風ですが、「Eyes Of The World」のイントロでグラハムが登場するやビシッと引き締まる。アングルはベスアミ・ヘヴンストーン側ながら、メンバー4人をキッチリと収める好ショット。4人を収めきるとは言え、狭いクラブ規模なので距離感はなし。画質も素晴らしく、コンラード・ペシナードのギター弦からドラムキットの金属光沢、ベスアミの胸の谷間まで超くっきりに映しだしているのです。残念ながら音声はサウンドボード級だった『NEWCASTLE 2016』には及ばないために通常リリースは見送られましたが、それを補って余りある映像美なのです。 そんなクオリティで描かれる“2016年のグラハム”は、前座だった来日公演よりも豪華。先の「Eyes Of The World」を筆頭に、THE MARBLESの「Only One Woman」、M.S.G.の「Dancer」、ALCATRAZZの「Island In The Sun」「Will You Be Home Tonight」「The Witchwood」、『LINE-UP』の「S.O.S.」など、日本公演では聴けなかった名曲群をたっぷり聴かせてくれます。そして、そんな豪華セットを歌うグラハムは、いつになくリラックスして楽しそう。なにしろ、スケッグネスはグラハムの生まれ故郷ですし、曲間に聞こえる歓声もやたらとアットホーム。「Dancer」で大ボケをかましますが、それも笑い飛ばす気楽さで、大洋を越えて観ているこちらまで微笑んでしまうほど暖かい。グラハムがMCで「49年前にもここでギグをやったよ」と語りますが、もしそれが本当なら1967年。グラハムが20歳のときで、従兄弟とBONAR LAWを結成した前後のこと。まさにルーツに戻って、文字通りのホームグラウンドでのライヴなのです。世界を股にかけ、ロックの歴史を塗り替える名ギタリスト達を火花を散らしたグラハムも68歳。本作に詰まっているのは、そんな彼が生まれ故郷に戻って気の置けない仲間たちの前で歌う暖かいステージなのです。そして、その場に立ち会った伝説の名テーパーがカメラを操って記録した1本。まさにファミリー感覚溢れるプライベートな傑作映像。6月には再びマイケル・シェンカーとの歴史的共演が控えていますが、それまであと少し。今は、暖かみいっぱいの本作を眺めながら、ゆったりと待とうではありませんか。
Live at the Suncastle, Skegness, UK 3rd February 2016 AMAZING SHOT(from Original Masters)
1. Intro. 2. Eyes Of The World 3. All Night Long 4. S.O.S. 5. God Blessed Video 6. Will You Be Home Tonight 7. Night Games 8. Dancer 9. Love's No Friend 10. Desert Song 11. The Mirror Lies 12. The Witchwood 13. Only One Woman 14. Since You Been Gone
15. Assault Attack 16. Lost In Hollywood 17. Island In The Sun 18. Suffer Me
Graham Bonnet - Vocal Conrado Pesinato - Guitar, Vocal Beth-Ami Heavenstone - Bass, Vocal Mark Zonder - Drums
COLOUR NTSC Approx.96min.





























