IRON MAIDEN史上もっとも人気の高いラジオ放送にして、米国侵攻のハイライトでもあった「1982年6月29日パラディウム公演」。本作は、その歴史的なライヴの光景を目撃できる映像版。海外のコアマニアが4曲分のオーディエンス映像にサウンドボード音声を被せたものです。ビデオ普及期のオーディエンス映像だけにヴィンテージ感たっぷりの画質ではあるものの、線ノイズひとつ入らない画面が素晴らしい。しかし、それ以上に驚異的なのはアングル。2階席から撮影されたとおぼしきアングルは、観客の遙か上空からステージ全景を直視。前列の影など1ミリも入るスキなく、画面いっぱいに歴史的熱演が広がる。そして、安定感も凄い。三脚は使っていないようなのですが、ブルース・ディッキンソンを中心にステージをビシッと捉え、果敢に攻めるズームでも手ぶれで荒れることがありません。さらに音声に被せられたサウンドボードも素晴らしい、CDよりも以前の既発が使用されていますが、それでも(さすがにコアマニアの制作だけあって)十分に高音質なバージョンをセレクトしている。画面とのシンクロも素晴らしく、激しく速い演奏をよくぞここまで見事に合わせたものです(ラジオ放送されなかった「22 Acacia Avenue」は、レディング・フェスティバル1982が使われており、この曲だけはさすがにズレます)。そして、本作最大の醍醐味は、何と言っても“伝説のパラディウム・ライヴ”を目撃できること。恐らく、多くの方がいずれかの既発で耳タコだと思いますが、あの名演の向こうに存在していた光景が目の前にある! 初めてパラディウム公演に触れる方でも、本編プレスCDのイマジネーションを思いっきり高めてくれますが、この感動は既発を聞き込んできた方ほど深く胸に突き刺さるのではないでしょうか。耳にこびりついた“あの”シャウトでマイクを高々と回るディッキンソン……感無量です。世界中のMAIDENマニア達の心をかき乱し続けてきた名演中の名演。IRON MAIDENを愛する者なら通ってきたであろう道。不運にも今まで通らなかったとしても、いずれは通る運命にある光景。その貴重な記録の総てです。この機会に歴史的な“1982年のパラディウム”を隅から隅までご堪能ください。
The Palladium, New York City, NY. USA 29th June 1982 (synced with STEREO SBD) (13:14)
1. Murders In The Rue Morgue 2. Children Of The Damned 3. The Number Of The Beast 4. 22 Acacia Avenue
Bruce Dickinson - Lead Vocal Steve Harris - Bass Dave Murray – Guitar Adrian Smith - Guitar Clive Burr – Drums





























