オジーのソロバンドと言えば、歴史的ヒーローのひしめくギタリストの花形舞台。その中でも、歴代2位の長期在籍でありながら、アルバムを残すことのなかったジョー・ホームズ。彼の初演日と最終日を収めた高画質プロショットの登場です!ランディ・ローズ、ブラッド・ギルス、ジェイク・E・リー、ザック・ワイルド、ガスG……当代きってのギタリストを発掘し続けてきたオジー。そのオジーが1992年に一度引退し、その3年後に現役復帰した際、選んだギタリストが“ランディの教え子”ジョー・ホームズでした。その後、約5年間に渡りオジーの右腕を務めましたが、残念ながらアルバムを残すことなく、歴史の闇に消えていきました。ジョーが公式に残したものと言えば、他人が書いた「Walk On Water」1曲と、数曲分のライヴだけ。ジョー自身が書いた「That I Never Had」「Junkie」「Can You Hear Them?」も、結局はザックが録音しました(「Dreamer」は日本盤の誤植)。彼の功績と実力を知るには、やはりコレクターズ・アイテムしかないのです。本作は、そんな彼の初演と最終公演を最高のマルチカメラ・プロショットで収めたDVDなのです!奇しくも、彼の初演日と最終日は同じ「9月2日」。初演は1995年9月2日で、南米版“MONSTERS OF ROCK”でした。本映像は、数ある南米モノの中でも画質・音質ともトップクラス。ライヴは「Paranoid」からスタートします。久しぶりでいきなりの大舞台のせいか、オジーは所々で歌詞やメロディを間違えるなど危うい場面があるものの、ジョーのほかギーザー・バトラーも擁したラインナップが強烈な演奏を繰り広げます。ジョーは前任者のザックを意識したプレイを中心にしつつ、「Suicide Solution」や「Mr. Crowley」ではランディ・ローズの影響を受け継いだプレイも披露。オジーを引き立てつつも、確かなテクニックでファンの期待に応えています。「OZZMOSIS」からの新曲「I Just Want You」や「Sabbath Bloody Sabbath」も美味しいポイント! 特に後者は70年代にライヴの記録がなく、「SPEAK OF THE DEVIL」にしても(先刻の「SPEAK OF THE DEVIL: RITZ 1982 COMPLETE」で判明した通り)リハーサル・テイクが使用されました。つまり、この日はオジーにとって「Sabbath Bloody Sabbath」の初演日でもあるのです! サバスの「REUNION」でも大幅にメロディを変えていましたが、ここでは果敢にオリジナルのラインに挑戦。まさに見所満載の58分間です!そして、丸5年後の2000年9月2日がジョーの最終日。この頃には定番となっていた“OZZFEST 2000”の千秋楽でした。この5年間にランディ・カスティロ、マイク・アイネズ、マイク・ボーディンといったメンバーが入れ変わり(そして3週間ほどザックも復帰)、ジョー時代の最終ラインナップは後にMETALLICAへ参加するロバート・トゥルージロ(ベース)、WHITESNAKEへ加わる事になるブライアン・ティッシー(ドラムス)でした。そんな最終日の映像は、画質・音質は初演日をも上回る、まさにプレスレベルの一級品。ショウのオープニングからいきなりの見所で、玉座のセットに腰掛けたオジーが、クルッと回って登場! 劇的な幕開けに観客も興奮のるつぼです!オジーの片腕としてキャリアを積んだジョーは、序盤の「I Don't Know」や「War Pigs」から安定したプレイを連発。依然としてザックを意識したプレイが中心ではあるものの、5年前と較べて彼らしさも表現するようになっています。ヘヴィな「Suicide Solution」やキャッチーな「I Don't Want To Change The World」は、ストロングなリズムも相まって、大きな見所。それ以上に、クライマックスの「Crazy Train」と「Paranoid」での爆発的な盛り上がりは凄まじい! 思えば、初演日の1曲目も最終日の最終曲も「Paranoid」。彼のオジー・バンド人生は「Paranoid」に始まり、「Paranoid」に終わったのです。この日を最後にオジー・バンドの表舞台から去ったジョー。その後、13年を経て50歳を迎えた今でも、彼は沈黙を続けています(今年ようやくバンド“FARMIKOS”立ち上げのニュースがありました)。オジー・バンド以前のLIZZY BORDENでも「VISUAL LIES」で弾いていただけ。一瞬だけ在籍したバーニー・トーメやアレックス・スコルニックと比べても、彼の音楽はあまりにも少ないのが現実です。本作の他にも、ジョー・ホームズ時代にはプロショット映像やSBD・FM音源がいくつか残されてはいます。しかし、「ジョー時代を何か1つ」という方には、ハイクオリティのプロショット映像で“5年間の軌跡”を確認できる本作こそが最適(これをご覧になって「もっとジョーを見たい! 聴きたい!」というリクエストを多数お寄せ頂ければ、さらなるアイテムをご用意いたします)。彼のギター、パフォーマンスを味わうには、本作は最高の逸品。“オジー・バンドの黒歴史”を確認できるだけでなく、32歳から37歳という最も脂の乗った時期のギターヒーロー“ジョー・ホームズ”をたっぷり楽しめる一作です。ぜひお見逃しなく!
Live at Pacaembu Stadium, Sao Paulo, Brazil 2nd September 1995 PRO-SHOT Live at Blockbuster Pavillion, Devore, CA, USA 2nd September 2000 PRO-SHOT
Live at Pacaembu Stadium, Sao Paulo, Brazil 2nd September 1995
"PHILLIPS MONSTERS OF ROCK" (58:21)
1. Paranoid 2. Desire 3. No More Tears 4. I Just Want You 5. I Don't Wanna Change The World 6. Suicide Solution 7. Sabbath Bloody Sabbath 8. Iron Man 9. Bark At The Moon 10. Mr. Crowley 11. War Pigs 12. Crazy Train
Ozzy Osbourne - Vocals Joe Holmes - Guitar Geezer Butler - Bass Deen Castronovo – Drums John Sinclair - Keyboards
Live at Blockbuster Pavillion, Devore, CA, USA 2nd September 2000
"OZZFEST 2000" (45:58)
13. Carl Orff: Carmina Burana 14. I Don't Know 15. War Pigs 16. Mama I'm Coming Home 17. Suicide Solution 18. I Don't Want To Change The World 19. Crazy Train 20. Paranoid
Ozzy Osbourne - Vocals Joe Holmes - Guitar Robert Trujillo - Bass Brian Tichy – Drums John Sinclair - Keyboards
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 103min.





























