ここに収められた映像は、初来日公演の貴重なマルチカメラプロショット6曲に、プロモーションでテレビ出演した「Exciter」を3テイク。いずれも今まで聴きづらかったヒスノイズが大幅に緩和された最良バージョンで収録し、記憶と記録の両面でこれ以上ない1枚に仕上がりました。時代を感じさせるテロップから始まる本作。「キエフの大門」が鳴り響くステージ遠景には、スモークの中にメンバーの後ろ姿が浮かびます。そして「Exciter」のイントロリフと共にパッとふり返るグレン・ティプトン! 今や伝説なっているオープニング・シーンがプロショットで見られるとは。さらに歌い出しでライトに照らされるロブは白い衣装で“貴公子”のような出で立ち。この英国優男が、皮と鋲に包まれた「メタル神」になろうとは、誰が想像できたでしょうか! 見た目には気品に満ちた当時のJUDAS PRIESTですが、炸裂するサウンドはすでに鋭利なカミソリのよう。ツインで刻むリフの鋭さ、手数も多く疾走するレス・ビンクスのビートは、70年代英国の味わいを濃厚に残しつつ、後のメタル神の身辺もうかがわせてくれます。そして、なんと言っても素晴らしいのが轟くロブのヴォーカル! 若かりし声の張りと美しさは黄金期の80年代ですら問題になりません! 2回目の来日を捕らえた「PRIEST IN THE EAST」ではヴォーカルが差し替えとなりましたが、こちらは真の生声。特に「Exciter」ラストの超音波シャウトは必聴です。その「Exciter」をはじめ「Diamonds And Rust(この曲はロックバージョンに限る!)」、「Starbreaker」など、全体的に「PRIEST IN THE EAST」の映像版と言える選曲ですが、そのなかでレアな「White Heat, Red Hot」「Beyond The Realms Of Death」が美味しい。特に後者は赤い衣装で歌うロブが実に幻想的で、照明効果もバッチリ収めたマルチカメラのプロショットならではの名シーンです。ライヴに続いて収録されているのが、プロモーションのテレビ出演。「Exiter」のマイム・シーンが3種類収められています。「JUDAS PRIEST…! “ユダ信奉者”という名のグループ」「80年代のブリティッシュロック復権に命を賭ける5人の若者達!!」などなど、時代を感じさせるテロップが最高です。3テイク目は先日リリースされた、“国民的午後11時”の映像ですが、これは1テイク目の再放送版。衣装は初来日の“王子様”仕様なものの、「KILLNG MACHINE」の裏ジャケも写っているので、79年の再来日時の放送と思われます。いずれも記録として貴重であり、音楽的にも充実。しかし、それ以上に時代の匂いをたっぷり運んでくれるエンターテインメントとして輝く1枚です。日本とJUDAS PRIESTが初めて遭遇した、この出会いから実に34年。長らく日本のメタルファンを愛し続けてくれた彼らのキャリアに感謝と敬意を表し、このメモリアルDVDをぜひ、ご覧下さい。
Live at Koseinenkin Kaikan, Tokyo, Japan 31st July 1978 PRO-SHOT
1. The Great Gate Of Kiev 2. Exciter 3. White Heat, Red Hot 4. Beyond The Realms Of Death 5. Diamonds And Rust 6. Starbreaker
Live at TV Studio, Tokyo, Japan July 1978
7. Exciter #1 8. Exciter #2 9. Exciter #3
Rob Halford - Vocals K.K. Downing - Guitars Glenn Tipton – Guitars Ian Hill - Bass Les Binks - Drums
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 35min.





























