エリック・カーの没後、エリック・シンガーを正式な後任ドラマーとして迎えたKISSは、「REVENGE」の製作後、アルバム発表に先立つ1992年 4月23日のサンフランシスコ公演からライヴ活動を再開します。この4月から5月にかけてのアメリカツアーは小規模な会場をサーキットする"クラブ・ツ アー"でした。このツアーに続いて約10日間行われたイギリ
スツアーでは、ロンドンのウェンブリー・アリーナやバーミンガムNECなど、大きな会場がブッ キングされており、エリック・シンガー加入後のバンドは段階的にライヴの規模を大きくしていたのが判ります。その彼らが全米各地を飛び回り"いかにもKISSらしい"大規模会場でのライヴを行うのは、10月1日のペンシルバニア州ベツレヘムから。この"アリー ナ・ツアー"を前にして、バンドが入念に行っていたリハーサルの様子は、CD2枚組の「REVENGE IS READY: TOUR REHEARSAL 1992」に収められた通りです。そのリハーサル終了後、KISSはツアー開始直前の9月30日に関係者用の特別ライヴを行っています。本作ではその特別なステージの様子を、画質極上の マルチカメラ・プロショットで収録!映像トータルで約40分と若干短めの内容ではありますが、本映像は「REVENGE IS READY: TOUR REHEARSAL 1992」のリハーサルと10月からのツアー本編を結ぶ演奏として、非常に高い価値のある一本です!映像はポール・スタンレーとエリック・シンガーへのインタビューから始まります(この部分は7分間と、かなりしっかり収められています)。演奏はツアー 本番と同じく「Creatures Of The Night」からのスタート。主にメディアなど関係者を招いたライヴだけに、通常の大盛り上がりするようなムードではなく、バンドも実戦的リハーサルと いった印象の、手堅いステージングではあります(特に曲間でのMCは普段のKISSライヴと比べて、かなりあっさり気味に感じるかも知れません)。しかし その分丁寧な演奏を、落ち着いて楽しむ事ができます。「REVENGE」からの「I Just Wanna」や「Unholy」もかっちりとした印象で、「REVENGE IN DAYTON」の演奏や公式ライヴの映像と比較すると、なかなか興味深いものがあります。しかしライヴの演出は本番同様に派手そのもの。 「Heaven's On Fire」イントロのパイロや、ステージを盛り上げるライティングなど、見ていて圧倒されてしまうでしょう。その後もエリック・シンガーのドラムソロや、 ヒット曲「Forever」、ヘヴィな「War Machine」(ステージ・セットの自由の女神が爆発して、その姿を変える場面は必見)と見所は連発。最後までファンは全く目を離せないはずです。さらに本作ではボーナス・トラックとして、"アリーナ・ツアー"初日の10月1日・ペンシルバニア州ベツレヘム公演から、「Strutter」を追加収 録。こちらは会場後方からのワンカメラですが、ステージの様子を明瞭に、しっかりとした安定感とカメラワークで捉えています。
Live at Stabler Arena, Bethlehem, Allentown, PA. USA 30th September 1992 PRO-SHOT
1. Interview with Paul Stanley & Eric Singer 2. Introduction 3. Creatures Of The Night 4. I Just Wanna 5. Unholy 6. Heaven's On Fire 7. Domino 8. I Want You 9. Eric Singer Solo 10. Forever 11. War Machine 12. Lick It Up 13. Detroit Rock City
Bonus Track Live at Stabler Arena, Bethlehem, Allentown, PA. USA 1st October 1992 14. Strutter
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 44min.





























