monotone-extra

デビュー直後の極上映像をコンパイルしたコンピレーションがリリース決定です。彼らがデビュー作『SHAKE YOUR MONEY MAKER』をリリースしたのは1990年１月ですが、本作に収められているのは1990年３月-４月の映像４種。もちろん、ギターはジェフ・シーズで、まさに世界に打って出たばかりの彼らのプロショットをたっぷりと詰まった２枚組なのです。それでは、それぞれご紹介していきましょう。 【ディスク１：1990年３月28日ニューヨーク公演】 まず登場するのはデビュー２ヶ月後のクラブ・ギグ９曲。デビュー直後の代表映像として知られるものです。そのクオリティは極上のワンカメ・プロショット。ステージ左側から見上げるように撮影されていますが、そのポジションはステージ上でして、間違いなく関係者でしか録りえないもの。もちろん、音声もサウンドボードですし、マスター鮮度もバツグンです。いわゆる「プロショット」という言葉でイメージするマルチカメラとは違うものの、ギターの手元アップからクリス・ロビンソンの表情ズームまで多用。マルチカメラでも一番美味しいズーム担当だけ抜き出したような映像なのです。そのクオリティで『SHAKE YOUR MONEY MAKER』未収録の「You're Wrong」「Kick The Devil Out Of Me」「It's A Sin」も含めた若き彼らの苛烈パフォーマンスがたっぷりと目撃できます。 【ディスク１：1990年４月６日PINKPOP FESTIVAL】 続いて登場するのは『SHAKE YOUR MONEY MAKER』の代表映像にして大定番たるピンクポップ・フェスティバル。こちらはイメージ通りのマルチカメラ・プロショットです。『SHAKE YOUR MONEY MAKER』から厳選７曲だけで特にレアな曲はありませんが、そのクオリティだけで堂々とツアーNo.1となる極上ショットです。そのクオリティで描かれるのは、彼らが初めてヨーロッパで行ったコンサート。いよいよ世界に羽ばたきだした刹那の輝きが実に眩しい。ニューヨーク公演ではクラブの狭い空間に熱気と渋みが充満していましたが、こちらは日中の出演ということもあって明るくスケール感たっぷり。衣装もグッと華やかになり、大観衆を前にしてもまったく臆さないステージングも素晴らしい。一夜でワールドクラスのバンドに成長したかのような錯覚にさえ襲われる極上の光景なのです。 【ディスク１：1990年“LETTERMAN”】 ３つ目はボーナス的な映像。テレビ番組“LETTERMAN”に出演した際の模様です。詳しい収録日時は分かりませんが、局内でのスタジオ・ライヴで「Jealous Again」「Hard To Handle」を演奏。この２曲は、それぞれ別日の収録です。そして、気になるクオリティは極上揃いの本作でもNo.1。確実にマスター・クオリティな超ビビッド画質はデジタル全盛の現代でも十二分に通用しますし、脳ミソ直結なサウンドも強烈です。そのクオリティで描かれるパフォーマンスも実に面白い。骨の髄までライヴバンドな彼らにとっては、カメラに向かってパフォーマンスするスタジオ・ライヴはやや堅苦しい感じもするものの、その初々しさがまた見どころでもあります。 【ディスク２：1990年４月30日ニューヘイヴン公演】 代わってのディスク２は、これまた個性的な極上映像。ステージ正面の会場奥からワンカメ撮影しており、一瞬「オーディエンス？」と思ってしまいますが、これは会場設営カメラによる関係者ショットです。実際、１階席の観客の頭上遙か上の視点でステージを直視しており、固定しているからこの滑らかなスクロール／ズームも美しい。そのズーム率が凄まじく、強烈に寄っても超美麗。民生用カメラではまず不可能な映像美で見どころを追い続ける。さらに、やや80年代ちっくな映像処理までかませてある。いわゆる「プロショット」とはちょっと違うものの、客席撮影ではあり得ない見応えです。そして、そんな映像美をさらに輝かせるのが音声。ギラッギラの卓直結サウンドボードであり、距離のある映像とギャップを感じてしまうほどにド直結なサウンドで彼らの熱演が注ぎ込まれるのです。 そのクオリティで描かれるのは、ヨーロッパを経験してひと回りもふた周りも成長したパフォーマンス。ディスク１冒頭の灼熱マグマのようなライヴも素晴らしいですが、わずか１ヶ月でスケール感までも身に纏った姿は「いよいよ黄金期！」の輝きに充ち満ちている。こちらでも『SHAKE YOUR MONEY MAKER』未収録の「You're Wrong」「It's A Sin」が披露されています。この後、『THE SOUTHERN HARMONY AND MUSICAL COMPANION』で全米１位を勝ち取る彼らですが、さして大規模なプロモーションがあったわけではありません。ただひたすらライヴ・ライヴ・ライヴ。つまり、本作に詰まっているのは、天下を取るライヴたちなのです。その極上映像４種。デビュー直後だけの、この５だけの若い輝きを収めた大決定盤。どうぞ、この機会にぜひ存分にお楽しみください。 Cat Club, New York, NY. USA 28th March 1990 Pinkpop Festival, Landgraaf, Netherlands 6th April 1990 Live at Toads Place, New Haven, CT. USA 30th April 1990 Disc 1(73:50) Cat Club, New York, NY. USA 28th March 1990 1. Thick N' Thin 2. You're Wrong 3. Twice As Hard 4. Kick The Devil Out Of Me 5. It's A Sin 6. Sister Luck 7. Hard To Handle 8. Jealous Again 9. Stare It Cold Pinkpop Festival, Landgraaf, Netherlands 6th April 1990 10. Introduction 11. Thick N' Thin 12. Twice As Hard 13. Sister Luck 14. Hard To Handle 15. Stare It Cold 16. Jealous Again 17. Struttin' Blues Letterman 1990 (US TV Show) 18. Introduction 19. Jealous Again 20. Hard To Handle Disc 2(38:56) Live at Toads Place, New Haven, CT. USA 30th April 1990 1. Think N' Thin 2. You're Wrong 3. Twice As Hard 4. It's A Sin 5. Sister Luck 6. Hard to Handle 7. Jealous Again 8. Stare it Cold 9. Struttin' Blues Chris Robinson - vocals Rich Robinson - guitar Jeff Cease - guitar Johnny Colt - bass guitar Steve Gorman - drums PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.113min.

拡大表示	Black Crowes ブラック・クロウズ/Live Compile 1990 販売期間: 価格: 1,649円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら