“APPETITE FOR DESTRUCTION TOUR”でも飛びきりのハイクオリティ・サウンドながら、アクセルの挙動も奇妙な一夜だった貴重盤『DANVILLE 1988』。そのボーナスには、翌日のショウ「1988年5月1日トレド公演」のオーディエンス・ショットをお贈りします。本作最大のポイントはクオリティ。まず、何と言っても撮影ポジションが分からない! ステージ右側(スラッシュ側)から撮影されており、開演シーンから察するにやや距離のあるスタンド席だろうことは想像できる。しかし、一度猛烈にズームするや、画面いっぱいにステージだけが映り込み、観客の姿がまったくない。あまりに“ステージだけ”なために、それ以上は判断できないほどなのです。しかも、カメラワークもえらく見やすい。激しく走り回るアクセルを中心に見どころを徹底的に追いまくるものの、手ブレが最小限。当時は手ブレ防止機能などあるはずもなく、ズームのまま動かせばおおよそグシャグシャになるところなのですが、そうはならない。見どころを理解している辺り、相当なGUNS N' ROSESファンと思われますが、よくぞ暴れたい衝動を抑え込んだもの。見も知らぬ1988年の撮影者のド根性に拍手を贈りたくなる傑作映像なのです。そんな意匠が鮮やかに残されたマスター鮮度も抜群。大元マスターから直接デジタル化されたと思われ、白線ノイズ1本もなければ、発色も鮮やか。サウンドは遮蔽物ゼロの光景に相応しく、演奏と歌声がレーザービームのように真っ直ぐ届く素晴らしさです。そんなクオリティで描かれるショウは、世界を揺るがした“APPETITE FOR DESTRUCTION TOUR”の真実そのもの。現象盤『APPETITE FOR DESTRUCTION』そのままに……いえ、世界中を巡ってきた自信はそれ以上。このレッグはZODIAC MINDWARPやTHE LOVE REACTION、UDOを迎えたヘッドライナーだったわけですが、大観衆は明らかにGUNS N' ROSES目当て。いや、アクセル目当て。彼の一挙手一投足に(まるで日本公演のような)黄色い嬌声が飛びまくり、それに対してバンド側はタフでワイルドなロックンロールで応える。「Out Ta Get Me」の前にはアクセルが長めに語るのですが「昨日のイリノイのショウでは、両親が来てくれたんだ。でも彼らはいまだに俺たちのやってることが理解できないようだね」と、ジェネレーションを代表するようなコメント。客席側・ステージ側の双方から“時代の寵児”感が猛烈に発散されるコンサートなのです。現象盤『APPETITE FOR DESTRUCTION』で歴史を変えた、あの5人。その絶好調なショウを極上席から体験できる逸品です。
Live at Toledo Sports Arena, Toledo, OH. USA 1st May 1988 AMAZING SHOT!!!
1. Introduction 2. It's So Easy 3. Move To The City 4. Mr. Brownstone 5. Out Ta Get Me 6. You're Crazy 7. Guitar Solo 8. Blues Jam 9. Sweet Child O' Mine 10. Used To Love Her 11. Rocket Queen 12. Patience 13. Welcome To The Jungle 14. Paradise City
W. Axl Rose - Vocal Slash - Guitar Izzy Stradlin - Guitar Duff McKagan – Bass Steven Adler - Drums
COLOUR NTSC Approx.76min.





























