長髪ブルース・ディッキンソン最後の来日となった“FEAR OF THE DARK TOUR 1992”。その貴重なオーディエンス・ショットが登場です。当時イギリスで「『魔力の刻印』以来の傑作!」とさえ言われた『FEAR OF THE DARK』を引っさげて6度目の来日を果たしたIRON MAIDEN。本作に収められているのは「1992年10月26日:名古屋レインボーホール公演」です。まずは、当時のツアースケジュールからポジションを確認してみましょう。
・10月26日:名古屋レインボーホール【本作】・10月28日:福岡厚生年金会館 ・10月30日:広島厚生年金会館 ・11月1日:大阪アルカイックホール ・11月2日:大阪フェスティバルホール ・11月3日:横浜文化体育館 ・11月4日:代々木競技場
以上、全7公演。本作の名古屋公演は、その初日にあたるライヴでした。そんな本作は、実に素晴らしいオーディエンス・ショット。ステージ右側(ヤニック・ガーズ側)のスタンド席から撮影されているのですが、最前席だったのか前列の頭も腕も映り込まない(柵の影は少し入ります)絶好の視界。それ以上に素晴らしいのがマスター鮮度でして、ダビング痕もなければ白線ノイズも入らない。発色もビビッドで美しく、バックドロップのアルバム・アートもクッキリ綺麗。当時の想い出が鮮明に蘇る映像美です。そして、カメラワークも素晴らしい。明らかに隠し録りなのですが、果敢に攻めるズームは見どころを外さない。動き回るブルースとスティーヴ・ハリスを中心に追いまくり、各曲で代わるバックドロップ、「The Clairvoyant」の竹馬エディもしっかりと押さえる。あまりにブルース&スティーヴに集中したためか、「Iron Maiden」の巨大な木の精エディに遅れて気づくあたりはご愛敬ですが、もちろん気づいた後はばっちり撮影してくれます。そのクオリティで描かれるショウの素晴らしさ……。1つ前の“NO PRAYER ON THE ROAD”で大復活を遂げたブルースの歌声はそのままに、『魔力の刻印』から連綿と続いた名曲がラッシュ。総括セットリストを強力ヴォーカルで描ききる“FEAR OF THE DARK TOUR”ならではの旨みがたっぷりです。公式映像『DONINGTON LIVE 1992』の再発が待ち望まれるMAIDENですが、あの見づらい映像処理をマトモにしてくれるのかがちょっと心配です。しかし、本作は本生100%の肉眼光景。リアルな体験感で当時の記憶を見事に蘇らせてくれる1本です。近い将来、この時代の復刻ツアーがあるのではないかと噂されておりますが、まずは本作で「本物」を存分にお楽しみください。
Live at Rainbow Hall, Nagoya, Japan 26th October 1992 AMAZING SHOT!!!
1. Intro. 2. Be Quick Or Be Dead 3. The Number Of The Beast 4. Wrathchild 5. From Here To Eternity 6. Wasting Love 7. Bring Your Daughter To The Slaughter 8. The Evil That Men Do 9. Afraid To Shoot Strangers 10. Fear Of The Dark 11. The Clairvoyant
12. Heaven Can Wait 13. Run To The Hills 14. 2 Minutes To Midnight 15. Iron Maiden 16. Hallowed Be Thy Name 17. The Trooper 18. Sanctuary
COLOUR NTSC Approx.92min.





























