ポール・ディアノ時代の超極上マルチカメラ・プロショットが衝撃の新発掘! 緊急リリース決定です!!とにかく凄い、凄い! 凄すぎる!! とんでもない映像が出てきてしまいました。ディアノ時代の長尺プロショットと言えば、公式の『LIVE AT THE RAINBOW』がせいぜいだったわけですが、本作はそれより2倍以上の長さで、クオリティも超極上のオフィシャル級。問答無用に初期IRON MAIDEN最高峰を大幅更新する超絶映像なのです。そんなプロショットの中身とは「1981年1月22日“BEAT-CLUB”」。長年、30分ほどの放送エアチェックが大定番となってきました(今までは「4月29日」とされてきましたが、本当は3ヶ月以上も前だったようです)が、本作はまったく違う。放送前の未編集版なのです。そこには放送ではカットされた名曲・名シーンが山盛り。ちょっと列挙してみますと、未放送の「Charlotte The Harlot」「Transylvania」「Running Free」「Killers」がたっぷり。特に「Charlotte The Harlot」「Running Free」の2曲は公式『LIVE AT THE RAINBOW』でも観られなかったナンバー。もっと言えば、「Charlotte The Harlot」はこれまで一切のプロショット/サウンドボードが存在しなかった曲(『THE EARLY DAYS』でもAUDショットでした)。そんな激レア曲を超極上のマルチカメラ・プロショットで目撃できようとは……。さらに見逃せないのが「Remember Tomorrow」「Sanctuary」の2曲。放送にも使われたOKテイクに加え、やり直しの別テイクも収録されているのです。しかも、これがただの別テイクじゃない。特に面白いのは「Remember Tomorrow」。最初は快調に演奏しているものの、2分ほどしたところで異音が発生。そのまま機材トラブルで演奏が中止になってしまうのです。このシーンがもう、凄い。局内スタジオ・ライヴとは言え、ブルース・ディッキンソンであればウィリアム・テル序曲の口芸でもやって和ませたでしょうが、ディアノはサクラの客席に向かって「機材がダメになっちまった」と一言説明はするものの、それ以外は完全放置。ステージ袖のスタッフと苦笑いで話し込み、メンバーはヤレヤレといった雰囲気でビールを飲み始めてしまう。つい今し方まで本番さながらの大熱演を繰り広げていたのに、その落差が凄まじく、収録慣れしていない新進気鋭バンドのムードが超リアル。こうしたシーンだけでなく、各曲の曲間も通し撮影されている。編集されたテレビ放送版とはまったく違う映像作品になっているのです。あまりの面白さにやや脱線してしまいました。もちろん、本作の真価は苛烈なパフォーマンスであり、それを刻みつけた超クオリティ。今回の新発掘を行ったのは当の“BEAT-CLUB”自身でして、そのクオリティは完全に大元マスター。ダビング痕も完全ゼロで超ビビッド。単にこれまでのエアチェックを超えているだけでなく、長年倉庫で眠っていたマスターには再生劣化もなく、現代のデジタル基準でも完全にオフィシャル級の超クオリティなのです。伝統の公式映像『LIVE AT THE RAINBOW』さえも軽々と超越する、超極上の長尺マルチカメラ・プロショット。こんなに凄いモノが存在していたのか、観てしまって良いのか……そんな畏怖に肌が粟立つ超絶映像です。数々の傑作・話題作がひしめくIRON MAIDEN史上にあっても、間違いなく最高・最大級の衝撃となる1本。 Beat Club, Bremen, Germany 22nd January 1981 PRO-SHOT (64:14) 1. Ides Of March 2. Prowler 3. Charlotte The Harlot ★初登場 4. Wrathchild 5. Remember Tomorrow #1 ★機材トラブル(初登場)6. Remember Tomorrow #2 7. Transylvania ★初登場 8. Running Free ★初登場 9. Innocent Exile 10. Sanctuary #1 11. Killers ★初登場 12. Another Life 13. Phantom Of The Opera 14. Iron Maiden 15. Sanctuary #2 ★初登場Paul Di'Anno - Vocals Steve Harris - Bass Dave Murray - Guitar Adrian Smith - Guitar Clive Burr - Drums PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 64min.